藤原 信行

基本情報

所属

大阪公立大学 教育学修支援室(OMUラーニングセンター) 特任助教

学位

博士(学術)(立命館大学)

J-GLOBAL ID

201301096811583314

researchmap会員ID

B000228921

研究キーワード

• エスノメソドロジー
• 社会的排除
• アンペイドワーク
• ケア
• 社会学
• 医療化
• 近代家族
• 動機の語彙
• 自殺

研究分野

• 人文・社会 / 社会学 /

経歴

• 2023年10月 - 現在

  立命館大学, 大学院先端総合学術研究科, 非常勤講師(プロジェクト予備演習I)
• 2022年4月 - 現在

  大阪公立大学, 文学研究科都市文化研究センター, 研究員
• 2022年4月 - 現在

  大阪公立大学, 教育学修支援室(OMUラーニングセンター), 特任助教
• 2016年4月 - 現在

  関西福祉大学社会福祉学部, 非常勤講師(社会学)
• 2022年10月 - 2024年3月

  滋賀県済生会看護専門学校, 非常勤講師(家族論)
• 2020年10月 - 2024年3月

  京都精華大学, 人文学部, 非常勤講師(社会学概論・社会学特講)
• 2020年4月 - 2023年9月

  びわこリハビリテーション専門職大学, リハビリテーション学部, 非常勤講師(社会学)
• 2010年4月 - 2023年3月

  箕面学園福祉保育専門学校, 保育科, 非常勤講師(社会学)
• 2020年10月 - 2022年3月

  大阪市立大学, ラーニングセンター(教育開発支援室), 特任助教
• 2016年4月 - 2022年3月

  大阪市立大学, 文学研究科都市文化研究センター, 研究員
• 2017年4月 - 2021年9月

  立命館大学大学院, 先端総合学術研究科先端総合学術専攻, 非常勤講師(プロジェクト予備演習II)(応用購読演習IV[2021年4-9月])
• 2020年9月 - 2021年3月

  大阪経済大学, 人間科学部, 非常勤講師(現代社会論)
• 2019年4月 - 2019年9月

  京都府立大学公共政策学部, 非常勤講師(社会病理学I)
• 2011年10月 - 2019年3月

  滋賀医療技術専門学校, 作業療法士科, 非常勤講師(社会学)
• 2017年10月 - 2018年12月

  大阪教育大学教育学部, 学校教育教員養成課程社会科教育専攻, 非常勤講師(ICT基礎B)
• 2014年4月 - 2018年3月

  大阪教育大学教育学部, 学校教育教員養成課程社会科教育専攻, 非常勤講師(情報機器の操作)
• 2017年4月 - 2017年9月

  大阪バイオメディカル専門学校, 医療福祉心理学科, 非常勤講師(社会理論と社会システム)
• 2015年4月 - 2017年3月

  滋賀県立大学人間文化学部, 地域文化学科・人間関係学科, 非常勤講師(社会調査実習)
• 2013年4月 - 2016年3月

  立命館大学, 衣笠総合研究機構, 専門研究員
• 2011年10月 - 2014年3月

  立命館大学大学院先端総合学術研究科, 先端総合学術専攻, 非常勤講師(リサーチマネジメントIII〔調査倫理〕)

学歴

• 2006年4月 - 2010年3月

  立命館大学, 先端総合学術研究科

委員歴

• 2016年4月 - 2017年3月

  日本保健医療社会学会, 編集委員会 査読委員

受賞

• 2019年9月

  出版奨励賞, 社会病理学の足跡と再構成, 日本社会病理学会

  朝田佳尚, 田中智仁, 藤原信行ほか

論文

• 不本意な法的決定を受容する方法――相続をめぐるトラブルで民事訴訟の被告となった当事者の語りから

  藤原信行

  佐藤岩夫・阿部昌樹・太田勝造編『現代日本の紛争過程と司法政策――民事紛争全国調査2016-2020』 631-647 2023年2月 招待有り
• 不本意な法的決定をどう受容するか――相続をめぐるトラブルで民事訴訟の被告となった当事者の語りから

