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アフリカ東部で豪雨、少なくとも39人死亡 複数国で被害

発信地:ナイロビ/ケニア [ ケニア タンザニア 南スーダン ソマリア エチオピア アフリカ ]

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土砂災害に見舞われたケニアのウエストポコット郡で、救助した被災者を搬送する村人たち(2019年11月23日撮影)。(c)AFP

【11月24日 AFP】アフリカ東部は数週間にわたってすさまじい豪雨に見舞われ、ケニアで土砂災害により29人が、タンザニアで川に流されて10人が死亡した。当局が23日、明らかにした。

ケニアでは、首都ナイロビの北西350キロにあるポコット(Pokot)郡で23日朝、夜通し降り続いた豪雨の影響で土砂災害が発生。家々が流され、少なくとも29人が死亡した。

これまでに子ども2人が救助され、引き続き救助活動と遺体の収容が行われている。

タンザニアでは、ムワンザ(Mwanza)州センゲレマ(Sengerema)県の極西部で、少なくとも10人が濁流に流され水死した。タンザニア赤十字社(Tanzanian Red Cross)の担当者は、「さらに多くの遺体が見つかる可能性がある」との見方を示した。

ソマリアでは数万人が避難を余儀なくされ、南スーダンでは複数の町全体が浸水し、エチオピアでは鉄砲水と土砂災害により数十人が死亡した。

豪雨の原因は、アフリカ東部沖の海水温が通常よりもはるかに高く、蒸発量が増加しているため。(c)AFP

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