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リビア沖でゴムボート沈没、移民100人以上死亡

発信地:パリ/フランス [ フランス ヨーロッパ リビア 中東・北アフリカ アフリカ ]

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リビア沖で移民を乗せたゴムボート(2018年5月12日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / LOUISA GOULIAMAKI

【9月11日 AFP】リビア沖で今月、移民を乗せたゴムボート2隻が沈没し、子ども少なくとも20人を含む100人以上が死亡した。国際医療支援団体「国境なき医師団(MSF)」が複数の生存者の話を基に明らかにした。

2隻は、それぞれ160人を乗せて9月1日にリビアから出発。しかし、生存者の一人によると、1隻はモーターが故障し、もう1隻も空気が抜けて沈み始めた。後者のボートには大人165人、子ども20人が搭乗していたという。

乗っていた移民はスーダン、マリ、ニジェール、カメルーン、ガーナ、リビア、アルジェリア、エジプトの出身者だった。

生存者は55人しかいなかった。リビアの沿岸警備隊は翌2日に276人をフムス(Khoms)の港に連れ戻したが、その一部が今回の沈没を生き延びた人たちだった。(c)AFP

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