  藤原信行

  『超高齢社会における紛争経験と司法政策(科学研究費補助金基盤研究(S))』ディスカッションペーパー 2021年4月 招待有り
• 彼が自ら命を絶ったのは誰のせいか ——遺族間の責任帰属・非難の応酬をめぐる 成員カテゴリー化装置の使用

  藤原信行

  ソシオロゴス (44) 14-37 2020年12月 査読有り
• ミルズ「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文を再読するーー研究と現場の実践をめぐる緊張関係と社会病理・逸脱研究

  藤原 信行

  日本社会病理学会監修:朝田佳尚・田中智仁編『社会病理学の足跡と再構成』 25-44 2019年10月 招待有り
• 自ら命を絶つ者は不幸でなくてはならない――突然死した者を自殺者と同定する過程をめぐる規範的秩序と実践

  藤原 信行

  生存学研究センター報告 (26) 160-187 2016年3月
• 「あなたもGKB47宣言」論争における自殺をめぐる規範的秩序――争点としての自殺(者)カテゴリーの「述語」

  藤原 信行

  生存学センター報告 (21) 101-133 2014年3月
• 自殺対策の推進における家族員の責務とその上昇をめぐって

  藤原 信行

  現代思想 41(7) 129-139 2013年5月 招待有り
• スポーツ新聞記事にみる死者への自殺動機付与とカテゴリー執行――〈女子アナ〉のあるべきキャリア/述部をめぐって

  藤原 信行

  研究紀要(箕面学園福祉保育専門学校) 4 13-24 2013年2月
• 自殺動機付与・責任帰属活動の達成と,人びとの方法と/しての精神医学的知識

  藤原 信行

  ソシオロゴス 36(36) 68-83 2012年10月 査読有り
• 非自殺者カテゴリー執行のための自殺動機付与――人びとの実践における動機と述部の位置

  藤原 信行

  ソシオロジ 57(1) 125-140 2012年6月 査読有り
• 自殺動機付与/帰属活動の社会学・序説――デュルケムの拒絶,ダグラスの挫折,アトキンソンの達成を中心に

  藤原 信行

  現代社会学理論研究 6(6) 63-75 2012年3月 査読有り
• 『医療化』された自殺対策の推進と〈家族員の義務と責任〉のせり出し――その理念的形態について

  藤原 信行

  生存学 3 117-132 2011年3月 査読有り
• 自死遺族による死者への自殺動機付与過程の『政治』

  藤原 信行

  生存学 1 55-69 2009年2月 査読有り
• 自殺(予防)をめぐる『物語』としての精神医学的知識の普及と自死遺族

  藤原 信行

  精神医療 53(53) 78-84 2009年1月 招待有り
• 自死遺族が自らの経験を語ることの困難

  藤原 信行

  生存学研究センター報告 5 189-207 2009年1月 招待有り
• 自死遺族が自らの経験を語ることの困難――傷(wounds)が真実性を担保する時代のなかで

  藤原 信行

  生存学研究センター報告 5 152-169 2009年1月 招待有り
• 『動機の語彙』論再考――動機付与をめぐるミクロポリティクスの記述・分析を可能にするために

  藤原 信行

  コア・エシックス 4 333-344 2008年3月 査読有り
• 近親者の自殺,意味秩序の再構築,動機の語彙

  藤原 信行

  コア・エシックス 3 301-313 2007年3月 査読有り

MISC

• 書評 澤井敦・有末賢編著『死別の社会学』(青弓社,2015年)

