育てる会会報147号

sorry,Japanese only

平成22年7月31日

第147号

NPO法人 岡山県自閉症児を育てる会

147号 目次

木陰の風に

育てる会 今後のセミナーのお知らせ

教師・保育士対象 即実践講座 報告と案内

夏休み木工教室のご案内

OHAの会・母の想いを語る会・AAO活動 お知らせ

サッカークラブ・水泳教室のお知らせ

私のお薦め本コーナー
発達障害がある子のための「暗黙のルール」

近隣の講演会等のご案内

あかいわ発達障害支援センター NEWS

赤磐ぐんぐんだより

厳しい暑さが続いておりますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
暑さは相変わらず・・・、でも木陰などに入った時、ふと首筋に感じる風に涼しさを感じる時があります。
「あぁ〜、涼しい〜」
暑い時には、無理せず少し休み休みいきましょう。
子どもたちは夏休みで、お母さんたちも大変でしょうね。
私も子どもたちが小さかった頃には、学校に行ってくれている時間がどれほどありがたい時間だったかを、夏休みにはよく思ったものでした。
学校へ行ってくれている時間だけが、唯一自分が自由になる時間でした。
超多動児だった哲平は、ひと時も目を離せない子でした。行水をしているな・・・と思って、玄関で来客の相手をしていると、その隙にテラスから裸のまんま外へ出ていったことがありました。
いつもは閉めている門扉は来客中の為、運悪く開けっ放しでした。お客さんが帰られたので門扉を厳重に閉めて、さて哲ちゃんは何してるかな?とお風呂場を覗いてみると・・・あれ、いない。どこへいったかしら? と捜してみると、点々とお風呂場からついている濡れた足跡は、テラスへ消えているのです。テラスから裸足のままパンツもはかずにこの炎天下どこへ行ったのか・・・。呼べど叫べど、応えるはずもありません。出奔して何分経つのでしょう。多分5分か6分は経っていると思われます。これだけ経ってしまうともうあとを追う事は不可能に近い事でした。
近所の皆さんに協力を頼み、上の子どもたちにも手分けして探してもらって、ようやく見つけたのは、300メートルほど離れた保育園でした。保育園の園庭に素っ裸の男の子が、入ってきてさぞかし驚かれたと思います。裸足でどうやってこの暑い中、300メートルも歩けたのか、いまでも不思議でなりません。連れて帰りながら、情けなくて涙がこぼれました。大人になっても裸で飛び出すような子になるのではないだろうか・・・。そんなことが頭をよぎって、不安で泣けました。
でも、哲平はそんな大人にはなりませんでした。一度で懲りたのかもしれないし、私の涙に何かを感じてくれたのかもしれないし(それはないか・・・)。今は、外出するときどころか、裸でお風呂から出てくるようなことも、決してありません。
当時は、大人になったらどんな大人になるのかが、解らず不安で心配でたまりませんでした。
よく赤磐ぐんぐんのお母さんたちが、「この子はどんな大人になるでしょうか、心配でたまりません」と言われます。そういえば私も昔そんなことを療育して下さる先生や、学校の先生にお尋ねしたものでした。
昔こんな風に言われた療育者がありました。
「この子はどんな大人になるのでしょう?」というわたしの質問に、
「お母さん、心配のしすぎですよ。大学生になるような自閉症の人もいるのですから・・・。ちゃんと育ちますよ」大学生になるということが、ちゃんとした大人になることではないことを今の私は知っていますが、当時の私は、この言葉で随分肩の荷が下りたように思いました。
でも今から思うと、この先生の言葉は、ちょっと無責任な言葉でした。その後もし私が何も努力しなかったら、何も教えていかなければ、哲平はこんな風に育ったかしら? 心配のしすぎは良くないけれど、どんな大人になってほしいかを考えて育てていくことはとても大切なことだと、私はその後考えるようになりました。
