公開インタビュー「人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉の成り立ちと現在」
2011年07月27日
於:立命館大学朱雀キャンパス1階 多目的教室(大)
last update:20110919
日時:2011年7月27日(水) 13:00−17:00
会場:立命館大学朱雀キャンパス1階 多目的教室(大)
〔外部リンク〕アクセスマップ
*事前申し込み不要・入場無料
■しかく趣旨
1989年、淀川キリスト教病院に入院していた人工呼吸器をつけた子どもの親たちが
〈バクバクの会〉を結成します。当時、親は子どもの入院生活を少しでも豊かにしたいとの思いから、呼吸器をつけた子どもの外出・外泊に取り組み始めます。そこでの経験や自信はやがて在宅生活へと結びついていきます。また親たちは「子どもたちの命と思いを大切に」との理念から、在宅する/できる子どもだけでなく、入院している子どものために院内環境の改善も訴えていました。子どものことを第一に考えながら、行政や病院に対して主張をしていく、そのような印象を抱かせる親の会です。会は今では正会員・賛助会員などを含めて全国約600名の会員を有するものへと拡大してきました。しかし、会が結成された1989年当時、呼吸器をつけた子どもの親たちが、一体何を話し合い、どのような行動をし、またなぜ会を作るにいたったのか、わずかな資料を除いて明らかにされてきませんでした。そこで今回〈バクバクの会〉の始まりを探るために、
立岩真也教授が、会結成メンバーである平本美代子氏と会結成当初から活動に参加されていた大塚孝司氏・佐藤温子氏・折田みどり氏をお招きし、公開インタビューを行なう運びとなりました。
今回のインタビューは三部構成となっております。第一部では、会結成のいきさつと全国的な運動にいたるまでについて、平本氏・大塚氏・佐藤氏・折田氏にインタビューを行ないます。第二部では、1990年前後に人工呼吸器をつけて在宅生活を始められた子どもたち三人からの発表があります。第三部では、子どもたちの報告を受けて、立岩教授が、現在の子どもたちを取り巻く状況を中心にインタビューを行ないます。事前申し込みは不要で、入場も無料です。日時は7月27日(水)13時から17時まで。会場は立命館大学朱雀キャンパス1階、多目的教室(大)です。是非ご参加ください。(文責:八木)
■しかく出席者
平本 美代子(人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
大塚 孝司 (人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
佐藤 温子 (人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
折田 みどり(人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
折田 涼 (人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
佐藤 有未恵(人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
平本 歩 (人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉)
■しかくインタビュアー
立岩 真也(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)
■しかく司会進行
八木 慎一(立命館大学大学院先端総合学術研究科院生)
■しかくタイムスケジュール
12:30 開場
13:00 開会
13:00-13:10 挨拶および企画の趣旨の説明
13:10-14:40 第一部 バクバクの会の成り立ち
参加者:平本 美代子・大塚 孝司・佐藤 温子・折田 みどり
インタビュアー:
立岩 真也
14:40-14:50 休憩
14:50-15:30 第二部 バクバクっ子による報告
15:30-15:40 休憩
15:40-16:30 第三部 バクバクの会の現在
参加者:平本 美代子・大塚 孝司・佐藤 温子・折田 みどり
インタビュアー:
立岩 真也
16:30-17:00 質問・ディスカッション
17:00 閉会
■しかく当日の写真
■しかく主催
立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点
人工呼吸器をつけた子の親の会〈バクバクの会〉
〔外部リンク〕http://www.bakubaku.org/
■しかく企画についてのお問い合わせ
八木 慎一(立命館大学大学院先端総合学術研究科)
yagishinichi@livedoor.com(@→@)