一新塾は1994年に大前研一氏によって設立されましたが、2002年9月11日に大前グループから独立し、NPOになりました。
港区芝3丁目の今の一新塾の教室の拠点を持てた時のことを、昨日のことのように思い出します。あれから、何よりも一人一人の「根っこの力」「志の育み」を起点にした学校運営が本格化しました。
一新塾で立ち上げる社会を変えるプロジェクトは、根っこ(人生の必然)と幹(プロジェクト)がつなげることを大切にしています。それによって、自分だからこそのミッション基軸が貫かれる揺るぎないプロジェクトが育まれることになりました。
「誰もが社会創造のプレイヤー」
「すべての人は志を生きられる」
そんな学びの場を、質素に真面目に楽しく助け合いながら、アットホームなコミュニティとして、志に立ち戻れる場として、発展してこれたことは、たくさんの志の育みを応援してくださってきた講師の方々と、ご一緒に学びの時間を持ってくださった塾生の皆さまのおかげであることは言うまでもありません。心から感謝いたします。
そして10月26日には一新塾は31周年を迎えます。
混迷の時代はまだまだ続きますが、皆さまと共に、知恵を出し合い、支え合って、何より根っこ力を携えて、持続可能な希望の未来をつくってゆく一歩一歩を進めればと思っております。
もし、近くに「志を生きてみたい」という思いを抱かれている方がいらっしゃるようなら、一新塾の場をお伝えいただければ嬉しいです。
新しい時代を根っこ力で作ってゆく仲間を増やしてまいりましょう。
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インドにオーガニックフードを広め、安全な野菜の産地直送の仕組みを作ろうと、インドで双子の姉と「HASORA Organic India」を2016年に設立された一新塾卒塾生の八田飛鳥さんに一新塾講師としてオンラインでご講義いただきました。
米国の大学時代から「社会問題をビジネスを通して解決したい」と、
帰国後、日本のベンチャーに就職された八田さん。
その後、一新塾卒塾生だった父親に一新塾を紹介され入塾(25期)。
卒塾後、祖母が亡くなったことをきっかけに、双子の姉のいるインドに渡る決心。
目の当たりにするインドでの課題。
インドの都市部には新鮮で安全な食材はない。
買いたたかれる農家。
中間業者がいくつも入り店頭に並ぶまでに5日以上。
残留農薬や防腐剤使用や産地も明記はなく消費者は「食の安全性」に不安を抱えていた。
二人は有機野菜の産直で起業。
コロナ禍では、免疫力を高める健康な無農薬の有機野菜のニーズが広がり事業を拡大。
ヘルシーな日本食をインドに、インドの自社ブランド食品を日本に、日本とインドの架け橋としても尽力。
道なき道を切り拓く八田さんからフロンティア精神を学ばせていただきました。
「Be the change you wish to see in the world.(あなたが世界に見たいと願う変化に、あなた自身がなりなさい)」は、
ラストメッセージにいただいたマハトマ・ガンジーの言葉です。
今回は起業の決断と、起業の0⇒1のプロセスにフォーカスいただいてお話いただきました。
これから起業を考えたいという方にとっては、ドンピシャの内容で背中を押していただきました。
ぜひとも、日本とインドの架け橋として、八田さんの志をますます前進されてください。
★誰もが志を生きる一新塾
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一週間前は東京で、週末は大阪と名古屋で、「タテ軸ヨコ軸羅針盤講座」。
一新塾独自の基本フレームワークは2つあります。
一つが「6つの箱」で、静的、絵画的なツール。
もう一つが「タテ軸ヨコ軸」で、動的、音楽的なツール。
プロジェクトは生き物なので、時間軸での動きの中でも捉えて、タテ軸ヨコ軸で戦略を考えてゆきます。
「6つの箱」は大局を見渡す額縁。
「タテ軸ヨコ軸」はその中で響き続ける旋律。
タテ軸(理念)やったらヨコ軸(協働)。
ヨコ軸(協働)やったらタテ軸(理念)。
プロジェクトは、タテ⇒ヨコ⇒タテ⇒ヨコのリズムを交互に奏でながら成長してゆきます。
タテ軸は理念軸。
上に向かう力が「ビジョン探究力」。未来を見通す力です。
下に向かう力が「原因分析力」。過去を見通す力です。
ヨコ軸は協働軸。人と繋がる力。
右に向かう力が、メンター力。
一人の懐に入り込み、深い信頼関係を築く力。
左に向かう力が、マネジメント力。
組織化して個の力を何十倍何百倍に変える力。
また、社会変革型のプロジェクトは近年どんどん増えていますが、必ずしも、リーダーのミッションとは限りません。
この場でのこだわりは、自分のミッションが貫かれた、ミッション基軸のプロジェクト。
ミッション基軸のプロジェクトは、壁が訪れても、わけが違います。
たとえ逆境であっても、内発的なエネルギーも活用して、ブレずに前進し続けられます。常に「根っこ」にアクセスしながら、仲間と根っこで響き合いながら、タテに突き抜け、ヨコに突き抜けるプロジェクトの作り方を学び合う時間を持ちました!