以前、講演会で、「自閉症の子は学ぶ力を持っている、しかし、教えなければ学ばないし、自然に学ぶということは決してない・・・」というお話を聞いたことがあります。それを聞いた時、やっぱりそうかと思いました。定型発達の人は、自然に学びます。教えられなくとも学ぶ力を持っていますが、自閉症の子は、一つ一つの場面で、一つ一つの事柄を丁寧に教えなければ学んではくれません。自閉症児の育ちは、長〜い丁寧な関わりからしか得られないように思います。
そういう意味では、家庭での母親との関わりの中から子どもは育つように思えるのですが、みなさんいかがでしょうか?
学校に任せてしまっていませんか?療育に通っているからと安心していませんか?
療育に通う時間なんてほんの短い時間です。療育でヒントをもらって帰って、自宅で毎日取り組んでこそ、子どもの力はつくのではないでしょうか?
赤磐ぐんぐんでは、お母さんたちに療育の様子を見ていただくために、テレビカメラを全部で12台取り付けて、それぞれのコーナーでの子どもたちの様子や課題の取り組み方などを、別室のモニターで見てもらっています。
しっかりメモしながら観てくださるお母さんたちがいらっしゃるのが、スタッフの励みです。家で取り組まれているお子さんは成長が早く、いろんな課題もどんどん達成していけるのですが、そうでない方の場合は・・・ なかなかはかどりません。残念ですが、現実です。
お母さん、夏こそしっかり取り組む時です。暑い暑いと愚痴っていないで、心機一転、頑張ってください。今の頑張りは、明日の左うちわにつながっているのですから・・・。
我が家の哲平君は、夕食作りや庭の草取りなど、暑い中でもどんどんやってくれる頼もしい働き手です。ありがたい、ありがたいと私は毎日左うちわです。
さて先日、子ども料理教室というのを地区の栄養委員として取り組みました。私は、赤磐市の栄養委員として、去年から活動しているのです。地域の栄養指導をしていくというのがお仕事です。
その一環としての、子ども料理教室です。子ども30人ほどに簡単な調理を教えるというのが、お仕事でした。
献立は野菜たっぷりのピザとカルシュームたっぷりのスープと、はったい粉羊羹でした。
このはったい粉を使った羊羹がなかなかおいしくて・・・。
色々と懐かしい思い出が、蘇ってきました。
はったい粉は、大麦を炒ってそれを粉にしたもので、小さい頃よく食べたものでした。
懐かしい子ども時代のおやつの記憶です。
はったい粉に砂糖を入れてお湯を適量入れて食べるのもおいしかったし、少し砂糖を入れた粉のまんまのものを紙に包んでもらって、少しずつ舐めながら遊んだものでした。紙に包んだはったい粉を手渡してくれた祖母の事を思い出したりして、なんだかジーンとなりました。
はったい粉から、次々と昔の事が蘇ってきて、色々なことを思い出しています。
私の子どもの頃は、夏休みには、朝はラジオ体操に行って、午前中は宿題もせず近所の子どもたちと遊び、午後からは、お昼ごはんをかきこんで近所の川へ泳ぎに行ったものでした。
川は、水がそれほど流れていないので、具合のいいところを適当に堰き止めて,それだけでは泳げる深さもないので、石をドンドン運び出して泳げる深さまで子どもみんなで協力して整えて、自分たちの遊び場所は自分たちで作ったものでした。子どもたちは6年生をリーダーにとても自主的に動いたものでした。
日が陰って、寒くなるまで泳いだこともありました。遊び呆けて、時間を忘れ、突然の夕立に水着のままで帰りを急いだこともあったっけ・・・。
そんな夏の終わりには、大量にたまった宿題に、四苦八苦したのも今では懐かしい事です。
夏の暑さは、昔とおんなじように思えるけど、30度を超えるような日は、一年に何度かだけだったように記憶しています。
あの頃から数えて、40年の歳月が経っているのですね。私にとっての黄金の日々です。キラキラ太陽とスイカと麦わら帽子・・・そしてセミの声。
セミの声を聴きながら、昔の夏休みを思い出しながら、この会報を書いています。

