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外出禁止令違反の女性に「悪質拷問」、警官らに拘留命令 ウガンダ

発信地:カンパラ/ウガンダ [ ウガンダ アフリカ ]

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ヨウェリ・ムセベニ大統領が32日間の自宅待機命令を発令したウガンダの首都カンパラで、女性をむちで追い払う警官(2020年3月26日撮影)。(c)Badru KATUMBA / AFP

【4月8日 AFP】ウガンダの裁判所は7日、新型コロナウイルス対策の夜間外出禁止令を破った罰として局部に泥をこすり付けるよう女性数十人に強要した警官10人に対し、「悪質な拷問」を行ったとして来月7日までの拘留を命じた。

事件は外出禁止令が発効した日の翌日の2日、対南スーダン国境沿いの北部の町で起きた。

警察は6日、「夜間外出禁止令と公共の場への立ち入りの禁止に従わなかったとされる複数の女性と男性に対し、悪質な拷問があったとの疑惑」について、軍と共同捜査を開始したと発表。

警察によると、女性31人と男性7人を追い散らすため、治安部隊は「強引な手段」を用いたという。ウガンダ・ラジオ・ネットワーク(Uganda Radio Network)は女性らについて、性労働者だと伝えている。

また、警察は「巡回部隊はドアを蹴り開け、建物内にいた人たちを外に引きずり出した。中には泥だらけの地面に転倒した人もおり、その際に複数の女性と男性が負傷した」と説明している。

建物の女主人が地元記者に語ったところによると、警官たちは女性らに泥の中で転がるように強要し、無理やり局部に泥をこすり付けさせたという。警察によると男性7人も治安部隊から暴行を受け、うち1人は「深刻なけが」で軍病院に入院しているという。(c)AFP


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