『明日もまた今日のごとく』
最首 悟 19880420 どうぶつ社,246p.
■しかく最首 悟 19880420 『明日もまた今日のごとく』,どうぶつ社,246p. ISBN-10: 4886222412 ISBN-13: 978-4886222411 1800
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[kinokuniya] ※(注記)/本郷S10-1313 m34. e19.
■しかくHPに収録されています
http://www.geocities.jp/saishjuku/asumo.html
■しかく出版社/著者からの内容紹介
〈障害児〉をとおして、〈水俣〉をとおして、人間とは何か、幸せとは何か、どう生きるかを真摯に問う、気鋭の学徒の自伝的意欲作。
■しかく目次
明日もまた今日のごとく
かけがえのない子だと実感するとき
教育とか福祉について考える
家族がしあわせを感じる瞬間
水俣誌々
意図して忘れようとする動きに抗して
再考、水俣病
湯堂という漁村の運命
水俣で自らに問う
甘夏みかん
緒方正人の思想と行動
『縮刷版水俣―患者とともに』に思う
HIROSHIMA・NAGASAKI・MINAMATA
向こう側とこちら側
〈水俣学〉を、どのように、どう続けるか
御所浦という島の場合
苦しみのなかに漂うもの
不知火海巨人伝説考
■しかく紹介・言及
◆だいやまーく立岩 真也 2003年07月25日
「最首悟の本」(医療と社会ブックガイド・30),『看護教育』44-07(2003-07):(医学書院)
「単著の最初の本が『生あるものは皆この海に染まり』(新曜社、一九八四)。次が『明日もまた今日のごとく』(どうぶつ社、一九八八)。いずれも出版社で品切れになっているが、後者は最首塾のHPで大部分を読むことができる。品切れ・絶版になった本をHPに掲載というのはよいことだと思う。一九六七年生まれの星子さんのこと、それから彼がずっと関係してきた水俣病の人たちのこと、水俣のこと等についての文章や講演の記録が収録されている。」