2015年以前の活動・ウオーキング観察会など

ANaC(アナック:奄美ネイチャーセンター)は,自然観察経験や調査研究に基づき、奄美の自然に充分配慮しながら奄美の自然のすばらしさや感動を多くの人々に伝え、地域の活性化に役立つエコツアーを追求していきます。



今年1年間を振り返って最も印象に残ったのは、やはりこの間(12月7日)に奄美初確認となったこのカタグロトビです。その日は雨が降っていたので、雨に濡れてじっとしていたカタグロトビが脳裏に焼き付いてしまいました。一方残念だったのは、4月24日に瀬戸内町の方が加計呂麻島で発見されたブロンズトキ。私はガイドなどがあってすぐに行けず、その後2〜3日でいなくなってしまったようです。これが見れなかったのがとても心残りでした。



次は、1月24日に徳之島で観たタカサゴモズ。その日は徳之島に滞在中、地元の地元の知人からの情報で観ることができました。タカサゴモズは25年前、タイや香港で見たっきりで、奄美では初めての出会いでした。



3番目は、大瀬海岸で観たシベリアオオハシシギ。幼鳥でしたが、海岸の湿地でずっと採餌していて、じっくりと観察することができました。脚の色の違いなどで、オオハシシギとの違いなどもよく判りました。







時折小雨が降るあいにくの天気でしたが、標識調査でリュウキュウコノハズクに標識することができました。リュウキュウコノハズクを扱うときは、鋭い爪の足で怪我しなよう気を付ける必要があります。さて標識が終わって放すと、以前の時もそうでしたが、しばらく地上でじっとしてこちらを威嚇しています(写真1枚目)。少し離れて観ていると、近くの藪に飛んでいきましたあ(写真2枚目)。近づいて観てみると、耳(耳羽)を立てて、顔や体までほっそりとなっていて、まるで違う鳥のような顔つきです(写真3枚目)。ケンムンに化かされたかと思ったほどでした。







昨年12月10日に大瀬海岸で最初に確認された足環付きのヘラサギ、すでに奄美大島滞在1年を超えました。このヘラサギは、2011年6月5日に韓国で放鳥されたもので、これまでずっとほぼ奄美大島北部の笠利町農耕地のため池や大瀬海岸で暮らしていました。ところが今日の早朝、龍郷町秋名の秋名川にいるところを見つけました。ちょっと判り難いのですが、「赤い足環・625」の数字も確認でき、同一個体であることは間違いありません。コウノトリの奄美2年間滞在に続いて、ヘラサギも奄美滞在1年を超え、ここ秋名に移動してきました。いつまでい滞在するのか楽しみです。






夜明け前の早朝6時過ぎごろから、林道のそばでオオトラツグミの「キョロロン、ツィ〜」という、美しい鳴き声が聞こえてきました。気温は21度から19度くらいに下がってきて、ちょっと小雨模様なのですが、なぜかオオトラツグミ鳴き声を多く聞きました。さらに行くと、すぐ傍でさえずっているのに、林道には別個体2羽のオオトラツグミ(写真2枚目)も現れました。秋は今年生まれたオオトラツグミの分散期なので、若鳥などがあちこちに現れるのも分かりますが、林道4kmちょっとの間に鳴き声も含めて9羽もの個体を確認しました。







前日雨が降り、ちょっと心配した天気もすっきりと晴れて、徳之島へ向けて名瀬港を出発。船の上からは、遠くに加計呂麻島や無人島がみえました。約3時間ほどで徳之島亀徳港に到着し、さっそく母間(ぼま)の近くの井之川岳登山口へ。充分にストレッチをして、さっそく山道を登り始めました。





下見の時、タマゴのように丸かったシロオニタケは、すっかりしおれていました(写真1枚目)。みんながしげしげと眺めているのは、白っぽいヒメハブです。しばらくするとハブまで出現し、ちょっとびっくり。模様が奄美大島のものと比べるとコントラストが弱く、ちょっとはっきりしない感じでした。



やがて下界が展望できる大きな岩場に到着。母間集落などが一望できる素晴らしい眺めです。さらに山道を登っていくと、今度は母間ウデガナシとよばれる聖地(大きな岩場)へ到着。ここからの眺めもとても雄大で素晴らしいものでした。





