一新塾OGの橋本弥生さん(九鬼ヤヨイ)の日本画の個展に行ってまいりました。この個展は2011年「宮古諸島つかさ応援プロジェクト」を立ち上げた橋本さんのミッション・ビジョンから生み出されました。

橋本さんは、会社員時代に旅行で訪れた伊良部島で、宮古島の伝統文化、御嶽(うたき)を守りお祭りをつかさどる「つかさ」という役を担う後継者が減少し、大事なお祭りができなくなってきているお話を聞かれました。

「自然や日本文化を守ることこそ自分の使命」

橋本さんは一新塾の仲間にその現状を発信し、このプロジェクトを立ち上げ、ずっと活動を継続。

東京で宮古島諸島の現状を伝えるイベントを行い集まった寄付を宮古島に渡しに行ったり、ふるさと納税の政策提言をしたり、会社員をしながら活動を続けられています。
数年前からは、

「祈りの島といわれる宮古島の聖地を伝える」
「そのためには伝統的な日本画で描きたい」

と会社を退社し、日本画を始められました。

橋本さんの日本画では、けっして撮影できない「御嶽(うたき)で、つかさ役の方が神事をされている様子」も描かれています。(神事は神聖なものなので、写真も映像もとることができない場面があります。)宮古島諸島の花や木や風景。宮古島諸島や日本の神々や自然などインスピーレーションを感じたモチーフ。宮古諸島の美しさや、神秘さ、「神の島」と言われるゆえんが伝わる絵画が描かれていました。

宮古島の「おばあ」が手作りした置き物や宮古島のお酒も販売されていました。

★一新塾は、1994年に大前研一氏が創設した【社会起業・政策学校】です。自らが社会課題だと感じたことを解決するために、一歩踏み出す方法や道を一緒に考え応援しながら31年。
社会起業、政策提言、市民活動、様々な方法があります。学びたい方は是非ご一緒に。

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志を生きるには土俵づくりが大切。
一新塾では、志を生きる一歩踏み出す前に、
「志を生きる土俵」づくりをします。

プロジェクトが5年10年20年と続くには、
最初の一年目に自分だからこその揺るがぬ
「志を生きる土俵」を作っておくことが何より重要です。

『ミッション探究ワークショップ』では、
参加された塾生全員が、6つの箱のフレームワークを活用して、
第一回目の土俵づくりのワークショップをしました。

社会の現実に自分の人生を投げ入れて、
自己変革と社会変革を促す方法論です。

そして、6つの箱の起点はビジョンです!
ずっと心の奥底で願っていたワクワクする憧れが
湧き上がるような突き抜けた大きな社会ビジョンを
描き合いました。

『ミッション探究ワークショップ』
東京、大阪、名古屋で開催しました。

誰もが未来創造のフロントランナー。
どんな未来の扉を開くのか、とっても楽しみです!

