『診療報酬の歴史』
青柳 精一 19960210 思文閣出版,640p.
■しかく青柳 精一 19960210 『診療報酬の歴史』,思文閣出版,640p.
ISBN-10: 4784208968 ISBN-13: 978-4784208968 15120
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■しかく内容(「BOOK」データベースより)
本書は診療報酬、つまり医療費または医療料金がその昔から昭和のはじめ頃までに、どのように変遷したかの歴史を記述したものです。
内容(「MARC」データベースより)
診療報酬つまり医療費が、その昔から昭和初期までにどのように変遷したかを記述した書。メソポタミアなど古代国家、中世のアジア・欧州、徳川幕府下、そして明治期以後の日本。診療報酬を切り口としたユニークな医療史。
■しかく目次
古代の国ぐにの医事制度
中世各国の医事制度
武家の時代と僧医の活躍
近世初期の欧州の医療事情
江戸時代の医事と報酬
幕末を彩った二人の巨帥
江戸期にみる二つの養生所
維新直後にみる医療政策
明治初期の病院と入院料
医療費公定化のモデル
明治後期の医療料金
規約づくりと明治医会の報酬案
医療をめぐる世相
医師社会にはびこる病弊
済生会と実費診療所
実費診療所と医師会の抗争
大正初期の医療料金
大正期における医界の動き
医料規約の法的拘束力
大正中・後期の診療料金
健保法と医師会
医療の社会化
不況の到来と医界の動向
過怠金請求をめぐる裁判<
*作成:横田陽子