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2013年08月17日
タウンジーの妊婦検診
ミンガラーバー。
先日のブログで、現在妊婦であることを公開しましたので、これから妊婦ネタが増えていくと思います。
タウンジーで出産しようと思っているので、ミャンマー地方都市の出産レポートもご紹介できるかな?
TPAの仕事は今のところ続けています。
あまり道が悪い村に行くのはローカルスタッフにお願いしたり、スタディーツアーのアテンドは泊まりも多くて大変なので、マネージャーにお願いしたりしています。
マネージャーは二児の母ですので、いろいろと気にしてくださってありがたいです。
さて、タウンジーでの妊婦検診について書きたいと思います。
日本では妊婦検診でいろいろと検査するそうです(本で得た知識)。
・体重測定(毎回)
・尿検査(毎回)
・血圧測定(毎回)
・浮腫検査(毎回)
・腹囲・子宮底長測定(中期以降毎回)
・超音波検査(初期2回、中期1回、後期1回)
・血液検査(初期・後期に最低1回)
・問診(毎回)
・内診(初期と後期の検診時)
このうち、ミャンマーで普通の検診でやるのは・・・
・血圧測定(毎回)
・問診(毎回)
・おなか触るチェック(毎回)
以上!
なぜか体重は気まぐれに1回測定されましたが、どこにも記入していませんでした。
尿検査も血液検査もまだやっていません。
浮腫検査と腹囲・子宮底長測定もやったことない・・・。
日本だと、赤ちゃんの心音を聞いたりもすると本で読みましたが、もちろんナシ!
血液検査は、1月に健康診断を受けたときのデータを見せたので、それでOKということにされたのかも??
主に、B型肝炎になっていないかをチェックしていたみたいです。
一度軽い出血があったので病院にいったのですが、そのときに初めて内診と超音波検査をしてもらいました。
これも、たぶん出血がなかったら、今までやってないと思います。
超音波を撮影に行ったら、出産間近の妊婦さんだらけでした。
「あなた、まだおなか小さいのに、何で超音波撮りに来たの?」と、周りから聞かれました。
こちらでは、超音波は生まれる間近に1回やるくらいのようです。
(初期に超音波やらないので、子宮外妊娠してないか若干不安でした・・・)
いろいろと検査が少ないのですが、そのかわりに、何かの予防注射を打たれました。
「皆が受けるものだから」と言われましたが、日本の妊娠大百科には予防注射なんて載っていません。
詳しく聞くと、どうやら破傷風の予防注射みたいです。
1回受けて、45日後に2回目を受けないといけないそうです。
薬は、葉酸の錠剤をもらって毎日朝晩飲んでいます。
それと、私は貧血気味なのでサプリメントも処方してもらっています。
あとは、脱肛したのでウ○しろまるチを柔らかくする薬と、おそらくステロイド系の塗り薬。
風邪のときには、ビタミンCとパラセタモール、鼻炎を止める薬をもらいました。
診察費は、ドクター4,000ks、助手が500ksです。
その他、薬をもらったりして、だいたい6,000ksくらいかかります。
薬代、安〜っ!!
サプリだけは高くて、15,000ksくらいします。海外のものだからでしょうか?
超音波は5,000ksでした。安い!
日本では3Dや4Dらしいですが、こちらは2Dです。
ちなみに、出生前診断はないみたいです。
生まれる前に障害の有無がわかる検査ですが、わかったところで、ミャンマーでは中絶は違法ですので、検査する意味があまりないのでしょう。
そんな感じで、日本のように手厚い検査ではないのでちょっと心配ですが、現地の人は皆こんな感じでやっているので、なんとかなるかなぁと思っています。
体重はちゃんと自分で毎日測っているしね!
こちらでは立会い出産は一般的ではありませんが、先生に「日本では普通です」と話したら、立会い出産OKしてもらいました!
陣痛のときに、ドクターのミャンマー語が理解できないと困るので(いきめ!とかイキナリ言われてもわからなすぎる!)、夫に通訳してもらうつもりです。
「出産は大変だぞ!」というのを目の前で見せて、育児に協力的な「イクメン」に夫を育てる計画も、今のところ順調です。
頑張れタウンジー妊婦!
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先日のブログで、現在妊婦であることを公開しましたので、これから妊婦ネタが増えていくと思います。
タウンジーで出産しようと思っているので、ミャンマー地方都市の出産レポートもご紹介できるかな?
TPAの仕事は今のところ続けています。
あまり道が悪い村に行くのはローカルスタッフにお願いしたり、スタディーツアーのアテンドは泊まりも多くて大変なので、マネージャーにお願いしたりしています。
マネージャーは二児の母ですので、いろいろと気にしてくださってありがたいです。
さて、タウンジーでの妊婦検診について書きたいと思います。
日本では妊婦検診でいろいろと検査するそうです(本で得た知識)。
・体重測定(毎回)
・尿検査(毎回)
・血圧測定(毎回)
・浮腫検査(毎回)
・腹囲・子宮底長測定(中期以降毎回)
・超音波検査(初期2回、中期1回、後期1回)
・血液検査(初期・後期に最低1回)
・問診(毎回)
・内診(初期と後期の検診時)
このうち、ミャンマーで普通の検診でやるのは・・・
・血圧測定(毎回)
・問診(毎回)
・おなか触るチェック(毎回)
以上!
なぜか体重は気まぐれに1回測定されましたが、どこにも記入していませんでした。
尿検査も血液検査もまだやっていません。
浮腫検査と腹囲・子宮底長測定もやったことない・・・。
日本だと、赤ちゃんの心音を聞いたりもすると本で読みましたが、もちろんナシ!
血液検査は、1月に健康診断を受けたときのデータを見せたので、それでOKということにされたのかも??
主に、B型肝炎になっていないかをチェックしていたみたいです。
一度軽い出血があったので病院にいったのですが、そのときに初めて内診と超音波検査をしてもらいました。
これも、たぶん出血がなかったら、今までやってないと思います。
超音波を撮影に行ったら、出産間近の妊婦さんだらけでした。
「あなた、まだおなか小さいのに、何で超音波撮りに来たの?」と、周りから聞かれました。
こちらでは、超音波は生まれる間近に1回やるくらいのようです。
(初期に超音波やらないので、子宮外妊娠してないか若干不安でした・・・)
いろいろと検査が少ないのですが、そのかわりに、何かの予防注射を打たれました。
「皆が受けるものだから」と言われましたが、日本の妊娠大百科には予防注射なんて載っていません。
詳しく聞くと、どうやら破傷風の予防注射みたいです。
1回受けて、45日後に2回目を受けないといけないそうです。
薬は、葉酸の錠剤をもらって毎日朝晩飲んでいます。
それと、私は貧血気味なのでサプリメントも処方してもらっています。
あとは、脱肛したのでウ○しろまるチを柔らかくする薬と、おそらくステロイド系の塗り薬。
風邪のときには、ビタミンCとパラセタモール、鼻炎を止める薬をもらいました。
診察費は、ドクター4,000ks、助手が500ksです。
その他、薬をもらったりして、だいたい6,000ksくらいかかります。
薬代、安〜っ!!
サプリだけは高くて、15,000ksくらいします。海外のものだからでしょうか?
超音波は5,000ksでした。安い!
日本では3Dや4Dらしいですが、こちらは2Dです。
ちなみに、出生前診断はないみたいです。
生まれる前に障害の有無がわかる検査ですが、わかったところで、ミャンマーでは中絶は違法ですので、検査する意味があまりないのでしょう。
そんな感じで、日本のように手厚い検査ではないのでちょっと心配ですが、現地の人は皆こんな感じでやっているので、なんとかなるかなぁと思っています。
体重はちゃんと自分で毎日測っているしね!
こちらでは立会い出産は一般的ではありませんが、先生に「日本では普通です」と話したら、立会い出産OKしてもらいました!
陣痛のときに、ドクターのミャンマー語が理解できないと困るので(いきめ!とかイキナリ言われてもわからなすぎる!)、夫に通訳してもらうつもりです。
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2013年08月15日
TV取材が来た!
ミンガラーバー。
先週の土曜日ですが、日本のTVの取材が来ました。
今回は、芸能人はナシ!
日本人の方1名と、ミャンマー人の方1名のお二人組でした。
TPAは、地元の人と協力しながら「インレー湖の環境保護活動」を行っていますが、それについての撮影でした。
天下のNHKさんです!
地上波ではなく、BSでの放送予定だそうですが。
土曜日は風邪で体調が悪かったのですが、取材のアテンドに行ってきました。
NHK2
以前は外国のメディアの取材というと、こちらの政府はなかなか許可しなかったのですが、今はだいぶ楽になっているみたいです。
しかも、NHKさんはミャンマーのSKYnetでも放映されていますので、ミャンマー人知名度が高い!!
ということで、別に問題なく撮影してもらうことができました。
NHK1
1日中雨が降っていたので、雨の中での研修という、かなり過酷な絵になってしまいましたが・・・。
放送は8月20日ごろだそうです。
主役は、スタッフのウーミョーミン先生。TPAのカリスマ講師、インダー族です。
今回は、私は特に映りません。もしかしたら、見切れているかもしれませんが!?
また放送について、詳しくわかったらお知らせします。
お楽しみに♪
NHK3
インレー湖が見渡せるポイントにて。
NHKワールドで放送されれば、ミャンマーでもSKYnetやインターネットで視聴可能になるそうです。
そしたら、ミャンマー在住の方も見てね!
クリックもよろしくお願いします。
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先週の土曜日ですが、日本のTVの取材が来ました。
今回は、芸能人はナシ!
日本人の方1名と、ミャンマー人の方1名のお二人組でした。
TPAは、地元の人と協力しながら「インレー湖の環境保護活動」を行っていますが、それについての撮影でした。
天下のNHKさんです!
地上波ではなく、BSでの放送予定だそうですが。
土曜日は風邪で体調が悪かったのですが、取材のアテンドに行ってきました。
NHK2
以前は外国のメディアの取材というと、こちらの政府はなかなか許可しなかったのですが、今はだいぶ楽になっているみたいです。
しかも、NHKさんはミャンマーのSKYnetでも放映されていますので、ミャンマー人知名度が高い!!
ということで、別に問題なく撮影してもらうことができました。
NHK1
1日中雨が降っていたので、雨の中での研修という、かなり過酷な絵になってしまいましたが・・・。
放送は8月20日ごろだそうです。
主役は、スタッフのウーミョーミン先生。TPAのカリスマ講師、インダー族です。
今回は、私は特に映りません。もしかしたら、見切れているかもしれませんが!?
また放送について、詳しくわかったらお知らせします。
お楽しみに♪
NHK3
インレー湖が見渡せるポイントにて。
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2013年08月13日
ラマダーン明け
アッサラームアライクン!
タウンジーは毎日雨が降って寒いです。
そのため、金曜日から風邪をひいて、昨日まで休んでいました。
寒くて足湯をしないと眠れないくらい体が冷えていましたが、今はもう元気です!
さて、8月9日はラマダーン明けでした。
ムスリムは、9日の朝からモスクに行き、家族の人数分の寄付をするそうです。
たとえば、一人1,000ksとしたら、三人家族だったら3,000ksの寄付をモスクにします。
寄付をして、一年間の健康や幸せを祈ります。
集まった寄付は、モスクから貧しい人へと分けられるそうです。
夫も普段はモスクに行ったりしないくせに、ラマダーン明けの日はモスクに行きました。
(今、夫のお母さんがタウンジーに来ているので、「行きなさい」と言われたみたいです。)
夫、私、お母さんの三人分の寄付をしてくるとのこと。
「赤ちゃんの分も寄付してきて!」と夫にお願いすると「いいよ〜」とのこと。
赤ちゃんに対して「寄付してきてあげるね♪」と言ってくれて、優しかった!
本当は生まれる前は人数にカウントしないらしいのですが、ちゃんと4人分寄付してお祈りしてきてくれたみたいです。
良かったね〜♪
これで、戌の日の安産祈願はOKということにしよう。
戌の日じゃなかったけど。
ラマダーン明けの日は、たくさん料理やお菓子を作ります。
そして、親戚や友人を招いてご馳走したり、食べに行ったりします。
私もお義母さんと一緒に前日の夜からたくさん料理を作りました。
餃子スープ、キノコ炒め、ゼリー、ココナッツのお菓子、などなど・・・。
朝も早起きして餃子を包んで大変でした。(そのせいで風邪を引いた??)
お昼は事務所の仲間を呼んでご馳走し、午後は半休をもらって親戚や友達の家めぐり。
親戚の家で出るお菓子を食べて、1日中おなかが減りませんでした。
その親戚めぐりの中で、なぜか私がイスラム教の家庭教師をつける流れになりました。
お義母さん的には、私にちゃんとコーランを読めるようになってほしいらしいです。
「子どもが生まれると時間がなくなるから、生まれる前にある程度習っておかないと!」とのこと。
良い先生を知らないかと友人に聞き、あれよあれよという間に家庭教師が決定しました。
最初のレッスンは日曜日に予定していたのですが、私が風邪のために延期して、来週の土曜日から始まります。
TPAが休みの日に、ちょっとずつ教えてもらう感じです。
ちょっと不安もありますが、アラビア文字が読めるようになるらしいので楽しみでもあります。
本当はラマダーン明けの日は、女性も含めて家族全員でモスクに行くそうですが、今年は仏教徒とイスラム教徒のイザコザがあるので、女性はモスクに行かないほうが良いという雰囲気になっているそうです。
例年なら、ラマダーン中にもモスクでお祭りみたいなのがあるそうなのですが、今年はありませんでした。
あんまり集まると危ないからでしょうかね?
来年のラマダーンのころには、女性もモスクにいけるようになっていると良いなぁと思います。
妊婦なので更新ゆっくりですが、応援お願いします♪
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タウンジーは毎日雨が降って寒いです。
そのため、金曜日から風邪をひいて、昨日まで休んでいました。
寒くて足湯をしないと眠れないくらい体が冷えていましたが、今はもう元気です!
さて、8月9日はラマダーン明けでした。
ムスリムは、9日の朝からモスクに行き、家族の人数分の寄付をするそうです。
たとえば、一人1,000ksとしたら、三人家族だったら3,000ksの寄付をモスクにします。
寄付をして、一年間の健康や幸せを祈ります。
集まった寄付は、モスクから貧しい人へと分けられるそうです。
夫も普段はモスクに行ったりしないくせに、ラマダーン明けの日はモスクに行きました。
(今、夫のお母さんがタウンジーに来ているので、「行きなさい」と言われたみたいです。)
夫、私、お母さんの三人分の寄付をしてくるとのこと。
「赤ちゃんの分も寄付してきて!」と夫にお願いすると「いいよ〜」とのこと。
赤ちゃんに対して「寄付してきてあげるね♪」と言ってくれて、優しかった!
本当は生まれる前は人数にカウントしないらしいのですが、ちゃんと4人分寄付してお祈りしてきてくれたみたいです。
良かったね〜♪
これで、戌の日の安産祈願はOKということにしよう。
戌の日じゃなかったけど。
ラマダーン明けの日は、たくさん料理やお菓子を作ります。
そして、親戚や友人を招いてご馳走したり、食べに行ったりします。
私もお義母さんと一緒に前日の夜からたくさん料理を作りました。
餃子スープ、キノコ炒め、ゼリー、ココナッツのお菓子、などなど・・・。
朝も早起きして餃子を包んで大変でした。(そのせいで風邪を引いた??)
お昼は事務所の仲間を呼んでご馳走し、午後は半休をもらって親戚や友達の家めぐり。
親戚の家で出るお菓子を食べて、1日中おなかが減りませんでした。
その親戚めぐりの中で、なぜか私がイスラム教の家庭教師をつける流れになりました。
お義母さん的には、私にちゃんとコーランを読めるようになってほしいらしいです。
「子どもが生まれると時間がなくなるから、生まれる前にある程度習っておかないと!」とのこと。
良い先生を知らないかと友人に聞き、あれよあれよという間に家庭教師が決定しました。
最初のレッスンは日曜日に予定していたのですが、私が風邪のために延期して、来週の土曜日から始まります。
TPAが休みの日に、ちょっとずつ教えてもらう感じです。
ちょっと不安もありますが、アラビア文字が読めるようになるらしいので楽しみでもあります。
本当はラマダーン明けの日は、女性も含めて家族全員でモスクに行くそうですが、今年は仏教徒とイスラム教徒のイザコザがあるので、女性はモスクに行かないほうが良いという雰囲気になっているそうです。
例年なら、ラマダーン中にもモスクでお祭りみたいなのがあるそうなのですが、今年はありませんでした。
あんまり集まると危ないからでしょうかね?
来年のラマダーンのころには、女性もモスクにいけるようになっていると良いなぁと思います。
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2013年08月07日
ミャンマーでの入籍完了しました!
ミンガラーバー
ミャンマーブロガー友達の「どーもとる」さんがタウンジーに遊びに来てくれた件、以前も書きました。
とるさんも、タンボジセンターやタウンジーのことを書いてくださっているので、ぜひ見てみてください!!
私の写真も載ってるよ♪
http://dreamction.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
http://dreamction.blog.fc2.com/blog-entry-356.html
さて、7月29日に、やっと入籍できました〜!!
「まだだったの!?」という声も聞こえてきそうですが・・・。
5月1日に結婚式をしましたが、その日の午前中にムスリムのえらい人立会いのもと、一応結婚誓約書はサインしていました。
ミャンマーで結婚したあとに、在ミャンマー日本大使館に婚姻届けを出せば、日本でも正式に結婚したことになります。
それで、いろいろ手続きについて聞くために大使館に問い合わせてみたのです。
すると、ムスリムの偉い人がサインした書類は、どうやらミャンマーの法律的に認められる形式ではないようで・・・。
「ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書が必要です」と言われてしまいました。
(電話対応してくださった人は、丁寧で優しかったです)
ミャンマー人同士の結婚なら、ムスリムの偉い人のサインで何も問題ないのになぁ。
日本に出す際に問題勃発!
ということで、ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書にサインすべく、夫に頑張ってもらいました。
親戚に弁護士だった人がいるので、いろいろ教えてもらったところ、「妻が外国人で夫がミャンマー人の場合は簡単に結婚できる」とのこと。
裁判所に行って、裁判官の前でサインすれば良いそうです。
「妻が外国人の場合は簡単」と噂には聞いていましたが、やっぱりそうなのか・・・。
たしか、「夫が外国人で妻がミャンマー人」の場合も結婚できると法律が変わったはずなんだけどなぁ。
しかも、裁判所でサインするためには「仏教徒同志の自由意思による結婚」でなければいけないそうです。
以前はムスリム同士でもできたのかもしれませんが、最近の仏教徒とイスラム教徒のイザコザのせいで、仏教徒以外の結婚は裁判所が受け付けてくれないとのこと!
「怖くて取扱いできない・・・」だって。なんじゃそりゃ!
ということで、私たちは仏教徒として結婚することになりました。
彼が裁判所にお願いに行ってから、3週間ほど。
ある日いきなり「今日サインできるから!」と裁判所より呼び出され、サインをしに行ってきました。
必要な書類は以下のとおり
・私のパスポート
・彼の国民登録書
・結婚式の招待状、写真、DVDなど結婚の事実がわかるもの
(結婚式の写真は、ムスリムのお客さんが写っているものは抜いていました。)
その他、なぜか私の戸籍謄本の写し(日本語で書いてあるので読めないはず)や産婦人科の診察手帳なども参考資料として提出していました。
裁判所に行くと、裁判官の助手みたいな人が優しくいろいろ教えてくれました。
「あなたは仏教徒よね?自由な意思で結婚するのよね?」と何度も確認してきます。
「本当は外国人との結婚は面倒だからやりたくないんだけど、奉仕の心でやってあげるからね」と、ちょっと恩着せがましい感じでした。
どうせ袖の下を要求するくせに・・・と思いながらも、「ありがとうございます」と答える私たち。
そうして待っていると、奥の裁判官の部屋に通されました。
かなり年配のおばちゃん裁判官が、パスポートや国民登録書が本物かどうか、スペルミスがないかなどを確認しました。
そして、「仏教徒よね?」と尋ねてきます。
「そうです」と答える私。
事前に「いらんこと言わずに、なんでもハイと答えるように」と夫より注意されていたので、「本当はムスリムです」とは言いません。
すると裁判官が、「パスポートのどこに仏教って書いてあるの?」と聞いてきました。
いや・・・パスポートには書いてないんですけど。
戸籍謄本のコピーも(読めないくせに)見ていましたけど、もちろん載っていません。
「日本では政府が宗教を聞くことはありません。でも、日本は仏教国で私は仏教徒です」と答えることで、なんとかクリアしました。
それから、私に向かって「夫が○しろまる○しろまるするから結婚するのか?」と聞いてきました。
「○しろまる○しろまるする」のところの単語が難しくてよくわからず、「なんでもハイと答えるように」と夫から言われていたので「ハイ」と答えそうになりました。
でも、周りの雰囲気をよんで「自分の意志です」と答えた私。グッジョブ!
「○しろまる○しろまるする」は「脅す、強制する」というような意味だったそうです。
「ハイ」と答えていたら危なかった〜。
夫も「仏教徒か?」と聞かれていましたが、「そうです」と答えて楽々クリア。
夫はなんと国民登録書にも、何かあったときに便利なように「仏教徒」と書いていたので、本当に楽勝でした。
そんな感じでヒヤヒヤする局面はありましたが、恩着せがましい助手の「妊婦だから早くサインしてあげないと・・・」というアシストもあり、なんとかサインをしてもらうことができました。
これで、日本大使館に提出できる結婚誓約書が準備できました!
しかし、裁判所というのは、いろいろと不快なことがありますね。
まず、仏教徒同士じゃないとサインをしてくれないこと。
私たちは不良ムスリムですから、べつに「仏教徒」と書類に記載されようがなんだろうが構わないのですが、本気のムスリムの人たちからすると苦痛ですよね。
日本大使館の人が「今までムスリムのミャンマー人と結婚した前例がない」と言っていましたが、そりゃそうです。
ムスリムだと「ミャンマーの法律に基づいた結婚」が不可能なんですもん!
あとは、「ワイロ」のこと。
優しげにしてきた裁判所の助手ですが、夫に対して小声で「外国人相手だから、50,000ksくらいは必要です。ミャンマー人同士だったらこんなにかからないんだけど、外国人だから」などと言っていました。
そこで渋ってサインしてもらえなくなったら困るので、夫も「大丈夫ですよ」と答えていましたが。
サインの後も、パスポートや国民登録書はすぐに返してもらえませんでした。
ワイロをちゃんと支払ったら返してくれるシステムだそうです。
夫はワイロの額を少なくしようと努力していて(笑)、雨が降っているのにバイクで裁判所まで行きました(車を持っていると、お金持ちだと思われてワイロの金額があがるから)。
ゴールドのネックレスも隠して、なるべくボロボロの服で行きました(笑)
申請してから何度も催促に行くと「早くしてあげるからワイロを!」ということになるので、なるべく催促に行かずに静かに待ち続けました。
それでも、中国系ということと日本人の嫁ということで、ワイロ額合計15万ksかかったそうです。
他の人は60万ksかかった話などを聞いていると、15万ksで済んで良かったという感じですけどね。
ワイロにいらついた私は、事務所に戻ってミャンマー人スタッフに「医者と裁判官はどっちが儲かるのか?」と聞くと、「医者」という答えが返ってきました。
「医者は1人につき4,000ksの診察料で、1日30人は見るから、毎日12万ksは稼げる」とのこと。
でも、医者はちゃんと仕事をして稼いでいますが、裁判官は国からの給与もある上でワイロですからね。
「日本だったら、市役所がタダで婚姻届を受理してくれるよ!」と言いたいですね!
ミャンマー人と結婚しようと思っている方、参考になりました?
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ミャンマーブロガー友達の「どーもとる」さんがタウンジーに遊びに来てくれた件、以前も書きました。
とるさんも、タンボジセンターやタウンジーのことを書いてくださっているので、ぜひ見てみてください!!
私の写真も載ってるよ♪
http://dreamction.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
http://dreamction.blog.fc2.com/blog-entry-356.html
さて、7月29日に、やっと入籍できました〜!!
「まだだったの!?」という声も聞こえてきそうですが・・・。
5月1日に結婚式をしましたが、その日の午前中にムスリムのえらい人立会いのもと、一応結婚誓約書はサインしていました。
ミャンマーで結婚したあとに、在ミャンマー日本大使館に婚姻届けを出せば、日本でも正式に結婚したことになります。
それで、いろいろ手続きについて聞くために大使館に問い合わせてみたのです。
すると、ムスリムの偉い人がサインした書類は、どうやらミャンマーの法律的に認められる形式ではないようで・・・。
「ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書が必要です」と言われてしまいました。
(電話対応してくださった人は、丁寧で優しかったです)
ミャンマー人同士の結婚なら、ムスリムの偉い人のサインで何も問題ないのになぁ。
日本に出す際に問題勃発!
ということで、ミャンマーの法律に基づいた結婚誓約書にサインすべく、夫に頑張ってもらいました。
親戚に弁護士だった人がいるので、いろいろ教えてもらったところ、「妻が外国人で夫がミャンマー人の場合は簡単に結婚できる」とのこと。
裁判所に行って、裁判官の前でサインすれば良いそうです。
「妻が外国人の場合は簡単」と噂には聞いていましたが、やっぱりそうなのか・・・。
たしか、「夫が外国人で妻がミャンマー人」の場合も結婚できると法律が変わったはずなんだけどなぁ。
しかも、裁判所でサインするためには「仏教徒同志の自由意思による結婚」でなければいけないそうです。
以前はムスリム同士でもできたのかもしれませんが、最近の仏教徒とイスラム教徒のイザコザのせいで、仏教徒以外の結婚は裁判所が受け付けてくれないとのこと!
「怖くて取扱いできない・・・」だって。なんじゃそりゃ!
ということで、私たちは仏教徒として結婚することになりました。
彼が裁判所にお願いに行ってから、3週間ほど。
ある日いきなり「今日サインできるから!」と裁判所より呼び出され、サインをしに行ってきました。
必要な書類は以下のとおり
・私のパスポート
・彼の国民登録書
・結婚式の招待状、写真、DVDなど結婚の事実がわかるもの
(結婚式の写真は、ムスリムのお客さんが写っているものは抜いていました。)
その他、なぜか私の戸籍謄本の写し(日本語で書いてあるので読めないはず)や産婦人科の診察手帳なども参考資料として提出していました。
裁判所に行くと、裁判官の助手みたいな人が優しくいろいろ教えてくれました。
「あなたは仏教徒よね?自由な意思で結婚するのよね?」と何度も確認してきます。
「本当は外国人との結婚は面倒だからやりたくないんだけど、奉仕の心でやってあげるからね」と、ちょっと恩着せがましい感じでした。
どうせ袖の下を要求するくせに・・・と思いながらも、「ありがとうございます」と答える私たち。
そうして待っていると、奥の裁判官の部屋に通されました。
かなり年配のおばちゃん裁判官が、パスポートや国民登録書が本物かどうか、スペルミスがないかなどを確認しました。
そして、「仏教徒よね?」と尋ねてきます。
「そうです」と答える私。
事前に「いらんこと言わずに、なんでもハイと答えるように」と夫より注意されていたので、「本当はムスリムです」とは言いません。
すると裁判官が、「パスポートのどこに仏教って書いてあるの?」と聞いてきました。
いや・・・パスポートには書いてないんですけど。
戸籍謄本のコピーも(読めないくせに)見ていましたけど、もちろん載っていません。
「日本では政府が宗教を聞くことはありません。でも、日本は仏教国で私は仏教徒です」と答えることで、なんとかクリアしました。
それから、私に向かって「夫が○しろまる○しろまるするから結婚するのか?」と聞いてきました。
「○しろまる○しろまるする」のところの単語が難しくてよくわからず、「なんでもハイと答えるように」と夫から言われていたので「ハイ」と答えそうになりました。
でも、周りの雰囲気をよんで「自分の意志です」と答えた私。グッジョブ!
「○しろまる○しろまるする」は「脅す、強制する」というような意味だったそうです。
「ハイ」と答えていたら危なかった〜。
夫も「仏教徒か?」と聞かれていましたが、「そうです」と答えて楽々クリア。
夫はなんと国民登録書にも、何かあったときに便利なように「仏教徒」と書いていたので、本当に楽勝でした。
そんな感じでヒヤヒヤする局面はありましたが、恩着せがましい助手の「妊婦だから早くサインしてあげないと・・・」というアシストもあり、なんとかサインをしてもらうことができました。
これで、日本大使館に提出できる結婚誓約書が準備できました!
しかし、裁判所というのは、いろいろと不快なことがありますね。
まず、仏教徒同士じゃないとサインをしてくれないこと。
私たちは不良ムスリムですから、べつに「仏教徒」と書類に記載されようがなんだろうが構わないのですが、本気のムスリムの人たちからすると苦痛ですよね。
日本大使館の人が「今までムスリムのミャンマー人と結婚した前例がない」と言っていましたが、そりゃそうです。
ムスリムだと「ミャンマーの法律に基づいた結婚」が不可能なんですもん!
あとは、「ワイロ」のこと。
優しげにしてきた裁判所の助手ですが、夫に対して小声で「外国人相手だから、50,000ksくらいは必要です。ミャンマー人同士だったらこんなにかからないんだけど、外国人だから」などと言っていました。
そこで渋ってサインしてもらえなくなったら困るので、夫も「大丈夫ですよ」と答えていましたが。
サインの後も、パスポートや国民登録書はすぐに返してもらえませんでした。
ワイロをちゃんと支払ったら返してくれるシステムだそうです。
夫はワイロの額を少なくしようと努力していて(笑)、雨が降っているのにバイクで裁判所まで行きました(車を持っていると、お金持ちだと思われてワイロの金額があがるから)。
ゴールドのネックレスも隠して、なるべくボロボロの服で行きました(笑)
申請してから何度も催促に行くと「早くしてあげるからワイロを!」ということになるので、なるべく催促に行かずに静かに待ち続けました。
それでも、中国系ということと日本人の嫁ということで、ワイロ額合計15万ksかかったそうです。
他の人は60万ksかかった話などを聞いていると、15万ksで済んで良かったという感じですけどね。
ワイロにいらついた私は、事務所に戻ってミャンマー人スタッフに「医者と裁判官はどっちが儲かるのか?」と聞くと、「医者」という答えが返ってきました。
「医者は1人につき4,000ksの診察料で、1日30人は見るから、毎日12万ksは稼げる」とのこと。
でも、医者はちゃんと仕事をして稼いでいますが、裁判官は国からの給与もある上でワイロですからね。
「日本だったら、市役所がタダで婚姻届を受理してくれるよ!」と言いたいですね!
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