今の私たちの生活は、貴重な資源の無駄使いとかけがいのない地球の環境汚染の上になり立っています。
そのために私たちは今、地球温暖化やオゾン層の破壊そしてダイオキシンや環境ホルモンの脅威にさらされています。
私たち人間は、自然環境と共に生きることの大切さを深く自覚しなければいけない時期に来ているのです。今の暮らし方や
考え方を問い直し、できるだけゴミを出さない、作らないことが、現代を生きる私たちに求められていることではないでしょうか?
●くろまる税金を食うごみ
毎日の生活や企業活動から生じる大量のごみ。それを処理するための莫大な経費は、すべて私たちの税金でまかなわれています。年々増え続けるごみ処理費に多くの自治体は、悲鳴を上げています。
沖縄県では、ごみ処理のために年間140億円もかかっています。
県民一人当たりに換算すると=年間10,496円/人(平成14年度)
1トンあたりに換算すると=28,931円/t (平成14年度)にものぼります。
まさに、私たちの大事な税金がごみに飲み込まれてしまいそうです。
また、ごみを埋め立てるための最終処分場も残り後わずかです。
今後、最終処分場を確保していくためにも莫大な資金が必要となります。 また、環境への配慮や安全性の確保などこれまで以上に厳しくして行かねばなりません。
私たちの税金を大切に使っていくためにも、普段の暮らしの中で少しでもごみを減らして行くことが求められています。またごみを生み出さない社会の仕組み創りも必要です。
→ごみ処理費用
できることから始めよう!
ごみ問題を解決するカギは、ごみを買わないことです。ごみを出さないことが何よりも大切です。過剰包装や衝動買いなどしていませんか。その次に再利用を心がけましょう。また資源として回収できるものはできるだけリサイクルに回すことです。と同時にリサイクル製品を積極的に利用することが重要です。
●くろまるごみを減らし、環境に配慮した生活を心がけましょう!
1)詰め替え製品やリターナブル容器の製品を積極的に利用しましょう。
2)不要なレジ袋は辞退しましょう。
3)フリーマーケットなどを活用しましょう。
●くろまるリサイクル製品を利用しましょう!→グリーン購入運動
リサイクル製品をみんなが利用しないとリサイクルの輪が完結しません。積極的にリサ イクル製品を購入しましょう。
リサイクル製品の需要が増えれば、社会全体のリサイクル活動の推進につながります。
●くろまる資源リサイクルに取り組みましょう!
分別収集は、資源回収の有効な手段です。各市町村で決められた分別の方法、ごみだしの時間、場所を守ってリサイクルを推進していきましょう。
〜混ぜればゴミ、分ければ資源〜
ごみの中には、リサイクルできる"資源ごみ"があります。ごみを分別することは各家庭でできる身近なごみ減量です。
※(注記)これから紹介するのは一例です。地域によって分け方がちがうので、各市町村のごみ担当課へ問い合わせてみましょう。