  藤原 信行

  保健医療社会学論集 27(1) 140-141 2016年7月 招待有り
• あとがき

  中倉智徳, 藤原信行

  生存学研究センター報告 (26) 243-248 2016年3月
• まえがき:理論と経験的記述をめぐる〈雑感〉から

  藤原信行, 中倉智徳

  生存学センター報告 (26) 8-11 2016年3月

書籍等出版物

• 現代日本の紛争過程と司法政策――民事紛争全国調査2016-2020

  佐藤岩夫・阿部昌樹・太田勝造編 (担当:分担執筆, 範囲:不本意な法的決定を受容する方法――相続をめぐるトラブルで民事訴訟の被告となった当事者の語りから(pp. 631-647))

  東京大学出版会 2023年2月 (ISBN: 9784130361583)
• 社会病理学の足跡と再構成

  日本社会病理学会監修, 朝田佳尚, 田中智仁編 (担当:分担執筆, 範囲:ミルズ「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文を再読するーー研究と現場の実践をめぐる緊張関係と社会病理・逸脱研究)

  学文社 2019年10月
• 知のフロンティア――生存をめぐる研究の現場(知のアート・ シリーズ)

  立命館大学生存研究センター監修, 渡辺克典編 (担当:分担執筆, 範囲:自死遺族が直面している困難を私的な〈心〉ではなく公的な〈言葉〉から考えてみる)

  ハーベスト社 2017年3月
• 生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ

  立命館大学生存学研究センター編 (担当:分担執筆, 範囲:自殺をめぐる常識的推論とその帰結――制度としての言語の観点から)

  生活書院 2016年3月 (ISBN: 9784865000528)
• 自殺と向き合う

  浅野弘毅, 岡崎伸郎編 (担当:分担執筆, 範囲:自殺(予防)をめぐる『物語』としての精神医学的知識の普及と自死遺族)

  批評社 2009年5月 (ISBN: 9784826505048)

講演・口頭発表等

• 自死遺族の語り(インタビューデータ)と,彼/彼女から提供された死者の遺した文書をめぐるエスノメソドロジー的考察

  藤原 信行

  日本法社会学会2019年度学術大会 ミニシンポジウム 法社会学における理論的概念と観察的データ 第4報告 2019年5月12日 招待有り
• インタビュー調査の特徴とデータの利用法―― 試論的一考察

  藤原 信行

  日本法社会学会2018年度学術大会 ミニシンポジウム10 法の質的研究を前進させる 第2報告 2018年5月27日 招待有り
• 社会病理学・社会問題研究における エスノメソドロジーの可能性と限界

  藤原 信行

  日本社会病理学会第33回大会テーマセッション 2017年9月3日 招待有り
• あの人が自ら命を絶ったのは誰のせいでもない――自死遺族が近親者の自殺をめぐる責任帰属活動から〈おりる〉方法の考察

  藤原 信行

  第89回日本社会学会大会 2016年10月9日
• 自殺を自死に置き換えることをめぐる希望と困難

  藤原 信行

  日本社会病理学会第32回大会 2016年9月25日
• ミルズ「社会病理学者」批判論文の内実と現代社会病理学研究

  藤原 信行

  日本社会病理学会第31回大会 2015年10月4日
• うつ病という自殺動機の付与と死の責任の宛先の決まり方

  藤原 信行

  第88回日本社会学会大会 2015年9月19日
• あるうつ病患者の自殺をめぐる遺族の語りにおける責任帰属活動

  藤原 信行

  第87回日本社会学会大会 2014年11月24日
• 自死遺族らによる自殺動機付与・責任帰属活動と動機の語彙・成員カテゴリー

  藤原 信行

  エスノメソドロジー・会話分析研究会2014年度研究大会(秋) 2014年10月12日
• 調査研究の手引きとして『実践としてのジェンダー』(とくに第1部)を読む――より統制のきいた質的な経験的研究(記述)のために

