「Samba 4.0.0のDC上でUID/GIDの値にUNIX属性が反映されない」の版間の差分
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(新規作成)
細 (nss_winbind 経由であること(nss_ldap ではなく)を明示)
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==現象==
==現象==
対象のバージョンの Samba について、UNIX属性(RFC2307)でUID/GIDの値を設定しても作成されたユーザやグループに値が反映されません。
対象のバージョンの Samba について、UNIX属性(RFC2307)でUID/GIDの値を設定しても(追記) nss_winbind 経由で (追記ここまで)作成されたユーザやグループに値が反映されません。
==説明==
==説明==
2013年2月24日 (日) 11:12時点における版
KB番号
J0801
最終更新日
2013年02月24日
作成者
たかはしもとのぶ
最終更新者
たかはしもとのぶ
対象
この文書は、以下のプロダクトに付いて説明したものです。
- Samba 4.0.0
- Samba 4.0.3
現象
対象のバージョンの Samba について、UNIX属性(RFC2307)でUID/GIDの値を設定しても nss_winbind 経由で作成されたユーザやグループに値が反映されません。
説明
対象バージョンの Samba においてUNIX属性の値を反映させるためには、明示的に posixAccount もしくは posixGroup を objectClass として追加する必要があります。例えば、以下のようにして sam.ldb を直接編集することで実現可能です。
- sam.ldb を編集モードで開く
# /usr/local/samba/bin/ldbedit -H /usr/local/samba/private/sam.ldb
- 対象アカウントの objectClass として posixAccount (もしくは posixGroup)を追加する
# record 14 dn: CN=samba 03,OU=OU3,DC=samba40ad4,DC=samba,DC=local objectClass: top objectClass: person objectClass: organizationalPerson objectClass: posixAccount objectClass: user cn: samba 03 ※(注記)samba 03というアカウントに対して追加する場合