★自己と社会を同時変革する一新塾

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カテゴリ:講義
今週は、堀田卓哉さん((株)Culture Generation Japan代表取締役・一新塾OB)に一新塾でご講義いただきました。
テーマは「伝統を未来へ、ローカルをグローバルへ」です。
堀田さんは1977年生まれのロストジェネレーション世代です。
バブル崩壊後の就職氷河期(1994 〜 2004年)と重なった世代であり、自信を喪失してしまった人たちも少なくありませんでした。
堀田さんも就職活動での苦労から、自分の未来と日本の将来を悲観的に考え、海外に渡りました。そして帰国後、浅草で知り合った同じロスジェネ世代の職人が語った「何百年と続いている伝統を、俺らが終わらせるわけにはいかない」との自信に溢れる言葉が、堀田さんの人生を変えることになります。
2010年に一新塾に入塾され、ロスジェネ世代の若者が、職人と共に歩み、文化・伝統を次世代へつなぐことで誇りを取り戻すことこそが、同世代の再生、ひいては日本復活の鍵であると信じ、
一新塾で仲間を得てプロジェクトを立ち上げました。
そして、卒塾目前の2011年9月に株式会社Culture Generation Japanを設立。
東京都美術館との協働PJで職人とデザイナーをマッチング、
ジャパンブランドフェスティバル、
和食器のサブスクリプションサービス「CRAFTAL」、
クラフトツアープログラム「Onland」、
日本橋の問屋街の5階建ビル1棟をリノベーションし「器」を軸とした複合施設TOIビル。
国内最大級のリユース事業者であるコメ兵ホールディングスとの協業で生み出した「旅皿」は、2025グッドデザイン賞を受賞!
「物語のある、お皿たち」をコンセプトに、一流の料理人に選ばれ銘店で使われた和食器が新たなオーナーを得る旅路に出る循環型サービスです。
57期生にとっては、第一回目のゲスト講義、これからプロジェクト立上げに向かいますが、0⇒1で事業を立ち上げるとはどういうことか、とってもわかりやすくゼロからの起業の舞台裏のストーリーを語っていただきお言葉の一つ一つがとても響きました。
塾生時代、チーム活動で南三陸の復興の応援のための提灯職人による提灯づくり体験イベントやOBOGコースで対象者を富田さんに定められたお話など、当時のことがリアルに蘇ってまいりました。
そして、(株)カルチャージェネレーションジャパンを起業されて、毎年新しい挑戦を積み上げて、伝統工芸の未来のために変革をもたらす、意義ある事業を生み出し続けていらっしゃる歩みに心より敬意を表します。
「発想したら、まずやってみる」
堀田さんの行動力がとても響きました!
塾生の皆さんからのご感想と心に残ったお言葉の一部です。
くろまる情熱と冷静さの共存
くろまる初心を忘れず持ち続ける
くろまる人生賭けて向き合うことにアクセス
くろまるメンバーからの問いで根っこが定まる
くろまる対象者への聞き取り、ペインの探求
くろまる本当にやりたいことを考えながら調査
くろまる現場に行くとビジネスの種がある
くろまる日本の現実と世界のニーズとのギャップ
くろまる誰よりも早くサービスを打ち出す
くろまるやりたい気持ちを行動に変える
くろまるまず賛同者からスタート
くろまる0⇒1で起業していく流れが見えた
くろまる自分の強みに立ち戻る
くろまる自分にできることは全力でやる
くろまるマーケティングに合わせた変化が必要
くろまる使うたびに価値が上がるという視点
くろまる一つ扉が開くと次につながる
くろまる人に会う、人と人と人がつながる
くろまる根っこで決めたことは変えない
くろまる諦めない、勝つまでやる
くろまる70点でも走り出す勇気
「人生をかけて向きあう価値のあるプロジェクトに出会えることを願ってます!!」との色紙も刺さりました。一新塾教室に飾らせていただきました。
日本文化を次世代につなぎ、世界に発信し続ける堀田さんの現場の奮闘から紡ぎ出したお知恵に学ばせていただきました。
くろまるCulture Generation Japan
くろまる社会起業・政策学校一新塾

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カテゴリ:講義
能登半島地震からもうすぐ2年。毎年石川県からお越しくださる一新塾講師の雄谷良成氏(社会福祉法人佛子園 理事長・NOTO, NOT ALONE 研究所 所長)には昨年も今年も能登・輪島のお話をお聞きしています。
「ごちゃまぜ」をコンセプトとした福祉のまちづくりの実践で有名な雄谷氏ですが、今回の映像は能登・輪島の仮設住宅のある場所につくられた集う場所、コミュニティセンター「コミセンBASE」で働く「社会福祉法人 佛子園」で働く人、そこに集まる人が紹介されています。「日常的なつながりが生きる力になる」ことがしみじみ感じました。
ちなみに、職員の方が着ているTシャツは「NOTO, NOT ALONE 研究所」が震災直後に立ち上がりデザインされたものです。現在Tシャツ、ビール、コーヒー等が「ふるさと納税」にもなっています。
【本編】能登・輪島 福祉と復興の記録 「つながりが、生きる力になる」
★社会起業・政策学校一新塾