ヘツカリンドウ(写真1枚目)やコショウノキ(写真3枚目)の花や、オオシマガマズミ(写真2枚目)の実などが特にきれいでした。昼食を挟んで、約3時間ちょっとで山頂(標高644m)へ到着しました。到着後は集合写真を撮って下山し、午後5時に亀徳港から帰路に着きました。今回はちょっと登山がきつい観察会になりましたが、充実したすばらしい1日でした。






夜明け前の早朝6時過ぎごろから、林道のそばでオオトラツグミの「キョロロン、ツィ〜」という、美しい鳴き声が聞こえてきました。気温は21度から19度くらいに下がってきて、ちょっと小雨模様なのですが、なぜかオオトラツグミ鳴き声を多く聞きました。さらに行くと、すぐ傍でさえずっているのに、林道には別個体2羽のオオトラツグミ(写真2枚目)も現れました。秋は今年生まれたオオトラツグミの分散期なので、若鳥などがあちこちに現れるのも分かりますが、林道4kmちょっとの間に鳴き声も含めて9羽もの個体を確認しました。









1週間前は雨との予想がうまくはずれて、青空が広がる晴天の下、徳之島の浅間海岸や傍の天城町総合運動公園などで、徳之島虹の会と奄美野鳥の会の共催による探鳥会が行われました。浅間海岸では、すでに1年半以上滞在しているコウノトリ(写真2番目)やクロハラアジサシ(写真3番目)のほか、たくさんの種類のシギやチドリが観察されました。また泥質の干潟のため、カニなどの甲殻類も多く、ベニシオマネキ(写真4番目)やヤマトオサガニ(写真5番目)など、多くのカニが見られました。





探鳥会後半は運動公園の周辺を散策しました。草地には、ハクセキレイやムネアカタヒバリ(写真2枚目)や外来種としてすっかり定着したシマキンパラ(写真3枚目)などが見られました。また周辺では、クロイワツクツク(写真4枚目)がたくさん鳴いていました。最後に、確認した野鳥種が27種になることを確認して、探鳥会を終えました。







南方にあった台風24号が変化した熱帯低気圧の影響で、今日も1日中雨模様の天気となりました。マングローブ林の傍を歩いていると、山から飛んできたルリカケス2羽が、メヒルギ群落の中に入ってい行きました。観ていると、メヒルギの葉や枝が邪魔になってあまりよくは見えなかったが、どうやら湿地の上に降りて、餌を探している様子。湿地の上にはたくさんの甲殻類やミナミトビハゼ(写真4枚目)がいます。こうした光景をこれまでも何度か見ていますので、おそらく時々干潟の生物を食べに来ているのでしょう。







波も何とか穏やかになり、夕離(ゆうばなれ)ウォーキング観察会に出かけました。午前8時40分ごろ瀬戸内町古仁屋港(こにやこう)をチャーター船で出発(写真1枚目)。大島海峡を北西側に進み、やがて無人島・江仁屋離(えにやばなれ)が見えてきました(写真2枚目)。そして約40分経った頃に、無人島・須子茂離(写真3枚目・左側の島)と目的地の夕離(写真3枚目右側の島)が見えてきました。





そして午前9時30分頃に、ついに夕離の北側岩礁に上陸しました(写真1、2枚目)。そこで問題が発生。岩礁に降りたのはよかったのですが、岩礁から夕離の浜に行くまでは、結構深い場所があって、しばらく潮が引くまで待つことになりました(写真3枚目)。





やがて潮が引き、浅い場所を選びながら夕離の浜に向かいました(写真1枚目)。途中海の中には、鮮やかな蛍光色のルリスズメダイの群れがいました(写真2枚目)。そして、午前11時ごろ全員が夕離の浜に到着しました(写真3枚目)。





それから島一周の散策です。途中、アマミマツバボタン(写真2枚目)やイソノギクの花、ツルモウリンカの花などが咲いていました。やがて島一周が終わる頃、東シナ海側の浜には中国や韓国からのペットボトルなど、漂着ごみがたくさん流れ着いていました(写真3枚目)。島一周を終わって午後1時40分ごろ、同じ岩礁からチャーター船で帰路に着きました。







