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うなぎ 完全版 [DVD]

役所広司 (出演), 清水美砂 (出演), 今村昌平 (監督, 脚本) & 0 その他 形式: DVD

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参考価格: 6,160円
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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 市原悦子, 清水美砂, 倍賞美津子, 役所広司, 今村昌平
言語 日本語
稼働時間 2 時間 14 分
ディスク枚数 1

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商品の説明

レビュー

製作: 奥山和由 プロデューサー: 飯野久 監督・脚本: 今村昌平 原作: 吉村昭 脚本: 冨川元文/天願大介 撮影: 小松原茂 企画: 須崎一夫/成澤章/中川好久 照明: 岩木保夫 録音: 紅谷一 美術: 稲垣尚夫 編集: 岡安肇 助監督: 井上文雄 ライン・プロデューサー: 松田康史 音楽: 池辺晋一郎 出演: 役所広司/清水美砂/倍賞美津子/常田富士男/佐藤允/哀川翔/小林健/河原さぶ/深水三章/田口トモロヲ/小沢昭一/市原悦子/柄本明
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988707546303
  • 監督 ‏ : ‎ 今村昌平
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 2 時間 14 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004年1月23日
  • 出演 ‏ : ‎ 役所広司, 清水美砂, 倍賞美津子, 市原悦子
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
  • 販売元 ‏ : ‎ ケイエスエス
  • ASIN ‏ : ‎ B00012T3VO
  • 原産国 ‏ : ‎ 日本
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
48グローバルレーティング
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上位レビュー、対象国: 日本

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  • 2024年6月24日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    面白い
  • 2022年1月2日に日本でレビュー済み
    正直、よくわからない作品。そもそも妻がなぜ浮気をしたのかわからないし、桂子(清水美沙)がなぜ山下を好きになったのかもよくわからない。最初、清水美沙が二役しているかと思ったが、妻役は寺田千穂という清水によく似た女優さんで、よく探してきたなあ。桂子と夫の夫婦のセックス、あれを描写する必要あったのか?そんなに夫婦仲悪くないじゃん。だったら何で家出して自殺未遂を?
    周囲の人間の配役、演技が素晴らしいがごちゃごちゃしすぎ。97年度のカンヌ国際映画祭パルム・ドール(グランプリ)を受賞したが、外国人はああいう下世話な人間関係が好きなんだろうか。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年5月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    浮気した妻を刺殺し、8年の刑に服し仮出所中の男と自殺し損ねた女と、その隣人達の物語である。

    この映画は美しい。
    汚さも醜さも暴力もセックスも全部描写した上で、なお美しい。
    過去の束縛も未来への希望も、幸福への願望もそれを妬む者の醜さも、描き切れる要素は全て誠実に描いている。
    そして何もかもを誠実に描こうと試み、描き切った果てに待っているのは滑稽である。
    ユーモアであり、乾いた爽快感である。
    真正面から負を描くことで、しかも多角的に、人の世の過酷さ、残酷さ、理不尽さ、
    いわゆる井戸の底を描くことで、落ちるとこまで落ちることによってあとはもう空を見上げるしかない、
    というカラッとしたリアルな、上っ面でない明るさを、
    骨と肉のついた前向きさ表現していることに成功している。
    本作は、部分部分を切り取ればウェットなことこの上ない要素で溢れているが、
    総体として振り返った時、見終わった時にはドライな後味が味わえる。
    誠実に笑うためにはその前提として一定量の過酷さを乗り越えなければならない。
    ユーモアの本筋を地で行く物語展開は、観客にハッピーエンドを祈らせずにおかない。

    また、この物語は、映像の割合的には男が主体に描かれているし、心情描写的にも明らかに男が主人公である。
    しかし要所要所で男の生活に潤いを差し込んでくれるのは、女の存在である。
    男に拒否されながらも、何度も橋の上で弁当を手渡そうとする女、
    自転車の荷台に乗って嬉しそうに男の背にしがみつく女、
    理容室にて愛想よく接客する女。
    女が男に訴え続ける愛情表現は見ていて切なくなるものばかりである。

    かつて信頼していた妻によって裏切られ、破滅した男が、
    殺した妻と同じ容姿をした女によってまた再生を獲得しかける。
    この構図は、物語的には主人公は男なのだが、その男を振り回すのは女である。
    具体的に描かれる陽の側面としては男を描き、映像的に目立たない陰の側面としては女を描く。
    ここでもまた前述のような、全てを描こうとすること、厳密に、誠実に
    表現しようとすることによってのみ表出される独特の微妙さが立ち現れる。
    何もかもを小さき箱庭に濃縮してレイアウトしたような
    この世界観は、親近感と娯楽性を両立させている。
    だからこそ観客に快感を与えつつ、なおかつ鑑賞後に何かが身に降りてくるような
    芸術性を内包し得たのである。
    そしてこの映画の正体は、残酷であろうが醜悪であろうが真実真正たろうとすることを芸術の定義と仮定するならば、
    まぎれもなく芸術そのものである。
    日常の皮を見事にまとった芸術作品である。