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【東京本科 卒塾式】

11月3日に昨年11月に入塾された方々の卒塾式を開催。
「東京本科」では全員が自分の志を発見する学びをしながら、チームを組んで一歩踏み出す社会実験を行います。
これは一新塾31年の知恵の中から生まれた「一新塾メソッド」を体得していただくことが目的です。

一新塾は「学び」が「実践力」に繋がることを大切にしています。
「社会起業」「政策提言」「市民活動」のどの方論でも共通の「志を生きる技術」があります。
毎期、色んなチームが立ち上がり、実験が行われ、1年間の成果や体験、試したこと、躓いたことなど、仲間と分かち合うのが卒塾式です。

20代から60代まで職業もバラバラなのですが、1年間共に学んだ同期は、お互いの志を応援してきた時間を過ごしたので、志が響きあう仲間になっています。今回も各チームのプレゼンテーションの後で、一人一人が「一年の学びで得たもの・感想」を発信され、皆で受け止め合い、全員、修了証を舞台上で受け取られ、壇上を降りられる方の気配は、「これから新しい人生に向かう」という気配で満ちていました。

【卒塾式の一新塾生の感想】

・志で着実に進められていて素晴らしい卒塾式でした
・「一歩ずつ進めば、たどりつく」と思えました
・どの活動もリーダーとメンバーの行動力が素晴らしい
・一新塾では社会問題が無数にあると気づいた
・ビジョンが大切、行動も大切、人と繋がることも大切
・数年やって実現するのかと思った活動が1年もかけずにできるのか!
・どのチームも1年間で形が見えている
・スモールステップの事例と本当に実現できるリアルを見れた
・目的がはっきりしなかった活動が具体的な施策がすすんでいた
・皆さんのプロジェクトの進行状況が素晴らしくげ驚いた刺激を受けた
・各リーダーの「熱意」に感動した
・プレゼンを聞いてモチベーションがあがった
・全員が本気で取り組んだことに対して感動した
・メンバーの覚悟が感じられて感動した
・熱はすべてを動かす、と実感した
・一新塾での気づきがたくさんありすぎて書ききれない
・「自分を認める」事の大切さに気付かされた
・多彩な発表から自分の世界をもっと広げるべきだと感じた

節目は人を成長させます。
タテ軸の成長とヨコ軸の成長。

タテは、志を研ぎ澄ませて主体的市民としての成長。
ヨコは、仲間の志をしっかり受けと育み合う協働力。

会場中に志が響き合い、志をしっかり受け止め、
志を生きる人生を応援し合う、かけがえのない場が生まれました!

卒塾式は、通過点。
志を生きるジャンプ台として、大きく羽ばたいてください!

★社会起業・政策学校一新塾

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カテゴリ:講義

江戸川区でインド人との多文化共生のまちづくりに貢献されている一新塾OBの近藤祐市さん(「ナマステ江戸川区」代表・株式会社ゴーゴーインディア代表)がABEMA NEWSチャンネルに出演されました!

近藤さんは、日本社会に溶け込もうとしている、インドの方々の素晴らしさを紹介されました

12分20秒から江戸川区の多文化共生のコーナーです!

しかくABEMA NEWSチャンネル

「アベプラ2外国人比率7%!江戸川区?多文化共生?への挑戦」

https://abema.tv/channels/abema-news/slots/CbwvTuC7K14t1V?fbclid=IwY2xjawNweZlleHRuA2FlbQIxMQABHlTBi3IevZwojlqdJ7OetkPQEcRxFHK7XtEKh7m11jyRwHCFMBPd3VUYf8au_aem_oI7vISvV_HOEPlSl1b0YCQ