鳥仲間からの情報もあり、大瀬海岸を寄ってみました。大きな長いくちばし、少しキリアイにも似た羽の模様をしているシベリアオオハシシギが1羽いました。ほとんど赤褐色味のない幼鳥のようです。よく似たシギにオオハシシギも飛来したことがありますが、脚が黄緑色なので脚の黒いシベリアオオハシシギとは違いがはっきりしています。背中には白くて細い帯が二列になってみえます(写真3枚目)。これまでに春の記録があるので、秋の記録は珍しい。




崎原林道ウォーキング観察会 オオトラツグミなど






今日は第31回目のウォーキング観察会として、奄美市名瀬の東側に位置する崎原(さきばる)林道で実施しました。崎原集落は体へよう側に面しているため、太平洋が一望できます(写真1枚目)。まずは周辺を散策、グワバの木に止まっていた日本最大のナナフシ・アマミナナフシ(写真2枚目)やイネ科の植物に寄生するナンバンギセル(写真3枚目)などを観察しました。また、アカショウビンいきなり飛び去ってい行く場面などにも遭遇しました。






集落を一回りした後、地元で「キッポ道」と呼ばれている崎原林道へ入りました。花は小さいけれどもかわいらしい花と、小さなカボチャのような形をした実を付けたカンコノキ(写真2枚目)や、黄色と赤色のコントラストが素敵なビナンカズラ(サネカズラ)の花(写真3枚目)などを観察しました。そしてしばらく下っていくと、もう今は人が住んでいない廃屋や畑などもあり、グワバの実などもなっていました。







さらに崎原林道を下ってい行くと、海が見えてきました。周辺にはソテツが多く、中には幹に100個以上の子ども(稚樹)を身にまとった「子持ちソテツ」(写真2枚目)もあり、ちょっとびっくり。やがて海岸(きっぽ海岸)に降り、近くの沢の冷たい水に足を浸かったりして休憩し、お昼を食べました(写真4枚目)。帰り道、林道でオオトラツグミ(写真5枚目)に出会い、なかなか逃げずにみんなで観察することができました。




しろまる3月22日、24日 親子の自然観察ガイド


小学6年生とお母さんの自然観察ガイドを行いました。場所は「奄美自然
観察の森」で、幸運にもルリカケスのほかにアカヒゲを見る事ができました。
また超望遠デジカメでお子さんが撮影することもできました。


こちらは小学6年生の孫とおばあちゃんの自然観察ガイド。金作原へ出か
け、こちらもうれしいことにオオトラツグミが林道脇で餌を探している場面に
遭遇することができました。


くろまる10月19日 戸口林道ウォーキング観察会



ひと月1回の割合で実施しているウォーキング観察会を、今日龍郷町(たつごうちょう)
の戸口林道で行いました。典型的な秋晴れの天気で、時折涼しい風吹くなか、戸口川
(とぐちがわ)に沿っている林道をゆっくりと散策しながら自然観察を楽しみました。






希少で美しいツルウリクサの花(写真1枚目)が、いくつか見られました。タンゲブ
白い花(写真2枚目)や実を付けていました。実はまだ青いままですが、黒っぽく熟す
と甘い味がして食べることもできます。写真3枚目はオギノツメで、葉腋に薄紫色の花
を咲かせていました。上を見上げると、牛の角のような形をしたサカキカズラの実が
ぶら下がっていました(写真4枚目)。



昆虫も色々と観察できました。チョウでは、翅を開くと美しいテングチョウ(写真上)、
少し翅がくたびれていましたが、美しいアオタテハモドキ(写真下)も姿を見せてくれ
ました。他にもオオシロモンセセリやコノマチョウの仲間なども観察できました。



くろまる9月21日 オオシマゼミ鳴き、秋深まる 金作原ガイド


金作原(きんさくばる)のヒカゲヘゴを下から見上げた光景



「カーン、カーン」と不思議な声で鳴くオオシマゼミ


くろまる4月13日(日) 第15回住用ダム線ウォーキング観察会

約30名が参加して、第15回ウォーキング観察会・住用ダム線ウォーキング観察会を行いました。今日は雨が心配されましたが、出発時にわずかに霧雨のようなものがあっただけで、雨も降らずに助かりました。