ご興味を持っていただいた方は、ぜひ、以下の一新塾体験セミナーへ!
https://www.isshinjuku.com/03bosu/b2_sietumei.html
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一新塾OBの今井茂雄さんが起業された「イントロン・スペース株式会社」の商品が紹介されました。人生100年時代、画期的な尿漏れケア製品・男性用尿ケア製品「TIMESHIFT(タイムシフト)」の開発についてのインタビュー。
■しかく産経新聞「男性用の尿漏れケア製品を開発 東京の新興企業 「失禁があっても活動的な日常生活を」
https://www.sankei.com/article/20250829-BOEQAUKO7FLNZO6APM3WJOAYVI/?fbclid=IwY2xjawMjSUFleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFrYzBEejZ1dVJEbzhYaVFrAR5LFccx3vSKhSOUOg4iRY7OLHQzb2qc0QWwVHuat9equRZRHoAZIQoDcEKwrA_aem_BcOD10PMCPXaVMx6JfohWg
「タイムシフト」は?外付けの人工膀胱(ぼうこう)?の機能を持ち、今井氏によると「マシュマロよりも柔らかい」という独自開発の伸縮自在な樹脂製。筒状の形状で、男性器に装着すると、排尿時には水風船のように膨らみ、2回分程度の尿をためることができる製品です。
★誰もが志を生きる社会起業・政策学校一新塾
JUGEMテーマ:ビジネス
昨日は「夢みるチョコレート工房〜障がい者の方々の職業選択肢の幅を広げる」をテーマに、伊藤紀幸さん(一般社団法人AOH会長・ショコラボグループ代表)に一新塾にてご講義いただきました。
横浜にあるオシャレなチョコレート菓子工房「ショコラボ」。
日本で初めての福祉のチョコレート工房です。
https://chocolabo-group.com/
プロのショコラティエの指導の下、障がい者が美味しいスイーツを作っています。目指すのは、現実マーケットを意識しつつ、健常者と障がい者が共生・共働してつくる商品です。
2019年には、カカオ豆から手作りしたチョコレート菓子と飲物を販売する店舗を併設した「ショコラ房」もオープン。
2021年には、横浜ランドマークプラザにも出店されました。
「あらゆる人々を平等に尊重し、障がい者・健常者・高齢者が
共生するコミュニティを作り、関与する全ての人々が物心両面の豊かさを感じられる仕組み作りで社会に貢献すること。」
ショコラボ・グループの企業理念です。
伊藤さんの転機は、障がいを持つ息子さんの養護学校初の父親参観。「お子さんたちは就職できたとしても、月給は3千円くらい」との教員の言葉に伊藤さんは衝撃を受けました。
「頑張って働いても自分の1時間の残業代ほどしか手にすることができないのか。」障がいのある息子を持つ親として、障がい者が生き生きと働く場をつくることこそが、自分の務めではないか?ビジネスの世界から社会変革の道へと転身された伊藤さん。
参加された塾生の感想と心に響いたお言葉の一部です。
●くろまる本当にやりたいことをやればいい
●くろまる仕事が好きだから頑張れる
●くろまる不退転の決意
●くろまる一番大切なのは決心すること
●くろまる好きなことを見つけ覚悟を決める
●くろまるやれることからやって共感を集める
●くろまるトリニティ化
●くろまる無知はコスト、知識で負けるのは努力不足
●くろまる学び続ける
●くろまる何のため、誰のため、何に焦点
●くろまる全肯定でチームづくりをしたい
●くろまる理念や優位性、オンリーワン性を追い求める
●くろまる絶対に逃げない、あきらめない
●くろまる感動からスタートする
●くろまる心で感じたことは成功する
●くろまるお互いさまを心がける
●くろまる自責、他責の考え方
●くろまる人生の目的と向き合う
伊藤さんの講義は、経営という枠を超えて、
どう生きるかの人間の原点に向き合わせていただく
かけがえのない時間となりました。
特に脱サラを考えている塾生にとっては、
お言葉の一つ一つが心の深いところに刺さったと思います。
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