さて、思い出話にすっかり花が咲いてしまいましたが、ここからは、自閉症児を育てる会のお話です。
来る8月6日(金)に、発達障害支援ツールの展示と講演会を西大寺ふれあいセンター(岡山市東区西大寺中)にて行います。
県内の特別支援学校や支援学級、保育園や事業所などから、多くの手作りの支援ツールや課題学習の教材などが、数多く一堂に集められる展示会です。
各学校では先生方が、発達障害の子どもの特性に合わせた丁寧な支援の実践をされています。こんなに子どもたちの事を考えてくださっている先生方の取り組みを、ぜひ皆さんに紹介したいと思っております。そして、参加者が、自分のクラスの子どもたちの為に、またわが子の為にこの実践からヒントを持ち帰っていただけたらと願っております。自由に撮影OKですから、どんどん写真にとって、アイディアを持って帰ってください。多くの学校で新たな取り組みが生まれることを期待しての展示会です。
詳しいことは、後のページの案内文をご覧ください。
午後からの講演会の講師は、香川大学教育学部の武蔵博文教授です。
先生には、「18歳の春の親子療育クラブ」の講師として、いつもご指導いただいております。
演題は「支援ツールで目指す豊かな生活」です。多くの皆さんの参加をお待ちいたしております。

次は、赤磐ぐんぐんの職員募集についてのお話です。
赤磐ぐんぐんでは、療育スタッフを募集しています。
療育スタッフは、子どもの人生の初めに 色々な事を教えてあげられる素晴らしい仕事です。
その子の一生にとってとても重要な大切な瞬間に立ち会えるという、これほど喜びの多い仕事は他にはありません。
「わかった!」という瞬間を子どもと共有できる、生きがいや喜びを持てるお仕事です。
もちろん仕事ですから楽しいことばかりではありません。お母さんの想いに寄り添って、丁寧にお子さんにもお母さんにも接していこうと考えていても、自閉症児を抱えたお母さんのしんどさや苦しさを本当の意味で理解はできないので、お互いの気持ちがずれることもあります。そこをわかってほしいと思われるお母さんにとっては、不満を感じられることもきっとあるでしょう。
お母さんには、毎日の障害のある子どもとの暮らしは、辛く切なく、寄る辺なく不安が付きまといます。
赤磐ぐんぐんのスタッフは、なんとか解ろうと努力してくれる一生懸命で良質な職員たちで、誰一人いい加減が出来ない真面目なメンバーが揃っています。でも、療育の限られた短い時間を子どもの為に有効に生かしていきたいスタッフにとっては、十分お母さんとお話する時間、理解しあえるまでのゆとりの時間がとれないというのも現実です。
そんなお母さんとスタッフの間に立って、どちらの想いも解るという、お互いをつないでいくのが、私の役割だと思っています。責任重大ですね。
さぁ〜皆さん、この会報を読んでくださっている皆さんの中で、お仕事を変わりたいとか、新たに始めたいと思っておられる方、またそんな方をご存知の方がありましたら、こんな私たちを助けてください。大変かもしれませんが、やりがいのある仕事です。
たくさんのお子さんが、療育を受けたいけれど、入れずに待ってくださっています。少し手を抜いて「預かり」にしたり、集団療育にすれば何人も入っていただけるのですが、個別療育の大切さが分かっている私たちには、今、それが出来ません。
また今行っている療育の質を維持し、高めていくためにも、もう少しスタッフの増員を必要としています。
経験者が必要です。今まで療育をやってきた方、教員の経験のある方、障害児教育の経験がある方を募集します。時間は相談に応じます。条件は、ハローワークのホームページにも掲載しておりますのでご覧ください。パートタイムで2名募集しています。

赤磐ぐんぐん パートスタッフ募集

仕事内容:自閉症児への療育指導
勤務体制:平日9:00〜18:00のうち4時間以上(土日祝日は休み)
(注記)就業時間の相談可
資 格:保育士・教員免許・社会福祉士・臨床心理士のうちいずれか
経 験:障害児の保育・教育にあたったことのある方
賃 金:750円〜1200円(時給)
申込・連絡先:育てる会事務局 086−955−6758
詳しくはGoogleで「ハローワーク 自閉症児を育てる会」で検索
今は、大人になった息子を育てた母として、これははっきり言えます。
「教えていけば必ず学んでいけるのが、自閉症の子です」だけど、「何にも教えていかなければ、学ぶことが出来ないのも自閉症です」
さて、私に任されたページも残り少なくなってきました。
最後の締めに入らせていただきましょう。
暑い暑いと言っていても、必ず夏は終わります。ありがたいことに、過ごしやすい秋が必ずやってくるのは確かなことです。
自閉症児の子育ても同じです。しんどい不安な日々も、いつかは終わりを告げて、いつかは幸せな豊かな生活が待っているに違いありません。
それはあなたの今の頑張りにかかっているのかもしれませんよ。
今年の夏こそ頑張って、子どもとの日々を有益な日々にされますように・・・。
そして、いつかは左うちわをご一緒に・・・。
鳥羽 美千子

