『日本の医療行政――その歴史と課題』
笠原 英彦 199911 慶應義塾大学出版会,224p.
last update: 20130721
■しかく笠原 英彦 199911 『日本の医療行政――その歴史と課題』,慶應義塾大学出版会,224p. ISBN-10: 4766407636 ISBN-13: 978-4766407631 2310円
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[広田氏蔵書] h01,ms
■しかく内容
内容(「BOOK」データベースより)
今日、少子・高齢化社会の到来、先端医療の導入、感染症の新たな拡大等によって、医療行政のあり方がますます厳しく問われている。日本の医療行政は、国際的にみても、公的財政と私的供給というきわめてユニークな構造をもっている。それは、明治初年にまで遡る、長きにわたる歴史の産物であるが、その歴史的経緯については、これまで十分に明らかにされることがなかった。本書は、わが国の医療行政がとりわけ歴史的文化的所産である点に着目し、内務省から厚生省に至る医療行政の変遷をたどり、明日の医療行政の課題を明らかにする。
内容(「MARC」データベースより)
公的財政と私的供給というきわめてユニークな構造を持つ日本の医療行政が、歴史的文化的所産である点に着目し、内務省から厚生省に至る医療行政の変遷をたどり、明日の医療行政の課題を明らかにする。
■しかく目次
第1章 「医制」の制定――わが国医療行政の原点
第2章 内務省衛生局と長与専斎
第3章 後藤新平と医療行政
第4章 医療保険制度の展開
第5章 医療機関の発展――その量と質
第6章 大学医学部と医療行政
第7章 薬事行政の展開
第8章 厚生省と医療政策
第9章 先端医療の衝撃
終章 今後の課題と展望
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:竹川 慎吾 更新:
能勢 桂介