2020年10月20日火曜日

秋から冬の新作いろいろ。

こんにちは。
あっという間に秋です。
コロナがおおごとになりだした春先、
マスクが暑い苦しいめんどくさいと騒いでいた私でしたが、
あれから半年たったこのごろなんとなく、マスクいいなって。
頬のシミ、残念なお顔立ち、手抜きのいろいろ・・・・
それらすべてを隠して、見えなくしてくれる。
それがマスク。
非常ーにラク!
そして少し若く見えるしね。(→?)
それでも相変わらず苦しいからちょいちょい外すけど。
少し離れたところから手を振られても誰かわかんないけど。
知り合いだ、と思ってペコリと会釈してもわかってもらえないけど。
お店のお会計でもお互いマスクでビニールカーテン越しなので話がなかなか通じないけど。
でも、なんだかこのごろは誰かとマスク無しで話していると恥ずかしい気がしてくる。
「ごめんなさい!お見苦しいものをお見せしてしまって(;´Д`)!」
みたいな。
なので、最近はマスク必須。
車にも、カバンにも予備が。
なんならポケットにも(いつのだよ)。
・・・慣れって、すごいですね。

さて、秋真っ盛り。
例年通り夏休みと冬休みの間のこの時期、
ぎゅうぎゅうに作品つめこんで、
10月~11月、怒涛の新作ラッシュで突っ走ります!!
と思ったらいきなりの「スタンド・バイ・ミー ドラえもん2」11月20日公開決定!
でちょっと焦りましたが、いいでしょう。
それは想定内。
特典付き前売り中!お早めにどうぞ♪
で、なんだかフォーラムさん方面はすごいことになってるようですね。
「鬼滅の刃」ねえ・・・
興収動員歴代1位?え!一日20回も回すの!?
それなのに満席で入れなくて、中劇のクレヨンしんちゃん観に来た方がいましたよ(*_*;)
フォーラムさん、大変そうだなあ・・・
すごいなあ。。。
たくさんスクリーン持ってるシネコンなんかはこういうときすごいですよね。
ゴリッゴリに回せるもんね。
うちみたいな小さいところは、そもそも2スクリーンしかなくて回せる回数も限られてるので、儲けも少ないけどリスクも少ないというのがいいところ(?)。
だから今みたいに「ミッドウェイ」「ミッドナイトスワン」「窮鼠はチーズの夢を見る」の三本がうまいことそこそこお客さんが入ってくれると大変助かるという。
え、志が低すぎるって?
だって!そもそも2スクリーンしかないんだし!
そのうえソーシャルディスタンスで半分しかお客さん入んないんだし!
「ちょうどよくそこそこ」って、なかなか難しいんですよ?
満席で入れないってまではいかないけど、それでいてガラガラでもない。
すごくいい!!
中劇は少し前まで、その「ちょうどよくそこそこお客さんが入る作品」じたいあまり上映できてなかったんですから。
今はほんとに、
「マジ。ありがてえ!」
という気持ち。
・・・ふざけてないです。
「ほんとにありがとうございます」
って言うよりちょっと本気の感情が入ってる気がしませんか?
・・・しない?
はい。
で、なんでしたっけ?
そう、今回は続々決まってきた新作のご紹介をしようと思っていたのです。
まあね、そんなもん映画の公式サイト行けば内容とかもだいたいわかるんですけどね、
でもほら、ヲタクの声って大事じゃないですかー。
どうでもいいような細かいことばっかり言ったりもしますけどね。
てことで、まずは先週末から始まった
「アダムスファミリー」から。
(C) 2020 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved. The Addams Family (TM) Tee and Charles Addams Foundation. All Rights Reserved.
みなさん、ご存知ですよね!
1991年に公開されたアンジェリカ・ヒューストンクリスティーナ・リッチクリストファー・ロイドなどなど豪華キャストで実写映画化し世界中で大ヒットした「アダムス・ファミリー」
アメリカではアニメやドラマで有名だったこの作品、
実写映画化ではバリー・ソネンフェルド「メン・イン・ブラック」など)が監督し、
ゴシック様式の建築物や家具、巧みに使われるCGなど、
ものすごいスピードで進化していくハリウッドとCG技術のなか、
独特の世界観で描かれた面白い作品でした。
私も大好きです!
今回は、あのときの雰囲気そのままにアニメ化!
アニメなのに、「あれ?アンジェリカ・ヒューストンじゃん!?」
クリスティーナ・リッチじゃない!?」
と思っちゃうくらいのビジュアルです。
ていうか、実写化のときが原作マンガに忠実だったということなのか?
カラッと陽気なアメリカンアニメじゃなくて、
本気のゴシック様式を使いつつのブラックユーモアと、
じゃっかんこじらせた表現からの現代風刺にニヤリとしちゃう感じがとてつもなくおしゃれです。
今回は、原作のテイストを大切にしたオリジナルストーリー!
ゴシック風の闇(病み)カワイイ世界観で、
パパとママが結婚するところから描かれています。
実写化のときとは別のお話ですよ!
中劇では日本語吹き替え版のみ。
生瀬勝久ちゃんがゴメズ家の夫婦を、
ウェンズデーは二階堂ふみ
フェスターおじさんはロバート秋山が担当しています。
このメンバーでそのまま実写化もいけそうですけどね!
公式サイトhttps://addams-movie.com/


10月23日公開
「銃2020」
(C) 吉本興業
中劇で上映した「悪と仮面のルール」など重厚な作風で知られる作家・中村文則のデビュー作『銃』の映画化で2018年に公開された『銃』
その企画・制作をつとめる奥山和由の着想により、
新たな視点で描かれた映画『銃2020』は、
中村文則が原案となるオリジナル作品で、中村自身が脚本を担当。
日南響子佐藤浩市加藤雅也友近吹越満と多彩なキャストでおくる、
登場人物全員がクレイジーな衝撃作。
みんな脂ぎってて怖ーいよー(;´Д`)!!
そしてなんと、この作品の武正晴監督は、
11月13日公開の「ホテルローヤル」の監督でもあるのです!!
えっ、中劇、今度はなにげに監督特集だったのかいっ(゚д゚)
もうーーー!
言わないとわかんないじゃんねー!
手が回らない・・・というか頭が回らなくなっているオバチャンなので許してください。
とりあえず「銃2020」の公開までに言えた・・・!
公式サイトhttps://thegunmovie.official-movie.com/


