生き物の設計図であるゲノムやそのエピジェネティックな制御機構がどのように成り立ち、
またどのように変化して生命機能や進化に寄与しているのかを研究しています。
特に哺乳類のレトロトランスポゾンによるゲノム機能変化に注目しています。

新着情報 (ゲノム・エピゲノムダイナミクス研究室:学部は資源生物科学科、大学院は動物科学専攻)

2025年11月05日
資源生物科学科2名の配属が決定しました。
2025年10月15日
マウス生殖細胞でのエピジェネティック制御に関する論文がNucleic Acids Research誌にアクセプトされました。
Sugimoto et al. "DNA methylation dictates histone modifications in developing male germ cells in the mouse."
プレスリリース 論文のページ
2025年09月12日
石川(D2)が第11回昆虫ワークショップで口頭発表しました。
演題「フジコナカイガラムシにおける染色体レベル全ゲノム解読とオス特異的なヘテロクロマチン化と相関するヒストン修飾因子の再検討」
2025年09月12日
北尾(学振PD)が第97回日本遺伝学会で奨励賞受賞講演を行いました。
タイトル「転移因子に由来する遺伝子の多様性と進化の研究」
2025年09月12日
石川(D2)が第97回日本遺伝学会でBP賞(優秀口頭発表賞)を受賞しました。
2025年09月10日
石川(D2)が第97回日本遺伝学会でワークショップ「遺伝学若手の会・遺伝学モザイクダイアログ」を主宰しました。
2025年09月10日
一柳が第97回日本遺伝学会でワークショップ「代謝とエピジェネティクスの交差点」を主宰しました。
2025年09月10日
一柳、北尾(学振PD)鈴木(D2)、石川(D2)、山中(M1)が第97回日本遺伝学会で口頭発表しました。
一柳「マウス雄性生殖細胞においてDNA メチル化はヒストンメチル化を制御する」
北尾「鳥類における2 つの内在性レトロウイルス遺伝子の転用進化」
鈴木「ヒトとチンパンジーの神経幹細胞分化過程におけるエピゲノムの比較解析」
石川「フジコナカイガラムシにおける染色体レベル全ゲノム解読とオス特異的なヘテロクロマチン化と相関するヒストン修飾因子の再検討」
山中「DNAメチル化による減数分裂組換えの開始機構の制御」
2025年09月05日
石川(D2)が第96回日本動物学会で口頭発表しました。
演題「フジコナカイガラムシにおける染色体レベル全ゲノム解読によるコナカイガラムシ分類群の種間比較解析」
2025年09月01日
石川(D2)が第7回転移因子研究会で招待講演しました。
演題「非モデル昆虫コナカイガラムシのゲノムとトランスポゾンの多様性」
2025年09月01日
一柳が国立遺伝学研究所で第7回転移因子研究会を主宰しました(9月1〜2日)。
2025年08月21日
北尾(学振PD)が第27回日本進化学会で口頭発表しました。
演題「霊⻑類におけるレトロウイルス由来エンベロープ遺伝子の進化とメガネザルにおける膜融合遺伝子としての転用」
2025年08月20日
一柳が第27回日本進化学会でシンポジウム「トランスポゾンが駆動するゲノム・エピゲノム改変と進化」を主宰し、発表も行いました。
演題「レトロトランスポゾン転移は哺乳類エピゲノムの進化を促す」
2025年07月19日
石川(D2)がオスとメスのなりたちを語らう会でポスター発表しました。
演題「Expolaration of genes involved in a phenomenon of male-specific chromosome inactivation in the Japanease mealybug Planococcus kraunhiae」
2025年07月16日
鈴木(D2)が第58回日本発生生物学会・第77回日本細胞生物学会合同大会でポスター発表しました。
演題「Comparative study oftranscriptome and chromatin accsessbility in human and chimapzneeneural stem cells」
2025年07月10日
北尾(学振PD)が日本遺伝学会奨励賞を受賞しました。
「転移因子に由来する遺伝子の多様性と進化の研究」
2025年06月18日
第18回日本エピジェネティクス研究会にて、鈴木(D2)と一柳がポスター発表しました。
鈴木「FOXA2 は内肺葉の発生過程において、ヒト LINE-1 レトロトランスポゾンを開いたクロマチン状態にする」
一柳「マウス L1 の転移・挿入は、たとえ短い挿入配列であっても、ヒストンアセチル化の違いを生みだす」
2025年06月02日
沈星月さんが研究室に加入しました
2025年06月02日
一柳の講義動画が夢ナビにて公開されました。動画へのリンク
2025年05月22日
一柳が学術変革領域「機動性DNAエレメントと宿主がおりなす生物多様性創出」のキックオフミーティングで講演しました。
演題「ストレス応答における機動性DNAエレメントの機能」
2025年05月17日
ノースカロライナ州立大学の部学生がStudy Abroad Programで研究室に加入しました。
2025年04月12日
L1レトロトランスポゾンによって新しい遺伝子ができることを明らかにした論文がGenome Res誌にアクセプトされました。
Kitao et al. "Birth of protein-coding exons by ancient domestication of LINE-1 retrotransposon."
プレスリリース
2025年03月01日
動物科学専攻の専攻ニュース2025年版が出ました。
ニュースはこちら
2025年01月30日
COVID-19により内在性レトロウイルスが活性化することをGenes to Cells誌に発表しました。
Yoshida & Ohtani "Activation of Evolutionarily Young Endogenous Retroviruses Is Implicated in COVID-19 Immunopathology."
論文へのリンク
2024年11月29日
北尾(学振PD)が第47回日本分子生物学会(福岡)のシンポジウム「レトロエレメント、敵か味方か」で招待講演しました。
演題「レトロエレメント起源の遺伝子の多様性」
2024年11月27日
一柳が第47回日本分子生物学会(福岡)のシンポジウム「生殖代謝学:栄養と代謝による生殖サイクルの制御」で招待講演しました。
演題「糖尿病による精子エピゲノム異常と次世代への遺伝性」
2024年11月27日
一柳が第47回日本分子生物学会(福岡)でシンポジウム「転移因子コードが誘導する核内3次元構造形成メカニズムの理解」を開催しました。
2024年11月27日
本研究室の3名が第47回日本分子生物学会(福岡)でポスター発表しました。
大谷「COVID-19患者組織内で産生されるヒト遺伝子とトランスポゾンのキメラRNAの網羅的解析」
Boyboy(ポスドク)「Paternal Transgenerational Epigenetic Inheritance of Diabetes in Mice」
森田(M2)「DNA脱メチル化剤5-アザシチジンの抗がん剤としての分子メカニズムの解明」
2024年11月23日
一柳がThe 39th International Kumamoto Medical Bioscience Symposium(熊本)で招待講演しました。
演題「Epigenetic regulation of retrotransposons during germ cell development in the mouse」
2024年11月15日
北尾(学振PD)が第4回日韓トランスポゾンシンポジウム(岡山)で招待講演しました。
演題「Impacts of retroviral envelope proteins on mammalian evolution」
2024年11月15日
一柳が香川大学ゲノム・遺伝子源解析センター(高松)の月例セミナーで講演しました。
演題「エピジェネティクスとトランスポゾンの交差点」

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