  藤原 信行

  特別講義・合評会企画「ジェンダー研究の新機軸:エスノメソドロジーからのアプローチ」 2014年2月22日
• 日本における自殺の現状と対策――問題点も含めて

  藤原 信行

  ×ばつ立命館大学生存学研究センター 研究交流会 2014年2月12日 招待有り
• 『動機の語彙』論から考える自殺の合理的な説明可能性と自死遺族の困難

  藤原 信行

  2013年度立命館大学ライスボールセミナー 2013年7月16日 招待有り
• 自死遺族による「不幸のレトリック」の実践と死因にたいする疑問の隠蔽

  藤原 信行

  社会構築主義の再構築プロジェクト研究会 2011年度第2回研究会合 2011年12月3日 招待有り
• 医療化された自殺対策の行為記述水準での局所的達成と責任帰属

  藤原 信行

  第36回日本保健医療社会学会大会 2010年5月16日
• 自ら死を選ぶに値する者とは誰か?――死因を自死と噂された,ある事故死者の遺族による語りから

  藤原 信行

  日本社会病理学会第24回大会 2008年10月5日
• 自死遺族が自らの経験を語ることの困難――傷(wounds)が真実性を担保する時代のなかで

  藤原 信行

  立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」研究報告2 2008年6月7日 招待有り
• 遺族による近親者の自死の意味づけとその困難――精神医学的言説が参照されたとき

  藤原 信行

  日本社会病理学会第23回大会 2007年9月30日
• 近親者の自殺と意味秩序修復の技法

  藤原 信行

  日本社会学会第79回大会 2006年10月28日

担当経験のある科目(授業)

• 2022年10月 - 現在

  家族論 (滋賀県済生会看護専門学校)
• 2020年10月 - 現在

  社会学特講 (京都精華大学人文学部)
• 2020年10月 - 現在

  社会学概論 (京都精華大学人文学部)
• 2020年4月 - 現在

  社会学 (びわこリハビリテーション専門職大学リハビリテーション学部理学療法学科・作業療法学科)
• 2016年4月 - 現在

  社会学(社会理論と社会システム→ 社会学と社会システム) (関西福祉大学)
• 2010年4月 - 現在

  社会学 (箕面学園福祉保育専門学校保育科)
• 2021年4月 - 2021年9月

  応用購読演習IV (立命館大学大学院先端総合学術研究科先端総合学術専攻)
• 2017年4月 - 2021年9月

  プロジェクト予備演習II (立命館大学大学院 先端総合学術研究科先端総合学術専攻)
• 2020年9月 - 2021年3月

  現代社会論 (大阪経済大学)
• 2019年4月 - 2019年9月

  社会病理学I (京都府立大学公共政策学部)
• 2011年10月 - 2019年9月

  社会学 (滋賀医療技術専門学校作業療法士科)
• 2017年10月 - 2019年3月

  ICT1基礎B (大阪教育大学教育学部 学校教育教員養成社会科教育専攻)
• 2014年4月 - 2018年3月

  情報機器の操作 (大阪教育大学教育学部 学校教育教員養成課程社会科教育専攻)
• 2015年4月 - 2017年3月

  社会調査実習 (滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科・人間関係学科)
• 2011年10月 - 2014年3月

  リサーチマネジメントIII(調査倫理) (立命館大学大学院 先端総合学術研究科)
• 2012年9月 - 2012年9月

  社会理論と社会システム(集中講義) (大阪国際福祉専門学校 社会福祉士養成通信課程, 大阪バイオメディカル専門学校 医療福祉心理学科)

所属学協会

• エスノメソドロジー・会話分析研究会
• 日本社会病理学会
• デュルケーム/デュルケーム学派研究会
• ソシオロジ 同人
• 日本保健医療社会学会
• 日本家族社会学会
• 日本社会学理論学会
• 日本社会学会
• 青少年問題学会
• 日本法社会学会

共同研究・競争的資金等の研究課題

• 人びとによる自殺の責任帰属過程にかんする社会学的記述のための基礎的研究

  日本学術振興会 科学研究費助成事業・若手研究(B) 2014年4月 - 2017年3月

  藤原 信行