育てる会 今後のセミナーのお知らせ

★ 8月 6日(金) 西大寺ふれあいセンターにて
発達障害支援ツールの展示と講演会(講師:武蔵博文先生)
★10月16日(土) 岡山国際交流センターにて
高機能自閉症・アスペルガー症候群の講演会(講師:服巻智子先生)
★ 1月22日(土) 山陽新聞社本社ビルにて
高機能自閉症・アスペルガー症候群の講演会(講師:門眞一郎先生)

今後のセミナーの内容については、会報にて詳しくお知らせします。

教師・保育士対象 即実践講座

第3回目の講座が、基礎編は7月9日(金)、アドバンス編は7月15日(木)に開催されました。
基礎編の参加者からの報告をいただきましたので紹介します。


「支援のアイディア(環境調整:構造化について)」というタイトルでの第3回の講座に参加しました。今回も、例を用いて説明してくださり、とても分かりやすく、なるほどと思ったことがたくさんありました。
一つ目は、ある家庭でゲームをする時間は一日30分と決まっているのですが、30分になるとコントローラーを投げるという話です。見通しがないため、ゲームをやめたくない怒りから投げたということを知りました。そのようなときは、「また明日もやろうね」などとまたできることを教えることが大切ということを学びました。
二つ目は、ある支援学校で体育のとき、支援者が「その辺に座って、集合」と声を掛けたのですが、その場に座ったという話です。その辺と言われてもどこにすわればいいのか分からないので、マットをひき、ひいているところとひいてないところの意味を違うようにし、座る場所を明確にすることが大切ということも学びました。また、同じ場所で遊んだり勉強したりすると意味が読み取れないので、遊びや勉強などの場所をわけることも大切ということも学びました。
三つ目は、ある保育園で、先生が話しているときままごとコーナーが見え、気になるという話です。見えているのに気にするなというのは、無理なので、布をかぶせ、気になるものは隠すことが大切ということを学びました。さらに、一番前の席で授業をきくと、前に広いスペースがあり走らせてしまう可能性があるので、一番前より見本がいる二列目の席の方がちょうどいいということも知りました。
四つ目は、写真と絵の話です。私は、描く人によって奇麗・汚いに分かれる絵より、カラフルで、目を引きやすくて、手間がいらない写真の方が分かりやすいと思っていましたが、写真は、背景がうつるという弱点があるということも知りました。大事なところが分からない自閉症は、背景も必要な情報と思ってしまうので、背景を切ってカードに貼りつけることが大切ということも学びました。また、写真に写っている物の柄などに目がいって写真の柄と同じ物でないといけないとなることもあるので、柄をはずした絵を描いた方がいいということも知りました。
五つ目は、車の絵の中に会社のルールを書いており、それを見て仕事をしている自閉症の話です。その人は、車が好きなので、車の中に書くことで自然と目がいくようにしているということをきき、必要な情報と興味を合わせていくことの大切さも学びました。
重松先生の講座をきいて、集中して取り組め、安心して過ごせる環境をつくることも支援者の役割ということや言葉も一つの伝える方法ですが、声掛けで出来ても、それは自立していることには、ならないということを改めて実感しました。自立して一つ一つの活動を取り組むために、いろいろなやり方をして、その子に合った方法を見つけていきたいです。
(療育スタッフ:D)

