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国連PKO部隊の車両が地雷踏む、隊員2人死亡 マリ中部

発信地:バマコ/マリ [ マリ アフリカ ]

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マリ北部ガオで、町中をパトロールする国連マリ多次元統合安定化派遣団(2018年7月23日撮影)。(c)Souleymane Ag Anara / AFP

【1月26日 AFP】西アフリカのマリ中部で25日、国連(UN)の平和維持活動(PKO)部隊の車両が地雷を踏み、スリランカ人隊員2人が死亡、6人が負傷した。国連マリ多次元統合安定化派遣団(MINUSMA)が明らかにした。

要員規模1万4000人のMINUSMAは声明で、「モプティ(Mopti)州ドゥエンツァ(Douentza)で今朝、MINUSMAの後方支援部隊の車両1台が地雷を踏んだ」と明らかにした。負傷者の中には重傷者もいるという。

MINUSMA筋が匿名を条件にAFPに明らかにしたところによると、死亡した2人はスリランカ人隊員で、負傷者は安全な場所に搬送したという。

イスラム過激派対策を支援するため2013年からマリに展開しているMINUSMAは車両が地雷を踏んだ後、「ドゥエンツァからそう遠くない現場を確保するため、増援部隊を送った」という。

マリでは20日にも、北部キダル(Kidal)州アゲルホック(Aguelhok)にあるMINUSMAの駐屯地がイスラム過激派の武装集団に襲撃され、チャド人の隊員10人が死亡、少なくとも25人が負傷していた。この襲撃については、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ組織(AQIM)」が犯行声明を出した。(c)AFP

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