理数科隊員として養成校に務めていますが,
音楽や体育だって手を出しています。
音楽の先生は,やる気がありますが,
教え方を知らないのかもしれない。
先生も『りさ教えてー!!!』と言ってくれる。
毎回音符読み,リズム遊び,歌,オルガンをしている。
学生にも教えるけどもちろん先生にだって教えています。
ニャックルー頭ではわかるんだけど,
指が動きません!!!
必死で指を動かしています。
わかるよ!!でも,慣れだから!!!
指を動かさせる。
歌えないと弾けないわよ!!!
歌いながら弾きなさい!!!
結構スパルタです。
一人一人を見ていないカンボジアの教育。
全体指導しながらの一人一人の個別指導を入れる。
難しいけど,心がけています。
一人も見逃しません。w
そして,最後は,課題ができないと帰しません。
一人一人チェック。
子ども達は素直で可愛いです。
習った歌を歌いながら帰って行く生徒を見て,
『この子たちが先生になるんだなー』と期待しています。
生徒は,
なぜ音符によって棒が下になったり上になったりするの?
とか
どの指で弾けばいいですか?
とか
もう一度歌って下さい。音程がわかりません。
とか
意欲も感心もあります!!!がんばれ!!
毎回歌っている歌があります。階名で歌います。
音程がばらばらで音の高いも低いもありません。
同じドでも音程がころころかわります。
よく聞くと原因がわかります。
生徒全員,先生と同じ音程で歌っています。
先生のしていることがすべて,生徒にうつっています。
指の動きも,音程も,楽器の叩き方も。
まずは先生と一緒に勉強すべき。
前に立つ姿。 姿勢。 大事です!!!
音楽も教材のわかりやすさを少しずつわかってもらえたのか,
テストに絵が入ってきました。
習った事がテストに出ています。
変わり始めた音楽の授業。変化が見える。
いろいろ苦労もありますが,音楽はやっぱりたのしいです。