さすがに新緑の季節だけあって、林道脇にはケラマツツジ(写真上)や、オオシマウツギ、
ギーマ
などたくさんの花々がみられました。


どなたかがキノボリトカゲを見つけました。冬の間はなかなかみられない
キノボリトカゲですが、暖かくなってきてそろそろ目につくようになってきた
ようです。みんなが観ると、蔓の後ろに隠れてしまいました。


出発地点から約2kmほど歩くと、少し小高い所から南側に奄美で一番落
差の大きい「タンギョの滝」を眺めることができました。新緑に囲まれた滝
は美しいものでした。


くろまる4月12日 ガイド 幸運にも、じっくり観られた アカヒゲ






4月は多くのガイドが予約されていて、昨日からは大阪からいらした7名の方々を3日間案内しています。今日二日目は、金作原(きんさくばる)や太平洋側一帯の森などを案内しました。金作原では、なかなか見ることが困難なアカヒゲが、隣り合った個体同士の縄張り争いから興奮したアカヒゲ(写真2枚目)が、わりとお明るい枯れ枝の上で、尾羽を上下にゆっくりと振りつつ結構ながくとどまってくれました。双眼鏡でじっくり観られた予期せぬアカヒゲに、7名のお客さんは興奮気味に双眼鏡で覗いていました。金作原出口付近ではオオアカゲ写真3枚目)まで出現してくれて、大満足の内容でした。


くろまる
3月31日 親子ガイドでツーショット サンショウクイ・ルリカケス






暖かい毎日が続いていて、もう寒くなることはなさそうです。早いもので3月も
今日で終わりですね。季節は間違いなくその歩みを進めているようです。首に
双眼鏡をぶら下げた父子のガイドをしました。父と男の子(小学生)という組み
合わせは久しぶりで、とてもいい雰囲気でした。観たいと言っていたルリカケ
スやオーストンオオアカゲラ、さらにはアカヒゲもじっくり観ることができました。
早々と当初の目的を果たして、以後は心に余裕を持って散策が楽しめました。
あるところでは、アコウの木に止まっていたルリカケスを観ていたら、すぐ傍に
サンショウクイ(亜種リュウキュウサンショウクイ)が止まり、ツーショットで贅沢
な観察もできました。楽しい一日でした。


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くろまる10月13日(日) 第9回ウォーキング観察会

円林道ウォーキング観察会


秋晴れの天気に恵まれ、気持ちよく散策できました。 ヒメアマガエル出現


道路測量のため刈り取られていた希少種リュウキュウスズカケ(左)も、
まだ花がちょっとだけ残っていました。 右は同じく希少種のハマトラノオ



くろまる10月4日 ガイド 仙台市からのお客さん


金作原を案内中にオオトラツグミを至近距離で観察



くろまる9月8日(日) 第8回ウォーキング観察会

湯湾岳ウォーキング観察会


まずは体をほぐす体操からはじまり、登山道を一列に並んで歩きつつ観察。


めったにみられないユワンドコロの実。 ヤクシマスミレの花もちょっとだけ残っていました。




くろまる7月7日(日) 第7回ウォーキング観察会

倍俣林道ウォーキング観察会


たまたまヒメハブがいて、おっかなびっくり。 貴重なツルウリクサの群落を確認


メタリックに輝くアオバセセリ かわいいキノボリトカゲもお目見え



くろまる6月26日 ガイド 大阪からのお客さん


道路わきの電線に止まっていたズアカアオバト


ほかにオオシマヤハズキミキリやノボタンの見事な群落などを観察


くろまる6月1日 鳥類学者・作家のマーク・ブラジル氏らをガイド


アマミヤマシギを至近距離で観察でき、感激。


くろまる5月9日 ガイド 茨城県からのご夫妻


フォレストポリスでイトバショウの花と実を観察 近くでミゾゴイも出現。



くろまる3月24日(日) 第3回ウォーキング観察会

宮古崎ウォーキング観察会


タイワンヤマツツジ



奄美ネイチャーセンター主催の「宮古崎ウォーキング観察会」が行われました。雨模様で天気が心配されましたが、終了近くまでほとんど降らずに助かりました。大和村国直(くになお)海岸から出発して片道約2kmをゆっくり歩きながら周辺の自然を観察、約2時間で宮古崎の先端付近到着しました。辺り一面は、約40cmほどの背丈の低いリュキュウチクに覆われ、一見草原のような独特の景観を呈し、地元の方々は宮古崎を「ササントウ」と呼んでいます。そうしたリュウキュウチクの群落の中にポツンポツンと真っ赤なタイワンヤマツツジが咲いています。かつては盗掘などでほとんど盗り尽くされた感のある宮古崎でしたが、いまは地元の方々の植栽などの努力で、タイワンヤマツツジの咲く岬としてよみがえりつつあります。




