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『批判的エスノメソドロジーの語り――差別の日常を読み解く』

好井 裕明 19990910 新曜社,289+xiv+39p.

last update:20100713

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しかく好井 裕明 19990910 『批判的エスノメソドロジーの語り――差別の日常を読み解く』,新曜社,289+xiv+39p. ISBN-10:4788506904 ISBN-13:978-4788506909 3360円 [amazon]/[kinokuniya] (注記)

しかく内容

・出版社からの内容紹介(新曜社ホームページより)
「エスノメソドロジー」は,現象学的社会学と並んで,現代社会学の最も重要な流れです.本書は難解といわれてきたエスノメソドロジーの理論とそのユニークな方法である「会話分析」をかみくだいて説きあかし,実際に障害者・被差別部落・女性差別・暴力をトピックとするインタビュー・会話録・討論会・テレビドキュメンタリーの会話分析を行ってみせた,日本ではじめてのまとまった成果です.著者にはエスノメソドロジーの訳書・編著が多数あり,小社刊『排除と差別のエスノメソドロジー』(山田富秋氏と共著)も好評.

しかく目次

『まひるのほし』のかがやき i

第I部 エスノメソドロジーを語る
第1章 エスノメソドロジーの社会分析 3
第2章 日常生活批判としてのエスノメソドロジー 21
第3章 会話分析の基本的な考え方 51
第4章 螺旋運動としてのエスノメソドロジー 76
第5章 初期のエスノメソドロジーの衝撃力 101
第6章 社会問題のエスノメソドロジーという可能性 119
第7章 批判的エスノメソドロジーの語り 136

第II部 差別の日常を読み解く
第8章 解放のネットワークをめぐる分析課題――ある障害者地域自立の聞き取りから 165
第9章 「施設」の語りかた――ある知的障害者「施設」長の言説分析から 183
第10章 「施設に暮らす障害者」という埋め込まれたメッセージ――あるTVドキュメンタリーが強制するカテゴリー化の解読 202
第11章 からかわれ、さらされる「身体」と「論理」――あるディスコース空間にしくまれ、つくられる性差別現象の解読 234
第12章 差別の日常と〈ウチ/ソト〉意識――夫婦間の暴力・性支配の解読 265

結語――新たな語りの始まりへ 281

参考文献 (8)-(39)
索引 (3)-(7)
初出一覧 (1)-(2)

しかく引用


しかく書評・紹介

◇佐野 正彦 20000630 「好井裕明著『批判的エスノメソドロジーの語り――差別の日常を読み解く』」『社会学評論』51(1): 159-60.(Journal@rchiveで全文閲覧可.PDFファイル)

◇串田 秀也 20001031 「好井裕明著『批判的エスノメソドロジーの語り』〔含 書評に応えて〕」『ソシオロジ』45(2): 161-9.

しかく言及

◇河本 大地 20050228 「有機農業の展開と農家の受容――有機農産物産地・宮崎県綾町の事例」『人文地理』57(1): 1-24.(Journal@rchiveで全文閲覧可.PDFファイル)


*作成:藤原 信行
UP: 20100713 REV:

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