しつもん学校プロジェクトとして、
しつもん財団認定のキッズインストラクターが
無料でしつもん授業を行っています。
目的は学校の先生にしつもんのバトンを渡すこと。
良質なしつもんを継続的に
子どもたちに届けたいという思いがあります。
講師にかかる費用は全て
しつもん財団で負担しております。
ご不明な点は上記リンク先のお問い合わせフォームより、
お気軽にお問い合わせください。
ご依頼お待ちしております。
昨年は、コロナ禍の影響で
予定されていた授業も断念せざるを得ませんでしたが
ここにきてすこしずつ
風向きが変わっているように感じています。
しつもん授業では、
グループでお互いの答えを伝え合ったり、
ペアワークで体験を通して学んでもらうことを大切に考えていますが
その行為が「蜜」であると判断される現状です。
その辺りは、学校側の受け入れ態勢とご相談しながら、
さまざまな工夫で対応させていただいています。
私たち講師側も知恵を出し合い、
柔軟にかつ、新たなチャレンジの機会となっています。
おかげさまで本質的に考える機会となり、
気付けることや学べることも多いなぁと感じます。
しつもん授業後にはじっくりと「振り返り」の時間を持ち、
皆さんから届く、授業後の感想にも励まされています。
一部、ご紹介しますね。
▶︎生徒の声
・色々な意見が聞いただけでたくさんあったのでコロナじゃなければ話し合いなどしてみていろんな意見をもっと聞いてみたかったです。
・これからの未来に役立ちそうです。私は将来小学校の先生になりたいので、今日学んだことを自分の教え子に教えてあげたいです。
・自分はいつも悪いところばかりに目を向けていたのでいい所にたくさん目を向けたい。
・目的や目標を見失わないようにしたい。夢の実現に必要なのは、血のにじむ努力をずっと続けていくことではなく、小さな一歩を踏み出すことが大切だと分かった。
・自分が思っている以上にいいことがいっぱいあったことに気づかされた。叶えたいことがいっぱいあった。
▶︎先生の声
・自分の殻をうち破った生徒が多かったと思う。
・あまり堅苦しくとらえず、リラックスした様子で話を聞き、取り組んでいました。
・欠けている部分が目につきやすい。という部分は私たち教員も考えていかなければなりません。良い所に目を向けて伸ばしていくことが大切だと改めて気づきました。
・自分の夢やしてみたいことをあまり難しく考えずに少しずつでも近づきたいという思いを持てるようになるのはとても望ましいことだと思います。きっと多くの生徒が勇気をもらえたのではないかとも思います。
▶︎講師の声
・講師で知恵を絞って、この条件下で最も有効に体験いただける方法を考えて実施できたことは、いい経験になった。
・今回の体験を通して、想定外のことが起きた時に臨機応変に対応することの大切さを実感。自分の状態を整えておくことの大切さや、そういう場面に立った自分をふりかえると、これからの時代はますます、自分で問いを立てること、今回のように対応していくために、しつもんに答え合うという「しつもん授業」で届けていることの重要性をますます感じた。
名護高校には今年7月19日にお伺いし、魔法の質問の授業を行いました。
その際、しつもんカード、ノートを寄付するお約束をしました。
それがようやく完成を迎え、この日贈呈式を行うことができました。
しつもんカード・ノートは、
この企画に賛同していただいたみなさまの寄付により実現しました。
寄付していただいたみなさまには、心から感謝申し上げます。
当日は、海外出張のため贈呈式に参加できなかった
しつもん財団、代表理事の松田充弘のメッセージを読み上げました( 代表メッセージ )。
読み上げてくださったのは、
今回の授業のサポートとして参加して頂いた
伊波直哉さんです(キッズインストラクター、魔法の質問認定講師8期生)。
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続いて、生徒のみなさんへ贈呈を行いました。
しつもんカードとノートは、伊波さん、
三川充貴さん(キッズインストラクター、魔法の質問認定講師8期生)、
新保善也さん(キッズインストラクター)により、
クラス全員一人ひとりに手渡しさせていただきました。
贈呈式のあとは、金城先生によるしつもんカードを使った授業が行われました。
仕事について、将来について、お金について...。
カードに書かれた様々な「しつもん」で
今の自分が見えてきます。
自分以外の答えに触れることで、
新たな発見をすることができ、気づきにつながります。
この日も他の生徒の答えに歓声を上げたりと、
様々な反応がみられました。
今回は新しい学校プロジェクトのテストケースとして
名護高校にて、魔法の質問の授業と教材のプレゼントを行いました。
今後、詳細が固まり次第、寄付を募っての授業、教材プレゼントを
定期的に行っていけたらと財団では考えています。
“しつもん”は、繰り返すことで成果が表れます。
しつもん学校プロジェクト(旧・魔法の質問学校プロジェクト)では、
継続的な”しつもん”の授業を導入するためのサポートをしています。
しつもんで、子どもたちの未来を一緒に創るために。