10月30日公開
「クライマーズ」
(C) 2019 SHANGHAI FILM GROUP. ALL RIGHTS RESERVED.
中国の登山隊が初めてチョモランマ登頂に成功した1960年と、
その事実が西欧諸国に認められないまま1975年に二度目の登頂に成功したチームの奇跡の実話を描いた、
中国初の本格山岳アドベンチャー。
・・・というよりも、中国がゴリッゴリにお金をかけて作ったド派手なアクション映画です。
実話をもとにしてはいるものの、雪山でのワイヤーアクションカンフー
そしてジャッキー登場と、とにかくてんこ盛り。
なにしろ製作がツイ・ハーク
マジか(゚Д゚)ノ!!
香港のスピルバーグですよ!
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズの監督に、
「男たちの挽歌」シリーズの製作、
その他ものすごい数の香港映画の製作から、ハリウッドでも活躍と、
まあ~働く働く。俳優として出演することもしばしば。
私はひそかにこの方のビジュアルも好きだったりするんですけど、
この方の作る映画の振り幅も好きなんですよねえ!
「ワンス・アポン~」「挽歌」のようなガチのアクションものももちろんすごいんですけど、
私くらいのオタクになるとそういう王道ではなくて、
「バタフライ・ラバーズ」とか「トワイライト・ランデブー」なんていうトンデモアクションラブストーリーとか(知らないだろうなあ~・・・可能なら観てほしいんですけどねえ!)、
ただひたすら香港の大スターとトップ女優がボケてボケてボケまくる料理ギャグ映画「金玉満堂」のほうが好きだったりして、
でもそれこそが、なんでもアリだった香港映画の醍醐味だったりして、
やっぱりツイ・ハークにはトンデモ映画を作ってほしいなあと思っちゃうほうなので、
かなりのお金をかけて作ったトンデモアクション(怒られる?)なこの「クライマーズ」は個人的に楽しみ(まだ観てない。。。)です。
中国が、国の威厳をかけて本気で作ったアクション超大作。
ワクワクしますねえ( *´艸`)
公式サイトhttps://climbers-movie.com/


11月6日公開
「おらおらでひとりいぐも」
(C) 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
こちらは、岩手の方なら知ってますよね!
遠野市出身の若竹千佐子さんが執筆した芥川賞&文藝賞W受賞のベストセラーを、
「南極料理人」「横道世之介」沖田修一監督が映画化。
田中裕子蒼井優濱田岳青木崇高宮藤官九郎、5人全員が主人公〝桃子さん”を演じるというユーモアあふれる人間賛歌。
タイトルは宮沢賢治の詩「永訣の朝」から、
そして中身は岩手の方言を使った表現で、
岩手っ子は必読&必見の作品です。
田中裕子蒼井優って、強すぎですよね!?
絶対面白いもん、これ。
「南極料理人」も好きだし。
「終わった人」「影裏」と、岩手っ子には嬉しいばかりの映画化が続いていますが、
この「おらおら~」もぜひぜひ、
家族やお友達、ご近所さんも誘って観ましょうね!


11月13日公開
「ホテルローヤル」
(C) 桜木紫乃/集英社 (C) 2020映画「ホテルローヤル」製作委員会
原作は累計発行部数90万部を超える桜木紫乃の直木賞受賞作。
作者本人の実家だったラブホテルを舞台にした7編の連作を、
現代と過去を交錯させ一つの物語にして映像化。
上の「銃2020」のところでもご紹介しましたが、
監督は武正晴(日本アカデミー賞をざわつかせた「100円の恋」、昨年のNetflix国内視聴ランキング1位を獲得した「全裸監督」など)。
主演は波留ちゃん。
そして松山ケンイチ余貴美子伊藤沙莉安田顕など、
ツウ好みの個性派キャストが顔を揃えて、
釧路湿原を望む高台のラブホテルを舞台に繰り広げられる切ない人間模様と人生の哀歓を描きます。
いいですねえ!!
映画好きは必見のやつですよ♪
せっかくなのでぜひぜひ「銃2020」も観ちゃって、
「一人〝武正晴監督特集祭り”」やっちゃってください♪


そしてここへきて突然のベトナム映画特集~!!
11月上映予定(あくまでも予定ですけど)
ベトナム映画についてはいろいろと書きたいことがあるので、
近くなったらがっちり書くつもりなんですが。
「ソンランの響き」
(C) 2019 STUDIO68
1980年代のサイゴンを舞台にした〝ボーイ・ミーツ・ボーイ”の物語。
え!?
やだー、もうちょっとだけ上映が早かったら、
「窮鼠は~」「ミッドナイトスワン」「ミッドウェイ」とともに
『中劇でLGBTを考える月間』に入れられたのにー!
(→やってませんよ。ネタです。https://moriokachugeki.blogspot.com/2020/09/blog-post.html
とはいえ、私も好きなBL系良質作品の匂い。
面白そうです(*‘∀‘)

「サイゴン・クチュール」
(C) STUDIO68
新世代のトップランナーの女性たちが集結し、
ベトナムの伝統的な民族衣装アオザイをテーマに作られた、
現代的でPOPなファッション・エンタテインメント。
国内外にアオザイ旋風を巻き起こしたカワイイ青春映画・・・・
かと思いきや、いやカワイイ青春映画ではあるのだけど、
なんとそこにタイムスリップが入っちゃうファンタジーでもあるという欲張りな映画。
この色遣いも、自分探し的なテーマも、バック・トゥ・ザ・フューチャー感も大好きなので
これまた楽しみな映画です♪
公式サイトhttp://saigoncouture.com/


そして来年、年明け公開予定なのがこちら。
「ライアー×ライアー」
(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社
出た!ほっくん(松村北斗)!!
かっこええなあ・・・・・(*'ω'*)♡
え?
いや、自担(自分が応援しているグループ、あるいは個人のこと)ではないですよ?
もちろん嫌いじゃないけど。
私はイケメン全般、守備範囲なんで( `ー´)ノ(→どうでもいい。)
この映画の主演は、今ゴリッゴリに乗ってる大注目のグループSixTONES(ストーンズ)の松村北斗くん。
今年デビューしたジャニーズのグループなんですけどね、
CDの売り上げも、動画の再生回数もマジでエッグイことになってるグループなんです。
すごいなあ・・・・と思って見てますけどね。
いいなあ・・・うち(私の好きなグループの応援)もがんばんなきゃなあ・・・ってね、
自担(私の応援してる子)もいつか映画に出て、
中劇で上映・・・・( *´艸`)!!!
・・・え?いや、なんでもないです(;'∀')
まあ、この北斗くんは今、ドラマや映画にもいろいろ出てるし、
国宝級イケメンランキングとかも賑わせている方なのでね、
とにかく要注目のイケメンですわ。
マジでめっちゃかっこいいっすよ!!
早めにチェックしといたほうがいいかも~(*‘∀‘)/
あ、女の子のほうは森七菜ちゃん。
「天気の子」で陽菜ちゃんの声をやった子です。
オロナミンCのCMにも出てるかわいい子ですね!
〝NEXT広瀬すず”なんて言われている注目の若手女優。
こちらも要チェック。
前売券なんかはもう少し先になりそうなので、
お待ちくださいね~☆


さあ、なんだかんだでなんだりかんだりつめこんだ回になりました。
気が付いたら今週末からは「朝が来る」が始まるのでした。。。
「朝が来る」についてはあとでゆっくり語ります。
なにしろ、アイドルグループribbonのころから大好きだった永作博美先生が主演の映画ですからね!
ちゃんと観てからしっかり語らせていただきますよ(*‘∀‘)
たのしみー♪♪
それではみなさん、芸術の秋、楽しみましょうね~!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年10月2日金曜日

