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2024年12月04日 Wednesday
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大日川ダム
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2010年03月12日 Friday 12:15
堤高42.8m
G/A 1966年 兵庫県営
2010年01月30日見学
美女が眠るダム。
大日川ダムは、大日ダムのすぐ上流にある農業用のコンクリートダムです。
白いコンクリートが印象的だった大日ダムと対照的に、黒く重厚に見えます。
左岸の下流面に穴があり、こんこんと水が湧き出ていました。
この水が用水路を流れ、下流の大日ダムの横まで流れて行くみたいです。
右岸の天端まで登ってみました。
天端の端に現在の貯水量と、水位をリアルタイムで表示する電光パネルがありました。
この様な設備を見るのは始めてです。
淡路のコンクリートダムは、必ずどこか特徴があり面白いです。
洪水吐により、一段高くなっている天端中央より下流を見る。
減勢工の形も特徴的。
下流に向け狭くなっている所には副ダムがあり、真上に古い橋が残されています。
哀愁漂う、副ダム上の橋。
すぐ下に新しい橋が架けられた為、もう誰も渡る事が無いのでしょう。
橋があるだけで、両岸の道は自然に帰りつつあります。
天端からダム湖の右岸を見ると建設時のプラント跡が見えます。
湖に浸っているのは骨材を入れる設備だと思いますが、山の斜面のスロープは何に使われていたのでしょうか?。
骨材の運搬に関する何かとは想像しましたが、この後、近くで観ても解りませんでした。
それよりも、ダム湖の上流に土盛りの堰堤が見えます。
ちょうど、成相ダムから見える成相池堰堤のようです。これは気になります。
行ってみましょう。
大日川ダムの湖を完全に上下で分断するかのように見えた堰堤ですが、右岸の端で堰が切れていました。
堰堤の端、水路となっている部分は、かつで洪水吐のあった所かと思われます。
いったい何という堰堤だったのか、知る由もありませんが、成相池堰堤と同じ運命である事は想像が付きます。
地図では、この堰堤から上流は美女池と記載されていますので、もしかすると美女堰堤という名前だったのかも。
堰堤の端に碑がありますが、ダム湖の対岸に道は無く、ボートで上陸しないと行けない場所です。
シンプルな造りの大日川ダム。
よくあるゲートレスの堤体ですが、何処となくオールドダムのような品格を感じていました。
ダム湖側から見てある事に気が付きました。
天地に薄い洪水吐が、上田池ダムや、山田池のような石積堰堤を思わせるシルエットなのです。
大日川ダム
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