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ニジェール軍施設襲撃で71人死亡 ISが犯行声明

発信地:ニアメー/ニジェール [ ニジェール アフリカ ]

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ニジェールの首都ニアメーで行われた、軍施設襲撃事件により死亡した兵士らの葬儀で、同国国旗で覆われた兵士らの遺体のそばを防護服を着用し歩く軍関係者ら(2019年12月13日撮影)。(c)BOUREIMA HAMA / AFP

【12月13日 AFP】(写真追加)西アフリカ・ニジェールで10日、隣国マリとの国境付近にある軍事施設を過激派数百人が迫撃砲などで攻撃し、兵士71人が死亡した。米民間情報機関「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」は12日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出したことを明らかにした。

攻撃を受けたのは、ニジェール西部ティラベリ(Tillaberi)州イナテス(Inates)にある軍事施設。同国でイスラム武装勢力の蜂起が始まった2015年以降、軍側に最多の死者を出した襲撃事件となった。

ニジェール国防省が11日に国営テレビで行った発表によると、攻撃は「推定数百人の重武装したテロリスト」によって行われ、軍側は71人が死亡、12人が負傷した他、複数が行方不明となっている。一方で、「多数のテロリスト」も死亡したとされる。

イスラム過激派のメディアを監視するSITEインテリジェンス・グループによると、「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」が犯行声明を出し、「兵士100人以上」を殺害したと主張した。(c)AFP

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