必見「ミッドナイトスワン」

こんにちは。
10月です。
早いですねえ!!
朝晩はびっくりするくらい涼しくなり、
外を歩く人はもうショートブーツを履いて厚手のコートを着ていたりして。
めんどくさがりの私はまだまだ衣替えなどには手をつけず、
どうにかして今出ているものでこの涼しさをしのごうと四苦八苦。
え、さっさと秋物出せって?
いや、だから不思議なんですよねえ!
毎年毎年、「あれ?私、秋物って持ってないのか!?」
って思っちゃうんですよね。
なんか・・・・・無いんですよ。
洋服なんかたくさんあるはずなのに、
まさに今、着るような秋物って、なぜか無い。
と思って買ったはずが、
また翌年になると・・・・・・
「秋物が無い・・・!」ってなる。
がっつり冬物はあるんですけどね。
ほんと不思議です。
なので、しばらくは夏の冷房対策にも使ってたミリタリージャケットでどうにかするしかない。
道端で、少し寒そうな私とすれ違ったら「あ、これね!」とほくそ笑んでもいいですよ。


さてさて先週末から公開になりました。
「ミッドナイトスワン」
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
草彅剛主演作。
ちょうど去年の同じ時期に中劇で上映していたのも草彅くん主演の「台風家族」
ひとクセもふたクセもある家族の遺産をめぐるドタバタを描いた作品で、
草彅くんはどうにかして遺産をたくさん手に入れようとするダメ男をナチュラルに演じて
、コメディとシリアス両方に一瞬で振り切れるバランスの良さが絶妙で、
演技がうまいのは前からいわれていたことではあるのですが
(ドラマ「僕の生きる道」などの〝僕シリーズ”で証明されていましたよね!)、
これはほんとに演技の幅を広げたなあと思ったものでした。
そして今回演じるのは、男性として生まれてきたけれど心は女性というトランスジェンダーの凪沙。
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
故郷を離れ、新宿のニューハーフショークラブのステージに立つトランスジェンダーの凪沙と、
その親戚で育児放棄にあっていた少女・一果。
常に片隅に追いやられてきた凪沙と、孤独の中で生きてきた一果。
傷ついてばかりの人生だった二人が、
反発しあいすれ違いながらも、
そうするしかなくて寄り添って過ごしていくうち、
少しずつ何かが変わっていくー。
オープニングはユーモラスで、コミカル。
その街の人たちは、なんだって笑い飛ばして軽やかにやり過ごしている、ように見える。
それでも一人になったとき、
孤独や虚しさやしんどさが浮き彫りになって自分自身にのしかかってくる。
スクリーンに現れた瞬間の草彅くんは、まさに男性の体つきをした「女装姿の草彅くん」なんですが、
しばらくするともうそこには「主人公・凪沙」がいました。
都会の片隅で、一人孤独を抱えて浮かない顔をしたトランスジェンダーが、
プライドだけを心の支えに、
カツカツとヒールの音を響かせながら歩いている。
それが彼女のそれまでの過去や苦悩やすべてを物語るのです。
いちいち説明はしないし、
その姿を丁寧に追うというわけでもない。
なんならちょっとぶっきらぼうに、
日常のなかで何かが起こったときだけカメラを向けるような突き放した感じ。
それがかえって心に刺さる。
それぞれ孤独に必死に生きてきた、理解しあえるはずもない二人。
強くつっぱねるしかやり方を知らない凪沙と、
きつく当たられるのに慣れてしまっている一果の、
どうにも噛み合いそうにないやり取りがもどかしいけど、
お互いハードに傷ついてきた者同士だからか、
いつしか徐々にわかりあうようになっていく過程があたたかい。
二人の心の距離をぐっと近づけることになる大きなポイントとなるのがバレエ
この映画では全体的にバレエのシーンが重要で、
しかも印象的に差し込まれているのですが、
これはそもそも監督が本気でバレエをテーマにした映画を撮りたいということから始まったものだからなのです。
だからもちろん、オーディションで選ばれた一果役の服部樹咲ちゃんはバレエコンクールで入賞したこともあるガチの経験者だし、
友人や先生の役までバレエシーンに登場する方は徹底的にバレエ経験者を条件に選ばれているのです。
どうりで、違和感なく美しいバレエシーンばかりでした。
映画やドラマなどではどうしてもバレエのシーンだけ吹き替えになったりするものですが、
この作品ではそこをとにかく経験者にこだわって作っているため、
自然で美しいバレエシーンになっているのですね!
特に一果を演じた服部樹咲ちゃんのバレエシーンは神々しいまでに綺麗で、
バレエシーンの圧倒的な強さと美しさと、
地元での空虚な友人たちや母親とのシーンなどの重くて暗い影のある表情との対比がすごく強烈に心に迫ります。
(C) 2020 Midnight Swan Film Partners
彼女はこの作品のオーディションで選ばれた新人ですが、
その無垢な輝きと凛としたたたずまい、
それと表裏一体にある重く背負った暗い影に、
とてつもない可能性を感じました。
生まれて初めての演技だからこそのナチュラルさもありつつ、
複雑な表情や演技を必要とする難しい役を完全に自分のものにして、
まさに〝一果”としてそこに存在する強い少女の魅力を放っています。
そんな彼女が輝くように踊るバレエのシーンと、
生きにくい人たちや陽の当らない場所に生きる人たちの、
陰と陽が入り交じる都会の片隅の風景は、
普段私たちが気付かないところで常に存在しいつの間にか消えている当たり前の景色だったりするのだろうなと思いながらスクリーンに見入っていました。
色の使い方や、後ろで静かに時折激しく流れるピアノの旋律も、
そんな決して派手ではないけどヘビーなお話に寄り添って、
儚く美しいシーンを静かに彩っていました。
映画は、印象的なシーンがあるかないかで全然変わってきますよね。
前回、「窮鼠はチーズの夢を見る」について書いたときも語ったんですが、
その映画を語るときにどうしても外せないシーンとか、
ポーンと心に残っているシーンがあると、
たとえばストーリーを多少忘れてしまっていてもやっぱり一瞬でその映画のなかに戻れたりします。
この「ミッドナイトスワン」では、
バレエのレッスンとかコンクールのステージとか海とかたくさんあるんですけど、
やっぱり私は二人が遊びでバレエをするシーンですね。
ここが一番、優しくてあたたかくて素敵なシーンだと思います。
「ミッドナイト」「スワン」なこのシーンは、
たぶんずっと心に残る何度も観たい名シーン(私は、ですよ?)になると思います。
このところ、草彅くん慎吾ちゃん吾郎ちゃんも、
立て続けに日本映画界を引っ張るすごい監督たちの作品に出演して、
俳優としてもかなり評価が上がっていますが、
今回のこの「ミッドナイトスワン」での草彅くんのお芝居を見て、
慎吾ちゃん「もうオレ、役者やれない、やめようと思った」
と語っていました。
吾郎ちゃん「何十年も一緒にいて、今まで見たことない草彅剛だったから驚いた」と話していました。
水川あさみさんのビッチぶり(びっくりするくらいに田舎の元ヤンが似合ってます)や、
田口トモロヲさんのナチュラルなオネエぶりも一見の価値有り。
そうそう、なにより思わず「うわぁ・・・・!」と声に出してしまいそうになったのが、
サトエリ(佐藤江梨子)!!
私、ぶっちゃけ苦手なんですよ。彼女。
これ、ディスってるんじゃないですよ。
なんでこんなに苦手なのかなあと思ったら、わかりました。
この人、「上手い」んです。
とにかく、〝嫌なヤツ”の役が!
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』での〝嫌なヤツ”が最高潮。
私の中の〝嫌なヤツ”イメージは、多分あそこから来てるんだと思います。
ゾッとするほど嫌なヤツでしたからね!
・・・・うまいってことなんだろうなあ。。。
たぶん、上手いし、頭も良くて、そのうえ「強い」んだと思う。それもかなり。
たぶんだらけなので完全に私個人の見解なので気になった方はスルーしてくださいね。
たぶん彼女、自分がどうすれば嫌われるかわかってて、
最大限に嫌われるようにふるまうことが出来るんだと思う。
そこが強い。
客観的に、どうすることが自分に合うのか見えてるし、
そうしていく覚悟があるんだと思う。
ブランドもののバッグを持って、人を見下してるという、
もう絵に描いたような成金の自己中マダムを、
ほんとにナチュラルに演じてます。
これはさすがでした。ここ、注目してみてくださいね。
そしてこの映画、
たくさんの映画関係者や監督、役者さんたちからも絶賛コメントが後を絶たないそうで、
いま中劇で上映中の「窮鼠はチーズの夢を見る」行定勲監督も、
この作品の内田英治監督と親しいようで感想を寄せています。
正直、「何度も観たい!!」っていう作品ではありません。
心がしんどくて。
でも、一回でちゃんと受け止められる作品です。
何度も観ないとわからないとか、
あちこち伏線があって・・・とかの小細工は一切なくて、
シンプルで、冷静で、しんどくて、
ときどきクスッと笑えるけど、
そのへんに転がっているはずのリアルが胸をえぐられるように苦しくて、
それでも手触りはずっとほんのりあたたかい、
そんな映画です。
号泣。
私は途中で何度もカバンからティッシュを探してゴソゴソしてしまいましたので、
みなさん、これから観るならハンカチかティッシュ必携ですよ。