8月は夏休みのため、お休みとなります。

【即実践講座 基礎編】
☆第四回☆ 平成22年9月3日(金)19:00〜20:45
「支援のアイディア 構造化?A自立課題」
岡山県生涯学習センター 大研修室
対 象 : 教職員・保育士やそれを志す人対象。施設・福祉関係職員も可。
(申し訳ありませんが、保護者対象ではありません)
【即実践講座 アドバンス(上級編)
☆第四回☆ 平成22年9月9日(木)19:00〜20:45
「構造化?@課題分析に応じた支援」
岡山県生涯学習センター 大研修室
対 象 : 過去の重松孝治先生の即実践講座の受講者。
どちらの講座も参加費・申込先は一緒です。
参加費 : 全10回分 賛助会員17,000円 ・ 一般20,000円(賛助会費含む)
途中から参加の方も同額です。それまでの回のDVD貸出をします。
申込先 : 育てる会事務局(086-955-6758)

夏休み木工教室のご案内

来る8月21日(土)、木工作家・川月清志先生指導で「夏休み木工教室」を開催します。
夏休みの宿題で工作などを考えておられる皆さん、ぜひこの機会にご参加いただき、世界でひとつしかないお子さんの手作り作品を作りましょう!!
前回の会報でもお知らせしましたが、まだ参加可能です。どうぞお申し込みください。

日 時 平成22年8月21日(土) 10:00〜12:00
場 所 岡山県生涯学習センター 木工教室
対 象 育てる会正会員の親子 15名まで
(兄弟の参加も可能です。保護者同伴で)
参加費 子ども一人につき1500円(材料費)
作 品 オリジナル ペン立て
お子さん自身ができるところは本人に。
難しいなと思えるところはお父さんお母さんが手伝ってあげて・・・。
木工が苦手な方でも大丈夫ですよ。
申込先 育てる会事務局(086-955-6758)。
☆詳しい作成方法などは参加申し込みされた方へ個別でご連絡します☆

「OHAの会」

OHAの会は高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんのための会です。
知的障害がないからこその悩みや将来への想いなど、同じ立場のお母さん同士で想いを語り合いましょう。
利守先生が毎回暖かなアドバイスもしてくださいます。

☆次回・・・9月24日(金)午前中 基本的に第四金曜日開催予定です。(育てる会正会員限定)
(注記)8月は夏休み期間中のため、お休みです。

「母の想いを語る会」

「我が子は一体どんな大人になるのだろう?」
自閉症の子どもをお持ちのお母さんは、誰しも頭の隅に心配の種としてありますよね。
今はこんなに愛らしい子どもたちも、必ず大人になっていきます。
20歳・30歳・40歳となり、そしていつか自閉症のおじいさん・おばあさんになります。

今回、自閉症で重度の知的障害も併せ持つ成人した息子さんの子育てをしてこられた先輩のお母さんから、子育ての歴史や息子さんとの毎日・そして若いお母さんに今だから伝えられることをお話していただきます。

また座談会形式で行いますので、いろいろ子育ての相談やアドバイスなどもいただけます。
お気軽に参加ください。詳しい時間や場所は、来月の会報でお知らせします。

日 時 第1回 平成22年9月21日(火)
(以後 10/19(火)、11/16(火)、12/14(火)予定)
講 師 今田 恒子 さん(43歳になる息子さんを育ててこられたお母さん)
参加費 500円(予定) (育てる会正会員限定)
申込先 育てる会事務局(086-955-6758)

「AAO活動」

猛暑が続いておりますが、いかがお過ごしですか?
我が家の息子たちは、用事がない日は外に出ようとせず、家の中で涼しく過ごしておりますf(^^;
今年の夏休みは、参加予定の行事が多く、祖父母宅への帰省の日程も長く設定していますので、それなりに忙しい休みを過ごしています。
AAO活動は、順調に出来ていますでしょうか?3回目の活動が終わる予定の10月ごろに、皆で集まって中間報告やありがとう集会についての話し合いなどの時間を持てたらと思っています。追って連絡させていただきますので、よろしくお願い致します。
楽しく有意義な夏をお過ごしください(^0^)/~
(AAO活動担当世話人:K.K)

サッカークラブのお知らせ

8月は夏休みのため、サッカークラブはお休みです。
次回は9月23日(木・祝)の予定です。詳しくは次回会報でお知らせします。

(サッカークラブ担当:S&T)

水泳教室のお知らせ

8月は夏休みのため、水泳教室はお休みです。
次回は9月19日(日)の予定です。詳しくは次回会報でお知らせします。

(水泳担当:M&I )

