(注 by 定藤) 「甲山事件[兵庫県西宮市の知的障害者施設『甲山学園』(現在廃園)で1974年3月、12才の男女二人の死体が浄化槽から発見された。元保母山田さんは殺人罪に問われ、21年にも及ぶ裁判の末、1999年第2次控訴審で無罪となった。この事件には、捜査の方法や知的障害児の『証言能力』(誘導尋問されたのではないか)等の問題点がある]の座り込みに行って僕が機動隊に排除されたとき、健全者が尿瓶の小便を宿泊で借りていた「老人憩いの家」の台所に流した事があった。それから、他にいろんな話が出てきて、障害者が座り込みをしている時に、健全者の方がドライブに行っていたことがあって、で、健全者の問題について僕と兵庫青い芝の会で話し合って、とうとう解散することにした。最初は、兵庫青い芝の会で僕と数人で決めたことだった。」(「兵庫の「武者」たち大いに語る」(全国自立生活センター協議会編『自立生活運動と障害者文化』現代書館、2001年、350頁)の福永年久さんのお話から)