さてさて、このところ映画の公開後にブログを書いてしまっていますが、
そのへんは長ーい目であたたかく見守っていただけると助かります。
なにしろ、このブログは『ほぼ趣味』ですからね(;'∀')
月末は特に、本業がいろいろ詰まっていて、なかなか『趣味』には向かえないのです。
だいたい夜中に家でブログ書くんですけどね、
月末なんかは家でくたばっちゃってパソコンも開けない。
「お酒」「推し事」で忙しいわけではないですよ?
いや、それもちょっとあるけど(*_*)
私ね、こう見えてもちゃんと映画館のお仕事してるんですよ!
知ってましたか!?
ふだんは事務所で事務仕事して、
休憩時間近くになるとフロアに下りて売店やレジなど手伝って、
毎日、外にお使いに出たりチラシや時間表を補充に行ったり、
月末はパンフやグッズなどの月末〆やら翌月の宣伝作業。
ね、ちゃんとやってるんですよ。
それに、前回もお話ししたんですが、
私、映画については嘘がつけなくて。
やっぱりちゃんと観てから書きたいっていうのがあって。
「観てもいないのに適当におすすめするなんて映画に対する冒とく行為だっ!」
と思っています。
なのでどうしても、楽しみにしてる作品ほど、
「観てから」書きたい。
プロじゃないですねえ・・・(;'∀')
でも、いいんです。
私には映画しかないので。。。
・・・・・って、とりあえず長めの言い訳したところで、
そろそろ〆ますか。
次回は、この秋続々と決まってきた新作のご紹介もできるといいなと思っております。
豊作ですよ~!
いま、「窮鼠は~」「ミッドナイトスワン」で絶好調な中劇でした( *´艸`)
ま、コロナで席をソーシャルディスタンスしてなきゃあ全然余裕でお客さん入るんですけどね(^_^;)
前後左右を空席にすると、半分しかお客さん入れなくて、
すぐに満席になっちゃうんですよ。。。
なので、ネット予約とかうまく使って、いろんな映画観ちゃってくださいねー!
真冬まで、まだまだ走るよ~!!!


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/







2020年9月17日木曜日

「窮鼠はチーズの夢を見る」を語る回。

こんにちは。
いきなり涼しくなってビックリしましたね。
前の晩は暑くてエアコンつけて寝たのに、
翌日は長袖着て布団かぶって寝てました(*_*;)
気が付くと空は高く、トンボが舞い、
交差点で立ち止まると一瞬ヒヤッとした風が。
ほんとなら、八幡のお祭りのはずのこの時期。
太鼓の音と「ヤーレヤーレヤーレヤーレ」の掛け声が聞こえないのってほんと寂しい。
それでも季節は変わり、時は過ぎてゆくのだなあ。。。

はい、センチメンタルはこのくらいにして、
上映作品の大渋滞シーズンに突入した、秋の中劇です。
先週末から2本「クレヨンしんちゃん」「窮鼠はチーズの夢を見る」が始まりまして、
今週は「ミッドウェイ」
来週は「ミッドナイト・スワン」・・・
「ドラえもん」もまだやめられないし。
みんなそれなりに回数回さなきゃいけないそこそこ大きめのものなので、
・・・・・え、マジどうすんの( ゚Д゚)?
いや、わからない・・・・。
スタッフですらわからない・・・・・。
でも決まってるならどうにかして回すしかない・・・・。
というわけで、夏休みでもないのに早朝興行&レイトショーも決行中(やらないと回らない)!!
なのでみなさんついてきて!

