HOME > BOOK >

『認知心理学3 言語』

大津 由紀雄 編 19951215 東京大学出版会,293p.


このHP経由で購入すると寄付されます

しかく大津 由紀雄 編 19951215 『認知心理学3 言語』 東京大学出版会,293p. 3400 ISBN-10: 4130151037 ISBN-13: 978-4130151030 2940 [amazon]/[kinokuniya] (注記)

しかく目次
序文 「知」を知る時代
序章 言語の認知心理学 大津 由紀雄
0.1 本巻の内容と特徴
0.2 本巻の構成
0.3 生成文法
0.4 モジュール性
0.5 認知研究における文法研究の重要性
0.6 展望

I 言語知識
第1章 言語の知識 西垣内 泰介
1.1 はじめに
1.2 構造、または「枝分かれ」
1.3 句構造と語順
1.4 「言語獲得」の一
1.5 句構造の現在
1.6 おわりに

第2章 音韻部門と統語部門・意味部門のインタフェイス 窪蘭 晴夫
2.1 文生成と音声の産出
2.2 音韻構造と意味構造
2.3 音韻構造と枝分かれ構造
2.4 むすび

II 言語知識の獲得と喪失 第3章 語彙の発達 小林 春美
3.1 物にあふれた世界に生まれる子どもたち
3.2 意味特徴仮説
3.3 制約論
3.4 制約論への批判
3.5 養育者と子どもの活動

第4章 文法の獲得 高橋 眞理
4.1 はじめに
4.2 英語獲得過程における空主語期をめぐって
4.3 「束縛原理B」習得実験とその解釈
4.4 おわりに

第5章 文法の障害 萩原 裕子
5.1 言語能力と言語運用
5.2 失文法失語をめぐって
5.3 理論的背景
5.4 機能範疇の選択的喪失と「経済性」による説明
5.5 今後の検討課題

III 言語知識の使用
第6章 音声の知覚 大竹 孝司
6.1 はじめに
6.2 音声知覚の研究
6.3 音声知覚の単位としての音と音素の弁別素性の可能性
6.4 音声知覚の単位としての音節の可能性
6.5 おわりに

第7章 統語解析 坂本 勉
7.1 はじめに
7.2 統語解析と文法規則
7.3 統語解析のための方略
7.4 透明性の仮説
7.5 袋小路文
7.6 目に見えなかった要素の統語解析
7.7 おわりに

第8章 文の理解 阿部 純一
8.1 文の理解――何が心に得られるのか?
8.2 文の意味表象
8.3 単語の意味表象――意味の分解
8.4 意味表象の抽象性
8.5 意味表象の統合
8.6 文の理解――その他の問題

第9章 談話過程 内田 伸子
9.1 文章理解の過程
9.2 文章産出の過程

第10章 読みの過程の普遍性と言語特異性――失語症者の障害パターンから 笹沼 澄子
10.1 はじめに
10.2 読みの障害<失読>のデータから
10.3 読みの過程の普遍性と文字特異性
10.4 問題点
10.5 再び情報処理モデルについて
10.6 おわりに

IV 言語と認知
第11章 認知と意味 中村 嗣郎
11.1 概念構造の位置づけ
11.2 概念構造
11.2 概念構造と統語構造の対応
11.2 まとめ

第12章 言語と思考 高野 陽太郎
12.1 言語相対性仮説
12.2 色の名前と色の認識
12.3 抽象的な推論――ブルーム仮説
12.4 言語相対性仮説の妥当性
12.5 バイリンガルの知能
12.6 外国語効果

第13章 自然言語処理 橋田 浩一
13.1 はじめに
13.2 コネクショニスト・モデル
13.3 事例
13.4 制約
13.5 おわりに

学会・ジャーナル案内 大津 由紀雄
人名索引
事項索引

【トピック】
1 形態論 竝木 崇康
2 意味論と談話 西山 佑司
3 チンパンジーの「言語」獲得 松沢 哲郎
4 談話能力の獲得 中邑 啓子
5 メンタル・レキシコン 斉藤 洋典
6 読み書き能力の獲得 波多野 誼余夫
7 音楽と言語の知覚 岩田 誠
8 認知言語学 西村 義樹
9 メンタル・スペース理論 坂原 茂
10 時制の獲得 佐野 けい子



*作成者 篠木 涼
UP:20080527 REV:20081115
心・情動・感性×ばつ世界:関連書籍 1990'BOOK
TOP HOME (http://www.arsvi.com)

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /