歴代の日盲連会長
ここでは、歴代の日盲連(日視連)会長をご紹介致します。
初代会長 岩橋武夫(いわはし たけお)
1898年〜1954年。(日盲連会長は1948年〜1954年)
1933年、大阪盲人協会会長に就任。同時に「ライトハウス」の看板を掲げ、点字図書の製作事業を開始。
1935年、ライトハウス会館完成。視覚障害者の自立を援助する事業を積極的に推進した。
1948年、日本盲人会連合を結成し、初代会長に就任。
1950年、正六位・勲五等・瑞宝章を受章。
1952年、日本盲人社会福祉施設協議会を結成。
・ヘレン・ケラーと親交を結び、2度日本に招聘した。
2代会長 鳥居篤治郎(とりい とくじろう)
1894年〜1970年。(日盲連会長は1956年〜1963年)
1948年、京都府盲人協会を結成。初代会長に就任する。その後、日本盲人会連合第2代会長、日本点字研究会会長、日本盲人福祉委員会理事長などを歴任。
1950年、藍綬褒章受章
1961年、京都ライトハウスを創設。盲人教育、職業指導に尽力した。
1966年、勲三等・瑞宝章を受章。
・従四位に叙せられ勲三等旭日中綬章受章(没後)
3代会長 金成甚五郎(かなり じんごろう)
1899年〜1974年。(日盲連会長は1964年〜1972年)
1950年、和歌山県盲人協会を結成。初代会長となる。
1953年、和歌山県身体障害者連盟を結成し、会長となる。
1963年、日本盲人会連合第3代会長に就任。日盲福祉センターの建設を実現した。
1965年、藍綬褒章受章
1969年、勲三等・瑞宝章を受章。
4代会長 高尾正徳(たかお まさのり)
1915年〜1990年。(日盲連会長は1972年〜1980年)
1947年、島根県議会議員に当選する。
1959年、島根ライトハウスを設立する。
1971年、理事長に就任する。
1972年、日本盲人会連合第4代会長となる。
1978年、 藍綬褒章受章
1989年、勲三等・瑞宝章を受章。
5代会長 村谷昌弘(むらたに まさひろ)
1921年〜2001年。(日盲連会長は1980年〜2000年)
1942年、陸軍歩兵として戦闘に参加し、インパール作戦に従軍中、手榴弾が炸裂し失明する。
1948年、日本盲人会連合の結成に加わり、青年部長に任命される。
1978年、藍綬褒章受章
1980年から、10期20年間にわたり第5代会長を務める。
1995年〜1997年、日本身体障害者団体連合会会長を務める。
1985年から、東アジア太平洋地域協議会副会長として、世界の盲人団体の責任も負い、日本視覚障害者柔道連盟会長も務める。
1991年、勲三等・旭日中綬章・正五位を受章。
・精力的に活動を続けて日盲連を国内最大の視覚障害者団体に発展させた。
・身体障害者福祉法の制定にも努力。
6代会長 笹川吉彦(ささがわ よしひこ)
1933年〜現在。(日盲連会長は2000年〜2012年)
1967年、世田谷区視力障害者福祉協会会長に就任する。
1998年、社団法人日本あん摩マッサージ指圧師会会長を務める。
1992年、藍綬褒章受章
2000年、東京都盲人福祉センター所長を務め、社会福祉法人日本盲人会連合第6代会長となる。同年にNPO法人日本視覚障害者柔道連盟会長、社団法人東京都盲人福祉協会会長に就任する。
2001年、社会福祉法人日本盲人福祉委員会理事長に就任する。同年に、障害者放送協議会会長に就任する。
2012年、旭日小綬章受章
・東京都盲人福祉会館を建設(2001年には、新館建設)
7代会長 竹下義樹(たけした よしき)
1951年〜現在。(日盲連会長は2012年〜)
1975年、龍谷大学卒業
1981年、点字受験による司法試験に合格
1984年、京都弁護士会に所属、京都法律事務所に入所
1987年、「点字毎日文化賞」受賞
1994年、独立してつくし法律事務所を開所
1989年、「京都新聞福祉賞」受賞
2006年、オムロン「ヒューマン大賞」受賞
2011年、弁護士法人「つくし総合法律事務所」設立
(同上) 「本間一夫文化賞」受賞
2012年、東京新宿御苑前に東京事務所開設
(同上) 社会福祉法人日本盲人会連合第7代会長に就任
(同上) 障害者放送協議会会長に就任
(同上) NPO法人日本視覚障害者柔道連盟会長に就任
2013年、社会福祉法人日本盲人福祉委員会理事長に就任