学校長ご挨拶
我が国はすでに少子高齢社会に突入し、医学・医療は疾病構造の変化とともに、ますます高度化・専門化・複雑化しています。そのような中、医療の現場ではチーム医療が推進され、さまざまな職種が連携・協働してその役割を果たしています。また、国が推し進める地域における「住まい」「医療」「介護」「予防」「生活支援」の5つのサービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が求められる時代において、看護師はより専門的な知識や技術と的確な判断能力が求められています。
本校は、開校から20年を迎え、高度急性期医療を行っている明石医療センターの附属という特徴を生かした申し分のない学習環境にあります。本校は長年の教育実績を有する優秀な教員と、医療現場の第一線で活躍している多くの講師陣が講義を担っております。また、臨地実習においては、最新の設備・機能を有する明石医療センターを主たる実習施設として充実した臨床の実践能力を身に付けることができます。
本校での3年間は、専門職として必要な知識、技術と豊かな人間性を育てるものですが、根底には『凛として生きる 心も強く』という信念で教育をしています。人の役に立ちたいという看護に対する熱い思いと意欲のある学生の入学を期待しています。
学校長 中島 卓利