『七三一部隊』
「アジア・太平洋地域の戦争犠牲者に思いを馳せ、心に刻む集会」実行委員会 編 199405 東方出版,214p.
last update:20211212
■しかく内容
紀伊国屋書店 HPより
現在につながる人体実験の思想。戦時下「普通の」日本人が中国大陸でくりひろげた生体解剖、細菌兵器開発などの全容を糾明する。
■しかく目次
趣意書―人体実験・細菌戦の七三一部隊特集にあたって
第1部 明らかになる七三一部隊の素顔
七三一部隊の犯罪に時効はない
七三一部隊とは何か?
七三一部隊でしたこと
軍医としてかかわった生体解剖
旧満州で憲兵隊としてした所業
七三一部隊による被害者遺族はこうして発見された
消し去ってはならない歴史―私は一生涯忘れません
愛国の志士の父を奪った「殺人工場」
沈黙の時に〈不戦の誓い〉
第2部 シンポジウム「七三一部隊と現在」
「従軍慰安婦」と七三一部隊をつなぐもの
現代医学の中に生き続ける七三一部隊の思想
国際常識の七三一部隊を載せない日本の検定教科書
会場からの発言をうけて
第3部 七三一部隊を掘り下げる
中国からみた七三一部隊
コレラに斃れた五千人―元日本軍兵士からみた細菌戦
捨てられた甘納豆―日本人開拓農民と生体実験
100部隊〈関東軍獣類防疫部〉の実像
「栄」という別名をもつ一六四四部隊の犯罪
七三一細菌戦部隊と日本軍部
現代医療につながる七三一部隊
おわりに 「思いを馳せ、心に刻む」ということ
■しかく引用
■しかく書評・紹介
■しかく言及
*作成:宮内 沙也佳