「窮鼠はチーズの夢を見る」
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
いま、なにかと話題のBL(ボーイズラブ)系の作品。
ここ数年、映画もドラマもトランスジェンダーとか同性愛とかの作品が増えてますよね。
2スクリーンしかない中劇でも、
ちょっと考えただけでもいくつも思い浮かぶので、
やはり増えているということなんだと思います。
生田斗真くんの「彼らが本気で編むときは」とか、
「カランコエの花」「ストーンウォール」なんかもそうですね。
そうそう、来週から公開の「ミッドナイトスワン」もそうだ!
あら、またなにげに中劇は「いつのまにかの特集上映」になりますね!
「LGBTを考える月間」にしましょうか('ω')/
まだまだ世の中の意識とか実際には・・・の部分では難しいことも多くて一概には言えませんが、たしかにちょっとずつだけど変化してきたような感じはあります。
外国の映画でそのような題材で作られたものはわりとシリアスだったり実話だったりして、
深く考えさせられるものが多いですが、
ドラマ「おっさんずラブ」とか「きのう何食べた?」とかは、
リアルに情景を描きだしながらも、
ユーモアを入れつつ丁寧にコミカルに作られていて、
ドラマとしてシンプルに楽しい作品になっているのがいいですよね!
そんな感じで今回も明るく楽しいBL系・・・・?
かと思いきや・・・・・・
真逆。
というか、がっちりどっぷり濃ゆ~い大人の恋愛モノでした(*_*;)
もう、オープニングですべてを悟ります。
大倉くんのお尻。(コラコラ)
この映画がどんな映画で、どういうテイストで描かれるお話なのか。
ゾクゾクしますねえ!
まず、ラブシーンはゴリゴリです。
容赦ない。
リアルすぎて衝撃。
でも、それは大人の恋愛を描くうえで避けて通れないものであり、
いわば当たり前の情景。
そこを変に省略しちゃったり、逆にそれだけに注目が集まるのもよくないしね。
ある一組のカップルの恋愛をひととおり追っていくうえでは必要な流れなので、
そのちょうどいいバランスというか、
二人を追う目線が冷静かつフラットな感じなので、
こちらも自然に受け止められるんですよねえ。
男女だろうが男同士だろうが関係ない!
好きになっちゃったもんはしょうがないじゃないか!
とばかりにがっぷり四つで真正面からぶつかりまくりの小悪魔系男子を演じた成田凌
そしてそれほど恋愛にも女性にも興味ないくせにやたらとモテちゃってしかも流されやすいという一番厄介なダメ男を演じた関ジャニ∞の大倉くん
この二人のガチの恋愛ドラマ。
・・・・・・やばい。
マジやばい・・・・・!
どっちも思いっきりめんどくさい、客観的に見たら絶対に付き合いたくない、
私の好みとは正反対のタイプなのに・・・・!
・・・・・・・・どっちもイイじゃないかーーーーー(゚Д゚)ノ!!!
・・・・はい、すみません、取り乱しました。
二人ともなんなの、あの色気!
どうなってんの、あのフェロモン!
え、ていうかその色気の出し方、教えて?
・・・いや、そういえばそもそも持ち合わせてないわ、私それ(*_*;)
じゃ、仕方ない!
て、全然映画の宣伝にも紹介にもなってないんですけど、
これ不思議なことに、
観ているうちに男性同士とかそういうの関係なくなってくるんですよねえ。
気にならないというか、もう性別とかの話じゃなくて、
個と個のお話なんですね。
そういうのって、ほんとに劇中にも出てくるんですが
「すべてにおいてその人だけが例外になっちゃう」
ってことなんですね。
理屈でもないし、条件でもないし、
男性同士だからとか、相手がどうとかじゃなくて、
そう、気がついたら落ちちゃってるのが、恋なのね。
でも、よくある高校生の胸キュンラブストーリーと違って、
正直、重い。
だってなにしろ始まってすぐ、主人公は結婚してて不倫調査されてるし(-_-;)
クールなカメラは、女性にだらしない主人公の情事を映し出す。
そこからの、小悪魔男子からの猛アプローチ。
女子が、その気が無い男性を振り向かせるのにもめちゃくちゃ苦労するっていうのに、
男性が、その気が無い男性を思いっきり落としにかかる。
女子よりもかわいくて女子っぽい成田凌!(いや今ヶ瀬くん)
それがあまりにナチュラルで、なんかもう役じゃなくて、成田凌本人にしか見えなくなっちゃうんです。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
これこれ!
この、頬杖ついて濡れた瞳で好きな人をジーッと見つめるこの感じ!
で、何、この手の色気!!(は?)
そしてこの子犬、というか子猫?というかよくわかんないけど身体とかちゃんと男性なのに妙に色っぽい小動物感?
身長も高いし身体も華奢ってわけじゃないのに、
どんな姿勢でもシルエットが丸いのがすごい!
原作漫画を読んで、座り方とか雰囲気を研究したそうですよ。
好きな人にゴロニャンする感じなんか、
かわいすぎて普通でしたもん!(→?)
何言ってるかわかんなくなってきましたが、
自然というのかな、二人が寄り添ってるのがナチュラルすぎて驚きます!
取り乱してて語彙力がアレですけど、
とにかく衝撃の成田凌!(じゃない今ヶ瀬!)
映画「愛がなんだ」では、まさにこの作品のなかの大倉くんのような、
無駄にモテる女たらし系ダメ男がめちゃくちゃハマっててムカつくほどだったんですが、
今回はひたすら好きな人に感情をぶつける、女子よりもめんどくさいくらいの恋愛体質な小悪魔系を演じてます。
もうーーーー、なんかとにかくすごいこのギャップ!(だから語彙力!)
なんていうかもう、女子でいるのが嫌になりました、マジで。
え。すでに女子じゃないって?
オババ?ていうかオッサンに近い?
なんてことを(゚Д゚)ノ!!
まだだ!
片足踏み入れてるけどまだ女子だ!!(なんの話)
そんな私みたいな、恋とか愛とかどっかに置いてきちゃってるようなオバチャンが、
ポカンと口開けて金曜夜10時の大人のドラマ(金曜日の妻たちへとかね)を見てる中学生のような気分になってスクリーンに見入ること2時間ちょっと。
終わってため息。。。。
・・・・・よし、恋をしよう( `ー´)ノ
じゃないわ!
なんか、もう、痛いんですよ。
成田凌(じゃない今ヶ瀬)が、大好きな人に再会してロックオンしちゃってからの恋心も、
なんだかんだでこじらせまくるけど成田凌(だから今ヶ瀬)のこと実はほっとけなくなっちゃう大倉くん(いや大伴くん)も、
もう痛いのよ!とにかく!
この表現が合ってるかわかんないですけど、
成田凌大倉くんが、リアルすぎて、生々しすぎて、
役じゃなくて本人みたいな感覚になっちゃってドキドキするんですよ!!(伝わる?)
思いっきり恋しちゃってる人たちばっかり出てくるので、
なんでだよ!?とか、
おーーーーい、マジかよ(゚Д゚)ノ!!とか、
ツッコミながら観てたんですけど、
もうほんと、恋しちゃうとみんなどっかネジとかおかしくなっちゃうんだろうな。
ガチガチに一方通行の恋の矢印を向けまくってる4人が対峙するとこなんか、
あんまり怖くて笑っちゃいました(どんなよ)!
周り、見えなくなるよねー!!
自分も、見えなくなるよねー!!
あとから冷静になって考えるとゾッとするようなこととかやっちゃってますもんね。
でもそれが、「胸が苦しくなるほど誰かを愛した」ということだったのか、
「本当の恋」だったのか、と言われると・・・・・
私はちょっと自信ない。
だって、「恋してる自分」に酔ってるだけだったような気もするし、
舞い上がって我を失ってるだけのような気もするし、
なんなら「恋人がいる私」とか「誰かのものである」とかの気分に浸りたいだけなのかもしれないし。
難しいですねえ!
若い頃は特に。
だからこそのこの作品の重さなわけですよ。
でもそもそも設定そんなに若くない。
大倉くんなんてめっちゃイケメンだけど、この映画のなかではほんのり枯れてさえいる。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
これが逆に色っぽいと、原作者の水城せとなさんも絶賛のポイントだしね。
しかも監督が、行定勲
ずーるーいー!!!
このての映画で行定監督は、ずるいよねーーー!!!
だってうまいんだもん!
この方は、「GO」とか「セカチュー」とか、
「リバーズ・エッジ」もだ!!
そういったリアルな青春を切り取るのもうまいんですが、
決して胸キュンのラブストーリーじゃなくて、抗いようのない恋心をどうしても抑えきれずに転がってくふたり・・・・!
みたいなね、そういうのもうまいんだよなあ!
「春の雪」「ナラタージュ」とかね。
好みが分かれる監督ではあるんですが、
ストーリーやせりふや、小さなしぐさ、
それから色とか風景とか小物とか空間とか音まで、
とにかく画面のなかの全体に細かくこだわって作るこの方の世界は、
ひたすら美しくて、それでいてリアル。
キッチンカウンターの高さや、部屋に置いてある特徴的な椅子、
ラブシーンの音、カーテンの揺れさえも計算し尽くされている感じ。
お見事。
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
ほらね、この空の感じとか、車と人と空間の絶妙なバランスとか。
印象的ですよね。
でもやっぱり、この映画はキャスティングの勝ち!
この二人じゃないとここまでのリアルと痛さは出せなかったんじゃ?
監督も、この二人がキッチンに並んだ姿で成功を確信したと言っているし、
立ち姿の相性って、スクリーンなんかだとやっぱりすごく大事になってくるものなんですよね。
匂いたつ色気と、どこかドライな空気、
痛みとせつなさの先のほんのりとした灯りに照らされた二人の恋の行方。
いやあ~・・・・・・
・・・・・・・・・・余韻(*'ω'*)
行定監督、やっぱ好きだなあ・・・・。
観る人によっては「よくわかんない」とか、「難しい」とか言われることもあるんですが、
なんていうか、あまり説明しないというか、
映画なんだから画面を見てよ、というか、
映像ですべてを語るというか。
(・・・違ってたらゴメンナサイ(*_*;))
だから、わかりやすい作りの映画が好きな人とか、
派手に盛り上がるようなエンタメの部分を映画に求める方にはあまり好まれないのかもしれませんけど。
この方の作品は、観終わってだいぶ時間がたってからも、
その映画の色合いとか、風景とか、
空気感とか衣装が風に揺れる感じとか、
そういった細かいところがパッと浮かぶんですよね。
だいぶ初期のころの「ひまわり」麻生久美子さんがめっちゃかわいいやつです!)では、そのときのお部屋の感じとか、
夏の陽射しにふわっと広がるワンピース姿の麻生久美子さんがいまだに鮮明に残っています。
「きょうのできごと」も好きなんですけど、
これはほんとにただただなんでもない若者たちのほんとに今日のできごとっていう映画なんですが、
それでもやっぱりパッと頭に浮かぶのは、
砂浜に打ち上げられたクジラを遠くからただただ映し出してる海の風景だったり、
仲間たちが思い付きでドライブに出たときの空のカットだったりします。
そんな感じで、今回のこの「窮鼠はチーズの夢を見る」も私は、
あとからふと、
無骨なお部屋に無造作に置いてあった背の高い椅子に座った成田凌の(今ヶ瀬!)
丸い背中とか、
部屋のなかを全裸で歩く二人の綺麗なお尻とか(コラ)、
掃除を終えてひと息ついたときの風になびくカーテンとか、
そういうものを思い出すんだろうなあとぼんやりと考えながら帰路につきました。
で、長々書いておいて、これ紹介になってます?
ちゃんと映画の宣伝になってるかどうかはちょっと自信がありませんが、
一つだけ言えること。
成田凌さま、いろいろ参考にさせていただきます( `ー´)ノ!!
・・・・・・そこかい!


そんなこんなで、ほかには4月公開だったはずがやっと公開になった
「クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダム」
(C) 臼井儀人/双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2020
絶賛上映中!
土日以外、ぜんぜんお客さん来なくて大変です。
そりゃそうだ。学校も幼稚園もあるもんね(-_-;)
とはいえ土日も混雑という状態にはなってないので大丈夫。
安心して観に来てください!


全国公開から1週遅れで公開の「ミッドウェイ」
         
            (C)2019 Midway Island Productions, LLC All Rights
前にも少しお話ししましたが、
「インデペンデンス・デイ」ローランド・エメリッヒ監督が、
20年に及ぶリサーチを経て鮮明に描くミッドウェイ海戦。
日本の命運を決した3日間。
ローランド・エメリッヒといったら、
娯楽系大規模エンタメ作品を得意とするお方。
「インデペンデンス・デイ」はほんとに面白かったし、
「GODZILLA」とか「デイ・アフター・トゥモロー」とかね、
興行収入よりも製作費のほうが気になるような、どでかい作品が多いですよね。
と思ったら!なんと!
今回の、映画紹介なのかなんなのかわかんないようなブログに、でてきてました!
自分でもビックリ。
上のほうでLGBT作品ということでタイトルあげてました。
「ストーンウォール」
これ、なんとローランド・エメリッヒ作品だったのでした(゚Д゚)ノ
そうだった!!!!
あまりお金もかけない小規模作品で、
しかもテーマがLGBT。
あ、そういえばこの方、ゲイであることをカミングアウトしてたんでしたね。
そうかー・・・・・ほんとに今月の中劇、
『LGBTを考える月間』になってましたね・・・・(*_*)
たまに中劇、はからずもこういうミラクル起こすんですよ。
まあそれはおいといて。
この「ミッドウェイ」
なにげに豪華キャスト。
ウディ・ハレルソン!
ナチュラルボーンキラー!!
出た!ハリウッドの問題児。
いや、うまいんですけどね。
いい役者なんですけどね。
日本からは豊川悦司國村準浅野忠信
なるほど。
そう、ヲタクの私がこんな薄っぺらな情報しかだせないときは、
決まってるじゃないですか。
・・・・観てないんです( `ー´)ノ!!!
いばるな。
毎回言いますけど、私、「戦争ものは観ない」んです。
子供の頃、母に無理やり「黒い雨」「この子を残して」(どちらも原爆の映画)に連れていかれて以来のトラウマなんです。
「プライベート・ライアン」は開始5分でギブアップ。
戦争映画で唯一観れたのは「パールハーバー」
まああれはね、「真珠湾を舞台にしたアルマゲドン」だったし、
主演の3人がただただ好きだったので仕方なく観た戦争ものなんで。
ただねえ、ローランド・エメリッヒは嫌いじゃないんですよねえ(´ー`)
もう、突き抜けてエンタメ作ってくれるんでねえ。
きっと今回も、ド派手なアクションで思いっきりエンタメな戦争映画を作ってくれたに違いない。
だから、気にはなってるんですけどね。
え、とにかくどうにか紹介しろって?
もうねえ、私、映画に限っては嘘がつけないんですよねえ!!
他では平気で嘘つけるんだけど。
映画だけは裏切れない。
特に戦争映画は、ウン十年の映画ヲタク人生でもとにかく避けてきた分野なので、
適当にタイトル出す程度もなかなかできないし、知ってるふりもできなくて。
なので。もう。
みなさん、自分で観て? (オイ。)
だって、ミニシアター系の作品でもないし、
こういったガッチリお金かけて作ったエンタメ作品とかは、
戦争とかのくくりじゃなくてアクション映画として観たっていいくらいなんだからさ、
もうみんな、映画館行って、さっさと観ちゃいなよ(*´з`)
なんだか適当な映画紹介になっちゃいましたけど、
なんだかんだ言ったってローランド・エメリッヒですからね。
ちゃんと面白い作品になってますよ。
ドイツ人のローランド・エメリッヒが描く太平洋戦争。
どうしても「欧米から見た」感じにはなっちゃうと思いますけど、
そこはね、仕方がないですよね。
とりあえず骨太なごっつい戦争アクションになってる。はず。
というのを、自分で観て確認してください♪(適当すぎ)
公式サイトhttps://midway-movie.jp/


