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アフリカ南部、1400万人に飢餓の危機 国連が警鐘

発信地:ヨハネスブルク/南アフリカ [ アフリカ 南アフリカ ]

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ジンバブエの首都ハラレ郊外のスラムで、自分たちが住んでいる小屋の前で鍋に残った料理をこそげ落として食べる子ども(2009年2月25日撮影、写真撮影)。(c)AFP/DESMOND KWANDE

【1月19日 AFP】長期にわたる干ばつで作物の収穫が打撃を受けたアフリカ南部全体で、約1400万人が飢餓に陥る状況に直面していると、国連(UN)の世界食糧計画(WFP)が18日、発表した。とりわけマラウイでの被害が最も大きいという。

アフリカ南部は昨年の不作に続き、今年はエルニーニョ現象によるさらにひどい干ばつに見舞われており、WFPは「憂慮すべき見通しだ」と警鐘を鳴らしている。昨年は雨がほとんど降らず、収穫量は前年から半減し、マラウイで280万人、マダガスカルで190万人、ジンバブエで150万人が飢餓に直面した。

WFPによると、アフリカ南部全体で食品価格は上昇を続けており、マラウイではトウモロコシの価格が相場よりも73%高くなっている。(c)AFP

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