『命よ孫よ 骨髄移植をのりこえた家族の絆――その全記録』
大泉 逸郎 20001220 光文社,261p. 1600
■しかく大泉 逸郎 20001220 『命よ孫よ――骨髄移植をのりこえた家族の絆 その全記録』,光文社,261p.
ISBN:4334972861 ISBN-13: 978-4334972868 1600
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■しかく内容(「BOOK」データベースより)
本書は、著者の長男・健治の急性骨髄性白血病と著者の家族たちとの闘病記である。
■しかく内容(「MARC」データベースより)
急性骨髄性白血病で倒れた長男は、奇跡的に父子間で型が一致し、骨髄移植が成功した。しかし、そのこと以上に家族の心を支えたのは、孫・慎太郎の存在だった...。闘病によって深まった家族の絆と孫への想いを綴る。
■しかく目次
第1章 孫・慎太郎誕生
第2章 息子・健治の発症
第3章 転院、闘う家族たち
第4章 運命の骨髄移植
第5章 『孫』が全国デビュー
第6章 骨髄バンクへの支援
第7章 さくらんぼ家族
■しかく引用
◆だいやまーくあとがきに代えて――父・大泉逸郎と家族の愛に支えられて
「骨髄移植というのは、私たち患者にとって最後の手段というか、生きる希望のひとつ、チャンスなんです。ただ、その治療自体のつらさは避けて通れない。そして、移植さえ受ければ助かる、といった簡単なものでないことも事実です。いま振り返ると、私はたまたま運がよくて、そして家族の支えがあったからこそ、ここまで生き延びてこれたと思わずにはいられません。患者の立場になると、骨髄移植は、それほどぎりぎりの選択といえるものなのです。(p.223)