ハー・・・長っ(*_*;)
相変わらずうざい長文ですね。
たいして中身は無いのに無理やり読ませてしまってスミマセン。。。
書き始めるのは遅いくせに、ノッてくるとやたらと長い。
最近、この歳になって、
「資格もキャリアも財産も、なんにも持ってないなあ私(-_-;)」
などとちょっと考えるのですが、
でもこうして今回のような文を書いていると、
ただひたすらに映画を観続けてきたという、
その積み重ねだけでわりとスラスラと文章が書けたりして、
「ハッ!私の頭の中にそんな素晴らしい財産がっ!」
とか思ったりして(*‘∀‘)
まあぼちぼちボケて忘れてしまう日も遠からず、な気がするので要注意ですね。
私の中の映画の記憶という財産が、
すっかりボケて消えてしまう前に、
いろいろ書いておこうと思ってますので、
気が向いたときだけでいいので覗いてくださいね♪
疲れてるときはおすすめしませんけど( `ー´)ノ  ←いばるな。


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2020年8月27日木曜日

日向坂、Perfumeドキュメンタリー対決!&新作ぞろぞろ

こんにちは。
お祭りも、親戚の帰省も、花火大会も無いままに夏休みは終了。
2学期も、学校や幼稚園は行事を中止や縮小(運動会の見学は一家族2名までとか!)になったりするそうですよ。
いつもはたくさんの子どもたちで賑わうはずの「ドラえもん」も、
さほど盛り上がりもしないまま、
いつもの中劇よりは少し入っているかなくらいの状態で夏休みが終わってしまいました。
やはり、未就学児の姿が少ないのが気になりました。
小学生もいつもよりはだいぶ少なくて寂しかった。。。
新型のアイツのせいで、子供たちは映画すら観られなかったのか・・・
ほんとつまんない世の中になっちゃいましたね(-_-)
親が、子どもを映画館に連れて行くのを躊躇ったというのが現実。
この夏は、中学生以上の〝一人で出歩けて自分の意志で映画を観るという選択ができる世代”がターゲットの映画だけはヒットしましたからね。
中劇でも先週末から公開の
「日向坂46ドキュメンタリー 3年目のデビュー」
はたくさんのお客さんが来てくれています。
(C) 2020映画「3年目のデビュー」製作委員会
2019年2月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」から改名した「日向坂46」初のドキュメンタリー作品。
先輩グループ「欅坂46」の存在感に圧倒されながら、
自分たちのアイデンティを模索し続けた「けやき坂46」としての3年間。
そして自分たちだけの名前を手に入れてからもなお、
日向坂46としての魅力を探し求めるメンバーたち。
日々、拡大していくグループの人気と共に、
大きくなっていく本人たちの戸惑いや苦悩、
そしてその先に見つけた自分たちのカタチとは・・・。
改名という大きな変化をきっかけに二度目のスタートを切った彼女たちの姿を鮮烈に切り取ったドキュメンタリー。
しかしすごい人数ですね。
私、「欅坂46」「けやき坂46」が別のものだということすら知りませんでした(*_*;)
勉強不足で申し訳ないです。。。
私、秋元康先生の案件はおニャン子クラブで知識が止まってるオバチャンなんです。
え、誰が好きだったのかって?
河合その子と、美奈代&満里奈ですけど何か?
アルバム買ったもーん!
・・・・・レコードだけど(*´з`)
ちなみに好きな曲は「青いスタスィオン」「じゃあね」です♪(→聞かれてない)
情報が古すぎる?
じゃあえっとー・・・あとはAKBも神7までしか。。。
カラオケでも「フライングゲット」「ヘビーローテーション」ならなんとか・・・。
・・・スミマセン、なにしろ専門がイケメンなもので(/_;)
毎日、夜中までイケメンの動画やら配信ばかり見てるんで、
〇ャニーズならJr.まで顔わかるんですけどね!(→これも聞かれてない)
他界隈には口を出すものではないというのは、
私もミーハー歴が長いので重々承知のうえですので、
余計なことは言いますまい。
わかりますよ~、スッゴクよくわかります。
私も、東京ドームのコンサートの入り待ちや、
プレゼント渡しまでやったことのあるガチのヲタですからね( `ー´)ノ
(→なんの自慢?)
みなさんのお気持ちはよーーーくわかります。
知らない人には口を出されたくないし、
情報がちょっとでも間違ってようものなら大変なことになりますからね。
この作品については、好きな人しか来ない作品なので、
私があれこれ紹介する必要もないですからね。
観たい方が上映期間内にみんな観られるといいなあと、私からはそれだけです。
この映画は平日もわりとお客さんが来てくださっていて、
グッズもすぐに売れてしまって再入荷もあるかどうか現在のところ未定。
すごい人気ですね・・・・・!!
「クラスにいそうなかわいい子たち」という一貫したイメージで女の子アイドルを牽引してきたこのシリーズ。
上を目指したい気持ちと、
ものすごいスピードで大きくなっていくグループ、
そして一人の女の子としての自分との間で悩み、苦しみ、
それでもひたすら前へと進んでいこうとする彼女らの姿は、
私たちの想像を遥かに超えた、
覚悟やプレッシャーや多くの犠牲や我慢を抱えながらも、
ほんとにクラスにいる女の子たちと変わらないようにも見える。
そしてついつい、そっと背中を押してあげたくなる。
だからこそ多くの人の心を掴むのでしょうか。
そんな彼女たちが歩んできた道のりを、スクリーンで見届けてください。