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本日、2025年10月26日は一新塾創設記念日。
31年前の今日、大前研一氏によって、一新塾は誕生しました!
この場では、一人ひとりが自分だからこその志を生きる学びと挑戦をして、その知恵のバトンをつないで、つないで、つないで、31年経ちました。志を生きる同志の皆さまとそれを支えてくれた講師の皆さまに心より敬意を表します。

いま、100年に一度の大転換時代。
気候変動で、人類と自然との調和が問われ、
世界の分断で、人類の協働が問われ、
AI革命で、変化への対応力が問われます。
国内では、未曽有の人口減少、少子化、高齢化。
一人ひとりに押し寄せる、格差・貧困・孤立。
私たちに求められるのは、時代の試練に向き合うことではないでしょうか。
誰もが社会創造のプレイヤー。
誰もが主体的市民。
すべての人は志を生きられます。
さあ、あなたも一緒に!

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カテゴリ:市民の知恵
1年に1度の「一新塾創設者 大前研一 政策研究」講義開催。
昨日は毎年東京本科で行っている一新塾の原点回帰の講座を開催。1994年に誕生した一新塾。それは当時、経営コンサルタントを辞めて市民活動に転じた大前研一氏の一歩から始まった学校です。1994年10月26日に誕生した一新塾、毎年この時期に原点回帰としてこの講座を開催しています。
映像はこちら↓

★社会起業・政策学校一新塾

体験セミナー開催中!

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カテゴリ:講義

一新塾OB講師 武藤真祐氏(医療法人社団鉄祐会理事長・(株)インテグリティ・ヘルスケア代表取締役会長・医師・一新塾OB)の前回の講義のラストメッセージです。
医療界にイノベーションを起こし続ける武藤さんのお言葉、響きます!

[フレーム]

新しい日本を創造するネクストリーダー養成学校一新塾

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カテゴリ:講義
昨日は、小金井市長で、一新塾OBの白井亨氏に『みんなでつくろう。いろいろが、彩るまち』をテーマにご講義いただきました。
ビジネスマン時代の2012年に一新塾30期に入塾。
当時、偶然転勤で住むことになった小金井市での慣れない子育てで、奥さまは「孤育て」状態に。
そこで、一新塾で「子育てシェア」プロジェクトを立ち上げ、平日の日中の奥さまを助ける仕組みをつくれないかと活動をスタート。
その活動を通して、小金井市の課題とポテンシャルを感じたことから政治の世界に挑戦。在塾中の2013年に小金井市議会議員選挙で初挑戦・初当選。
「子育て×繋がり×賑わいの好循環の仕組みをつくる」を掲げ、
20〜40代を中心とした政策を考え、若い世代へ訴えかけました。
2022年10月、市立保育園2園を廃止する条例改正の専決処分への対応についての前市長の突然の辞職を受け市長選に挑戦。2万7251票で初当選。
「ちがいを魅力に。つながりを安心に。住民から市民に。くらしとチャレンジを支えあう、小金井市」
をビジョンに小金井市政変革に挑む白井氏に学ばせていただきました。
白井さんの志を貫く人生の歩み、仕事をしながら市民活動として、孤育てにしないための男性の家事・育児参画や地域のつながり・地域の支え合いづくり、そして、政治を自分事化して、会社を辞めて政治の世界へ飛び込む決断と行動、常に挑戦し続ける姿勢に勇気をいただきました。
地域みんなで子育て・子育ちを応援する政策や児童福祉費を手厚くする取り組み。積年の問題を先送りすることなく真っ直ぐ向き合われるとともに、小金井市役所のアップデイトのお取り組みもとても響きました。
くろまる市民と共につくるまち
くろまる環境と暮らしの両立
くろまる多様性重視
小金井市の可能性を大きく引き出しながら、全体を俯瞰し、未来を見据えて、卓越したコミュニケーション力でスピードをもって市政改革に邁進される姿に感動いたしました。
たくさんの勇気と知恵とエネルギーをいただきました。
★社会起業・政策学校一新塾

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