『貨幣空間』
仲正 昌樹 20000725 情況出版,252p.
last update: 20191203
■しかく内容
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「BOOK」データベースより
ファウストの錬金術からデリヴァティヴまで...。近代的「貨幣演劇」をささえる幻灯装置の解体にむけて。
「MARC」データベースより
「グローバル化する貨幣空間」の「脱構築的批判」への足がかりとして、ゲーテの「ファウスト」から初期マルクス、ベンヤミン、アドルノ、デリダまで、様々な仕方で現れてきた「貨幣空間」からの離脱の試みの諸相を叙述する。
■しかく目次
1 ゲーテと近代の錬金術
2 貨幣の社会記号論:『経哲草稿』から『経済学批判要綱』へ
3 経済学批判のアポリア:物象化と記号
4 ゾーン=レーテルの社会的存在論:貨幣と「認識」の条件
5 貨幣に潜む超越論的主観性:『否定の弁証法』への道
6 「亡霊」としての貨幣:デリダからマルクスへ
7 マルクスと広松の「亡霊たち」
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*作成:
岩?ア 弘泰