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『愛する人を所有するということ』

浅見 克彦 20010720 青弓社,青弓社ライブラリー,209p.

last update:20110909

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しかく浅見 克彦 20010720 『愛する人を所有するということ』,青弓社,青弓社ライブラリー,209p. ISBN-10:4787231863 ISBN-13: 978-4787231864 1680円 [amazon]/[kinokuniya] (注記) r05

しかく内容

出版社/著者からの内容紹介

恋愛は所有という罪をもっている。同時に自分自身を過剰に認識し、自我の問題をも生み出す。愛はけっして清らかなものにとどまることはない。愛をめぐる心の動きを小説や哲学思想のなかにさぐり、自我の実相を一つ一つ確認しながら提示する愛の思想史。

内容(「BOOK」データベースより)

そもそも人を愛するとはどういうことだろうか?どうして愛は他者を所有しようとしてしまうのか?自我は所有の求めをどう実現しようとするのか?愛する者は自我と愛と所有のトライアングルのなかで、苦悩と哀しみを身にまとう―。愛わめぐる心の動きを桜井亜美や山田詠美などの小説やAYUの歌のなかに、あるいはR・バルト、J=P・サルトル、D・ヒュームなどの哲学思想のなかにさぐり、私たちの存在そのものの核心へと肉薄する。愛する者たちのありふれた感覚と思いによりそいながら紡ぐ、深い探求と刺激的な挑発に富んだ思索。

しかく目次

まえがき

第1章 愛にふりまわされる自我──所有の企て
第2章 ココロとカラダ
第3章 嫉妬と所有
第4章 「愛するのが好き? 愛されるのが好き?」──愛の能動と受動
第5章 「タイプ」への愛と「理由」の求め──対象愛と自己愛
第6章 愛と所有──所有的な愛と自我
第7章 従属の愛──被所有の所有
結びにかえて──愛からの逃避

あとがき

しかく引用

しかく書評・紹介

しかく言及



*作成:永橋 徳馬
UP: 20110909 REV:
愛 love/帰属 belonging/承認 recognition, Anerkennung×ばつ世界:関連書籍BOOK
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