    でもまあ、私が男だからなのか、男の哀愁に目を引かれるというよりかは、
    女の手のひらの上でしか踊れないのがあまねく男の正体なのかなあ、
    という気がするのである。
    男の振舞いの何もかもが女を根拠にしたものでしかありえない。
    なんてことは公的には認めたくないし、発言もしたくないのだが、
    しかしやはり、内心では女なしには何もする気が起きぬ、というのが
    かすかな予感である。
    私以外の男性がその辺をどう思っているかは皆目存じませんが、
    仮にそう感じている方が多数派だったとするならば、
    本作は男の内心やら秘めたる予感をもろに描いた作品であった、とも言えるのではないかしらん。
    25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2023年5月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    主役二人の演技がとてもよい。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年5月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    吉村昭氏の小説『闇にひらめく』を原作にしているようだが、内容は全くバラバラ。
    同じく、吉村昭氏の『仮釈放』から抽出されている場面の方が多いくらいである。
    なので両原作の"いいトコ取り"をしてしまった為、映画のストーリーやセリフに
    無理がある。役所広司の演技にしても、仮出所直後に外出先で、刑務所内での歩き方
    の習慣が出る事を保護司に注意される場面があるが、それ以前は普通に歩いている。
    完成度は低い演技だと感じてしまう。また、原作と期待するつもりはないが、他の
    レビューにもあるように、本作品としては必要以上の濡れ場に感じる。
    残念ながら本作品よりも、吉村昭氏の小説『仮釈放』読んだほうが、原作者の意図
    を掴むにはお薦めですし、映画と比較するつもりはありませんが、素晴らしい作品です。
    11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年10月16日に日本でレビュー済み
    1997年公開。 監督・脚本は今村昌平(1926年生)。

    原作は吉村昭の小説『闇にひらめく』。

    1997年のカンヌ国際映画祭で、『桜桃の味』(アッバス・キアロスタミ監督)と共に
    パルム・ドールを受賞。

    不倫現場を目撃し妻を刺殺し8年服役した生真面目な男が、うなぎにしか心
    を開かなくなりつつ床屋を営むお話。

    ベタすぎる展開がテレビドラマみたいだった。 終盤に主人公の知り合いたちが、
    チンピラたちとケンカするシーンがあるのだが、そこで「お前は誰だ?」と聞かれた
    隣人が、「隣の船大工だっ!」って答えてるのが面白かった。質問されてるポイント
    と微妙にずれてる感じがすごくいい。

    柄本明が演じる刑務所の知り合いと、田口トモロヲが演じるチンピラがものすごい
    不愉快なキャラクターで、本格的に嫌な気持ちになった。 悪役も映画には必要
    だと思うが、ここまでだと観ていて辛い。

    この濃さが今村昌平監督らしさなんだろうか。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2018年5月27日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    見ごたえはあった。人に対する肯定感は良かった。俳優の演技力も良かった。ただ、妻の浮気を伝える手紙の主は誰だったのか、分からずじまいだった。視聴者の解釈に委ねられたようだ。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2014年8月23日に日本でレビュー済み
    山下拓郎(役所広司)は、妻(寺田千穂)の浮気現場を押さえ妻を斬殺する。「妻を好きだったら殺さなくてもと思うが憎かったから」と言う山下。

    刑務所で山下は、自分の心の補償としてウナギを迎える。
    出所後出会った桂子(清水美沙)を、山下が受け入れることでウナギとの別れを迎え、川に逃がす。
    と同時に、桂子のお腹の中にいる自分の子ではない子が、ウナギと同じ素性を有すこと=父親が誰か分からないということで、山下はその子を自分の子として宣言する。

    刑務所で一緒だった、高崎(柄本明)は山下と別人格であるが、山下と対であり、山下から離れない。同じように実在したかどうか分からない密告手紙も高崎同様、山下から離れない。

    当時「稲村ジェーン」の印象が強かった清水美沙ががんばっている。柄本明はいつも通り、難しい役どころを怪演している。
    UFOを待つ人物を配したり、UFOを待つ空き地のデコレーションに、製作当時の邦画テイストを感じた。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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