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更新日:2025年11月19日

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【地域の防犯】まちの安全を守る活動に参加する

特殊詐欺被害防止活動を行う西宮市小松町自治会のみなさん

近年、日常の暮らしの身近なところで、街頭犯罪(乗物盗など)や侵入犯罪(空き巣や事務所荒らしなど)が発生している。このような情勢の中、県内各地域で、住民の方々による自主的な活動が広がっている。

県では、一人ひとりが犯罪被害に遭わないよう意識を高めるとともに、「地域の安全は地域自らが守る」を合い言葉として、地域ぐるみで犯罪の防止その他安全で快適な暮らしを実現するための活動(地域安全まちづくり活動)を支援。自治会(町内会)が中心となって、PTAや婦人会など地域安全まちづくり活動を行っている他の団体にも呼びかけて活動を行う「まちづくり防犯グループ」への情報提供に加え、「地域安全マップ」の作成支援などを行っている。

また、一般県民や地域安全まちづくり推進員等から、電話により、日常生活の中で気づいた異変の通報・相談を受け、速やかに適切な関係機関(県・市町専門相談機関、警察等)へと連携する「ひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談」を設置。事件の未然防止や早期解決につなげている。

まちづくり防犯グループへの支援とひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談

県では、単位自治会の区域、または複数の単位自治会の区域(最大小学校区程度)を活動区域として、自主的に地域安全まちづくり活動に取り組むグループを「まちづくり防犯グループ」と呼び、グループへの情報提供などを実施している。「ひょうご地域安全まちづくり推進協議会」では、より実質的で効果的な地域安全まちづくりを目指すために「生活安全マップ作成マニュアル」を作成している。

また、犯罪を防止するための活動や、犯罪につながるおそれのある環境を改善する活動のリーダー役となる「地域安全まちづくり推進員」を設置。地域安全まちづくり推進員は、地域安全まちづくり条例(平成18年兵庫県条例第3号)に規定された兵庫県知事が委嘱するボランティア。推進員は、県民等による地域安全まちづくり活動の推進を図るため、率先して地域安全まちづくり活動に取り組むほか、県民等、県及び関係機関の連携及び協働に関する調整を行う。

県と警察が共同設置した電話相談窓口「SOSキャッチ電話相談」では、相談内容に応じて迅速・適切に相談窓口を紹介、相談内容を引継ぐ対応を実施。日常生活の中で、地域の安全安心にかかる異変に気づいたら、通報・相談できるよう、連絡は匿名でも受け付けている。例えば「数ヶ月前から、空き家の隣家に見知らぬ人が出入りしていて不安だ」「金銭を請求するハガキが届いた。心当たりがないので不安だ」など、匿名でも通報・相談できる敷居の低い電話相談となっている。

まちづくり防犯グループによる子どもの見守り活動と徒歩パトロール

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自治会における特殊詐欺被害防止活動

西宮市にある小松町自治会は、小松小学校区を拠点に「小松町に住んで良かった」を合言葉として、様々な年代、職業を超えて活動をしている。当自治会は、子どもの登下校の見守り活動などを実施しているが、その中でも「特殊詐欺被害防止」に力を注いでおり、地元警察署との連携を図っている。地元警察署である甲子園警察署が実施する『特殊詐欺被害防止100日運動』に令和5・6年度の2年連続で参加し、「100日間被害ゼロ」を目標に自主的な取組みを展開した。

具体的には、高齢者宅への戸別訪問、特殊詐欺講習会の開催、金融機関周辺での防犯キャンペーンなどの取組みを実施した。このような取組みを実施することで、被害の背景には「自分には関係ない」という意識の低さがあるという点に自ら気付くことができ、高齢者の危機感を高める方法を検討するに至った。当自治会については、このような市や警察等との関係機関と連携した活動が評価され、「令和6年度地域安全まちづくり活動賞」を受賞した。
今後も、これらの活動を継続することで、被害のさらなる減少を目指している。

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