くろまる1月12日(土) 第1回ウォーキング観察会

奄美中央林道ウォーキング観察会


まずは準備体操 近くに咲いていたリュウキュウバライチゴ


森林環境や樹木について説明 まだ残っていたトクサランの花



3年前の集中豪雨による崖崩れ現場 リュウキュウシロスミレ



少し雨にも見舞われましたが無事終了 美しかったサクラツツジ




しろまる1月5日 奄美では珍しいヒバリが越冬(ガイド中)


マングローブパークの広場をみたら、アトリの群れに交じっていた1羽のヒバリ


しろまる1月4日 若いお二人さんガイド


金作原原生林を散策 偶然にもオオトラツグミがみれました。



くろまる1月2日(水) 湯湾岳観察会 午前10時〜


午前10時湯湾岳公園に集合 各自1列になって登山道を登る


赤く美しいユワンツチトリモチ すばらしい香りのするコショウノキ


2013年
1月1日(正月) 初日の出探鳥会 午前7時〜



明けまして,おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

奄美野鳥の会による恒例の「初日の出探鳥会が奄美市笠利町大瀬海岸で行われました。今年は
特に天気がよくが良くて、午前7時27分ごろ、水平線上に浮かぶ喜界島からきれいな初日が顔を
見せました。確認した野鳥はスグロカモメなど35種と、例年なく多い記録となりました。








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3月18日(日) オオトラツグミ一斉調査行われる
毎年最もさえずりが盛んになるこの時期に行われる、奄美野鳥の会主催のオオトラツグミ一斉
調査が、約130名のボランティア調査員のみなさんが参加して実施されました。オオトラツグミの鳴
き出す時 間に合わせるため、早朝3時過ぎごろから調査員の皆さんに集まっていただき、それ
ぞれの 調査林道 で調査を行いました。早朝の奄美の森を歩きながら、鳥たちのさえずりに耳を
傾けながら、気持ちのい い調査が出来ました。





1月1日 初日の出探鳥会
毎年恒例の初日の出探鳥会を笠利町大瀬海岸行いました。まだ暗い6時30分ごろは星も出ていて
いい天気で、気温16度ほどで風もなく結構暖かい元旦となりました。初日の出る7時15分頃には、
残念な がら雨雲が広がり降り出してしまいましたが、雨の止んだ合間の7時24分ごろ、雲の間から
光が差し込 んで初日の出らしきものをみることができました。沖の波の上には、どこからともなく
やって来たカツオド リ2羽が、飛びまわっていました。



9月25日 アカハラダカ探鳥会と大川ダムビオトープ観察会
今年は朝戸峠が無線塔の撤去工事があり、利用できずクリーンセンター近くで行いました。
あいにくの天気で様子をうかがうアカハラダカが数羽観られただけでした。しかし13種の野鳥の姿や
さえずりを確認出来ました。その後場所を大川ダムに移してビオトープの観察会をしました。色んな種 類のトンボや水棲昆虫を確認して楽しかったです。このビオトープは子供たちが生き物と触れ合える公 園にしたいものです。


9月2日 大瀬海岸
台風12号が去った後、大瀬海岸に行ってきました。トウネンやキョウジョシギがいました。秋の渡り
は始まっているようで台風の影響がなく無事に渡ってほしいものです。



8月6日 リュウキュウコノハズクの幼鳥との出会い(大和村)
巣立ちしたリュウキュウコノハズクの幼鳥を観ることができました。3羽の幼鳥は親鳥に餌を
せがんで大声で鳴いていました。3羽のやんちゃな赤ちゃんを育てる親鳥は大変ですが、餌が
豊富な奄美の森は子育てに良い環境なのでしょうね。


8月3日 ケナガネズミとの出会い(奄美市住用町)
夏の夜は暑いせいかクロウサギとの遭遇は少ない。そのかわりリュウキュウコノハズクが観やすい
時期でもある。2日の生態調査で森に入ったらケナガネズミが車の上にいた。電線を伝わって移動中
でした。サンルーフを開けてじっくり観れました。

