糖尿病性潰瘍も,傷によっては適切な治療により切断を避けることができます。患者様ご自身の治療への取り組み方で,治癒までの期間や治療経過が変わってきます。
糖尿病の方の足の褥瘡
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左下腿外側の創,初診時。変性した腱が露出。この上に,人工真皮が貼られていた。
下肢の血行障害が著明であった。
喫煙者。
変性した腱組織を除去。感染が無かったため,その後は創傷被覆材により治療。
下肢を洗っていなかったので,洗うことを含めスキンケアの必要性を説明した。また,厳重に禁煙を指導した。
写真のように,徐々に良性の肉芽組織を認めるようになった。また,創の縮小傾向も出現。
約2ヶ月で,治癒。
この方は,その後血管外科に治療を依頼,血流改善の手術を受けた。