あかいわ発達障害支援センターNEWS

梅雨明けと同時に記録的な猛暑が続いていますね。
赤磐市でも幼稚園や学校は、夏休みに入りました。
来所いただくお母さま方からは、この長〜い休みをどのように過ごそうかとの声が聞かれ、一緒に計画を立てたり、約束ごとを決めたりと夏休み対策に追われています。
さて、7月のNEWSでは何を書こうかな...?と考えておりましたが、今回は巡回相談の様子について記してみようと思います。
巡回相談とは、地域の教育・福祉関係施設に相談員が直接訪れて、発達の気になるお子さまの生活の様子を実際に見た上で、発達や進学についての相談に応じたり、支援者(教員や保育士など)に対して具体的な支援方法を提案したりする相談支援のことです。
あかいわ発達障害支援センターでも、広報活動や、保健師さんらの口コミがきっかけで、巡回相談の利用を希望していただける園が増えてきました。流れとしては、まず教員や保育士のみなさんから、子どもの状況や現在支援を進めていく上で困っていることなどを事前に書き出して(状況によっては話して)おいてもらいます。
巡回相談日当日は、その資料をもとに行動観察やさらなる聞き取りなどをして、最後にケースカンファレンスを行い、助言をするというものです。実際に支援をしている先生方は、子どもたちのコミュニケーションの問題(未熟さ、乱暴さを含む)や、多動性・衝動性への対処方法、注意集中の困難さへの配慮などに関心が高く、支援方法に悩み、具体的な助言がほしいというニーズを持っています。
園によってはこの短期間に何度か足を運んでいるところがありますが、関心が高い分、助言したことは即実践して下さり、訪問時には上手くいった話や、失敗した話を聞かせていただけるので、相談員としてのやりがいを強く感じられます。
支援者と保護者がお子さまについて共通認識を持たれているケースでは特に、これらの助言が活かされるな〜と実感できます。
なぜなら、園でできるようになったことが、環境を整えることで家でもできた(つまり、その子の生きる力として身に付いた)という、嬉しい報告を聞くことができるからです。
教育や福祉の現場でも、発達障害に対する理解が広まりつつある中で、体制や人手不足により十分な個別支援が提供できるとは言い難い実情にはありますが、赤磐市には、愛情深く熱心な先生方がたくさんおられることが分かってきました。こうした方々と一緒に、子どもたちに対する正しい理解をすすめ、楽しい園生活や学校生活が送れるように準備をしていきたいな〜と思っています。
来月も子どもたちの変化と、支援者や保護者のみなさまからの「発見レポ(報告)」を楽しみに、各園まで伺います!どうぞよろしくお願いします。
(支援センタースタッフ:原)

あかいわ発達障害支援センター

〒709-0826
赤磐市和田12-2(山陽児童館内)
電話・FAX 086-229-1150

開所日 毎週火〜木
9:00-18:00(祝日除く)
対 象 赤磐市在住の発達障害児者

赤磐ぐんぐんだより

赤磐ぐんぐんに新しいスタッフが仲間入りしました。ご紹介します。

初めまして。白井 雄大です。

これまでは、太陽の家作業所のスタッフだったのですが、7月から赤磐ぐんぐんのスタッフになりました。
療育の現場に関わるのは初めてなので、まだまだ分からないことだらけですが、早く一人前になれるように頑張っていきたいと思います。
これから、よろしくお願いします。
女性スタッフが多かった赤磐ぐんぐんなので、初めて出会ったお子さんが、マジマジと白井先生を見て「・・・パパ?」と言ったり。笑
休憩時間等には、子どもたちから「白井せんせー!一緒に遊ぼう!」と大人気です。
新しいスタッフが入ってますます元気に頑張る赤磐ぐんぐんをどうぞよろしくお願いします♪
(松田 紗代)
以前は「育てる会会報」はHPにも全文をUPしていましたが、容量等の事情により、現在は一部抜粋にさせていただいています。
なお会報は正会員・賛助会員の方へは郵送でお届けしています。
もしご希望の方がおられましたら、ぜひ賛助会員に申し込みをお願いします。年会費 3000円です。
応援よろしくお願いします。
申込み方法の詳細は「育てる会 HP」に記載しています。

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