7月9日 スターウオッチング(笠利町太陽が丘運動公園)
笠利町の公民館講座で星の観察会をしました。台風で星が観えないのでは心配でしたが
その夜は一面の星空で天の川がくっきり、また望遠鏡で土星も見せることができました。奄美の
星空は素晴らしいと再確認しました。参加者は90人近くいたそうです。宇宙への関心を持つ子供
が一人でも増えればうれしいことです。



7月9日 夏の奄美(奄美大島北部)
友人たちと龍郷町のネイティブシー奄美で食事会を行いました。そこの海の奇麗な事に地元の
私たちも感動でした。もちろん食事もおいしかったです。


7月7日 夜の生き物(奄美大島南部)
明日から始まるツアーの下見で森に入りました。リュウキュウコノハズク、アマミノクロウサギ
リリカケス、アマミヤマシギなど森の生き物に遇えた。この日の運転とライトはT氏だったので、
私は良い条件で写真が撮れ、楽しかったです。本番でもこのように観えてほしいけど・・・

アマミノクロウサギ リュウキュウコノハズク

オオトラツグミ 木の枝で休んでいる蛾の仲間(?)

7月3日 2011奄美シーカヤックマラソン(瀬戸内町)
友人が参加したので応援に行きました。天気も良く参加者は気持ち良さそうに漕いでいました。


6月23日 ベニアジサシがやってきた!(奄美市名瀬&龍郷町)
アジサシがやって来ると夏本番というイメージになります。問題は奄美各地で営巣してくれるの
だろうか?ということです。餌のきびなご(小魚)の具合?海流の具合?営巣地の環境の具合、
台風など障害はいろいろあるようです。出来ることをしっかりやり、見守って行きましょう。


6月20日 奄美大島夜間調査(奄美大島山中)
この時期は夜間の環境調査のため林道を走っている。今年は昨年10月の豪雨災害や先月の台風
の影響で林道は崖崩れがあり大変です。調査中に撮った写真です。

アマミイシカワガエル アマミヤマシギ

電線の上をを移動中のケナガネズミ 羽を広げて威嚇(?)するアマミヤマシギ

6月12日 マングローブ探鳥会(奄美市住用町)
この日は童心に帰ってマングローブで生き物探しをしました。マングローブには色んな生き物が
いることを実感しました。


5月31日 晴天の日(奄美市名瀬・龍郷町)
この日は友人とドライブをした。梅雨のさなかの晴天日である。この時期の奄美市名瀬の港の
風景とイジュの花とアマサギです。




5月21日 アジサシの保護柵設置作業(笠利町土盛海岸)
奄美野鳥の会の会員と地元の宇宿小学校の1・2年生で奄美にやってくるアジサシ達のために
繁殖場所を確保するための保護柵の設置作業をしました。昨年は100羽ほどのアジサシ達が
無事に育ちましたが、今年も台風や人間や犬猫に邪魔されることなく無事に育ってほしいと参加者
で願いました。


5月15日 金作原探鳥会
奄美市の金作原原生林で探鳥会を行いました。梅雨入りしていたので雨が心配されましたが
当日は曇りで森を感じながら植物や野鳥のリスニングを楽しみました。


4月24日 内海・川内川探鳥会
この日の探鳥会は天候に恵まれ参加者も多く、25種類の野鳥を観察して楽しい探鳥会に
なりました。


4月17日 バックミラーにイソヒヨドリがとまる!
ガイト中に雨が上がるの車の中で待っているとイソヒヨドリがやって来てバックミラーに
止まってくれました。これはコンパクトデジカメで撮れました。


4月15日 ルリカケスとオオトラツグミ
ガイド中に奄美自然自然観察の森で雨に濡れながら餌を探すルリカケスの幼鳥と、夜はペアで
休んでいるオオトラツグミを観察することができました。



有限会社 奄美ネイチャーセンター 略称(ANaC) アナック http://amami.co.jp/
会社名
略 称
事務所
電話・FAX
Web管理人
有限会社 奄美ネイチャーセンター
ANaC(アナック)
奄美市名瀬和光町12番8号
0997-57-7591
高 美喜男
携帯(高) 090-5085-8834

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