『語りの記憶・書物の精神史――図書新聞インタビュー』
米田 綱路 20001130 社会評論社,317p.
last update: 20190726
■しかく米田 綱路 20001130 『語りの記憶・書物の精神史――図書新聞インタビュー』,社会評論社,317p.ISBN-10: 4784505539 ISBN-13: 978-4784505531 2500
[amazon]/
[kinokuniya] ※(注記)
■しかく内容
amazonより
「BOOK」データベースより
ほぼ二年間にわたり、図書新聞紙上でインタビューを続けてきた。書物を手がかりに話を聞いた方々の数は、すでに六〇人にのぼる。このなかから選んで編まれた本書は、書物と人間、そして歴史にまつわるそれぞれの「語りの記憶」であり、語りのなかで本と本とを繋ぎ紡いでいく「書物の精神史」、その一つの記録である。
「MARC」データベースより
「証言の時代」としての20世紀、掘り起こされる列島の記憶、身体からつむぎ出されることば...。『図書新聞』の巻頭に掲載されて好評のロング・インタビューを、一冊の本にまとめる。
■しかく目次
1 証言の時代としての二〇世紀(二〇世紀を生きる(石堂清倫)――終わりゆく世紀の証言
二〇世紀と"この時代"(池田浩士)――ありうる現実"虚構"の可能性
"記憶"の出会う場所(細見和之)――遺された"投瓶通信"
"敵"はわが裡にあり(太田昌国)――"日本ナショナリズム"を解体する
断ち切られた対話(小倉英敬)――「ペルーニホン大使公邸占拠事件」を問う
記憶せよ、和合せよ(金時鐘)――済州島四・三事件と私)
2 掘り起こされる列島の記憶(北海道精神史(平沢是昿)――北から日本を
能代から世界へ(野添憲治)――歴史を彫る・聞き書きに生きる
大阪、猪飼野発(金蒼生)――胸の中に「一粒の涙」を秘めながら
"反復帰"の思想を(新川明)――「統合」強化に抗して
世界を映す「島」(三木健)――八重山から日本と世界を見据えて)
3 身体からつむぎだされることば(水俣を抱き旅立つ(最首悟)――霧中をゆく巡礼者の姿
身体のざわめき(栗原彬)――感受し、傷つき、共振する現在進行形の記録
「震災五年」の視点から(柳原一徳)――神戸から日本近代の「根」を抉る
未完の放浪者として(野本三吉)――受けとめ語り伝える暮らしのなかの思想
認識に賭ける(花崎皋平)――"生きる場の哲学"を求めて
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:
岩?ア 弘泰