さて、華やかな世界からもう一本ドキュメンタリーです。
やってきました。
中劇に、二度目のPerfumeドキュメンタリー!!
9月4日(金)公開
「Reframe THEATER EXPERIENCE with you」
(C) 2020“Reframe THEATER EXPERIENCE with you”Film Partners.
前のドキュメンタリーを上映したのはいつだっけかな~♪
ゴリゴリのPerfumeファンの私としては、
たしか上映までに3回はブログを書いた気が。。。
と、このブログを遡ってみるも、なかなか出てこず。
「あった!!!」
やっと見つけたらなんと2015年でした(゚д゚;)
5年前!?
マジかー・・・・・・(*_*;)
書いてますねえ・・・暑苦しいほどに語ってますねえ。。。
しかもどうでもいいけど前回の上映の時は同じ時期に乃木坂のドキュメンタリーを上映していました!
今回は日向坂
ほんとに偶然ですが、面白いですね!!
・・・・どうでもいいですね(*_*)
さて、前回はワールドツアーに密着したドキュメンタリーでしたが、
今回は、Perfume結成20年&メジャーデビュー15周年の締め括りのプロジェクト
「Perfume 15th&20th anniv with you all」の始動ということで、
20年間に渡る全歴史を再構築した舞台『Reframe 2019』劇場版として公開するもの。
新型コロナウイルス感染症の影響で、
音楽ライブや音楽フェスティバルの延期や中止が相次ぎ、
それらの実施が困難な現況において、
「より安全な環境下にある映画館で音楽体験を楽しんでもらいたい」
という想いから始まったというこの企画。
Perfumeのデビュー前から苦労を共にしてきた演出振付家・MIKIKO星野源「恋」なども手掛けた方ですよ!)、
真鍋大度を中心とする、NHKの特集番組などにも何度も取り上げられているクリエイティブ集団・ライゾマティクスが、デジタル技術を駆使したアートな表現に挑戦(Perfume
の紅白歌合戦での演出もすごかったですよね!)、
Perfumeのパフォーマンスが最大限に発揮される最も得意なスタイルで製作された作品。
Perfumeの美しくて精密でハイレベルなダンスと最先端のテクノロジーの融合が、
これまた素晴らしくマッチするんですよねえ!
前にテレビ番組で披露された作品の時は、
彼女らの衣装に映像を投影しながら激しいパフォーマンスをしたんですが、
立ち位置や振付が一瞬でもズレると映像が映らなかったりするので、
ほんとにズレずに踊らなくちゃいけなかったりして、
正確で緻密に、あの激しいダンスを踊る必要があって(しかも常にハイヒール!)
大変そうでした。
でも、あのかわいらしいビジュアルとは裏腹に、
「ド根性娘」な彼女たちは、しっかり完璧にやりきりましたけどね!
そんなところもイイんですよねえ!!
手書きのチラシを配り、たった数人しか見ていないところで歌ったり、
「このまま売れないままだったら芸能界を辞めても潰しがきくように」と、
事務所から大学に進学することをすすめられ、
ほんとに大学を卒業した彼女たち。
今では世界中にファンがいて、ワールドツアーも各地でソールドアウト、
すっかりワールドワイドなアーティストとなった彼女らが、
これまでに築きあげてきた歴史や様々なデータを分解、
最先端テクノロジーを用いて新たな表現へと再構築するというコンセプトによって、
Perfume「過去・現在・未来」を地続きで表現する壮大な試みを実現、
結成20年を締め括るにふさわしい「perfumeの今」を見せる作品になっています。
なにげなくやっているようでいて実はめちゃくちゃ難しいダンスや、
常に時代の最先端をいく楽曲と、
それに負けない歌とパフォーマンス、
世界中の舞台関係者やクリエイターまでもが注目する映像技術、
そしてそことの本人たちのナチュラルでかわいらしい素顔のギャップ、
全部が魅力的でたくさんの人を惹きつけるのでしょうね。
しかもなんと今回のこの作品、
音楽ライブ映画史上初の試みとなる、
アーティスト本人による実況、解説副音声上映を行うことになりました!
Perfumeと一緒に鑑賞しているような気分になれる「おしゃべり副音声with you」と、
世界的な評価を受けるクリエイティブ集団ライゾマティクスが舞台演出の解説をする「技術解説副音声」の2バージョン。
鑑賞時にどちらか一つを選べます。
・・・って、どっちもいいじゃんねーーー( ゚Д゚)!!!
2回観なきゃじゃん!!
詳しい鑑賞方法などは後日、公式サイトで発表されますのでチェックしてくださいね!
ちなみに、結成20年&デビュー15年を記念してリリースしたベストアルバムを携えて行ったドームツアーのライブ映像をおさめたDVD&Blu-rayが9月1日に発売!(→予約済)
9月16日にはニューシングルも発売!(→こちらも予約済)
楽しみですねえ( *´艸`)!!!
彼女らの素敵な20周年&15周年記念イヤーを、
みんなで盛り上げましょう~~~°˖✧◝(*‘∀‘)◜✧˖°


・・・・なんか、昭和からのヲタ全開の回になってますけど大丈夫ですか?
みなさん、このミーハーなオバチャンについてこられていますか???
最近、嬉しいことばかりなので(もちろんミーハー関係ですけどね)、
毎日ゴキゲンな私です。
ヲタ活にも力が入っちゃってしょうがない。
ヲタは経済を思いっきり回しているし、
毎日幸せなら誰も困りませんからね!
常にお金はないけど楽しい!!
界隈が違うくても、ヲタのみなさんとの価値観は共有できているつもりです。
世の中、こんな状況で気持ちが滅入りそうな話題ばかりですが、
コンサートが中止になったって、
チケットの当落や大きな移動もなしに家で配信ライブが見られるなら全然悪くないし、
近頃は動画やSNSなんかも使ってファンを喜ばせようとたくさんのアーティストたちが動いてくれていますもんね!
「推しが生きているだけで私へのファンサ」
という言葉があるように、(え。)
ほんの少しでも自分が笑顔になれれば、ハッピーな気持ちになれれば、
なんとか毎日生きていける。
あー・・・・また動画見てこよう(´ー`)♪

で、さらにさらに、9月は新作ぞろぞろでてんてこ舞い!
というか大渋滞(;´Д`)
一応、ざっくりとご案内だけしておきますね。
〇ャニヲタの私としては、ニンマリが止まらない2連続から。
9月11日(金)公開
「窮鼠はチーズの夢を見る」
(C) 水城せとな・小学館/映画「窮鼠はチーズの夢を見る」製作委員会
関ジャニ∞大倉くん!!
カッコイイなあ・・・・(*‘∀‘)
彼のボーイズラブ作品が観られるなんて、
そんなにご褒美もらっちゃっていいんですかぁ!?
なにしろ成田凌も美しいんだよなあ!!!
ハァ・・・・・・尊い。。。。(´ー`)
監督は行定勲だし。映像が美しくないわけないし。
いやもう、美しい男子の絡みは、男女の絡みよりも美しい(は?)!
一言、ごちそうさまでした。
でも女子のみなさま、覚悟して観てくださいね。
成田凌がかわいくて女子よりも女子すぎて落ち込みますからね!
詳しくはのちほどゆっくり。

そしてそしてやりました!!!
またしても中劇に降臨!
草彅くんだよぉー!!!
「ミッドナイトスワン」
(C) 2020「MIDNIGHT SWAN」FILM PARTNERS
ちょうど去年の9月。
「台風家族」でしたねえ!
去年はダメ男で、意外にも似合ってたのが面白かったんですが、
今年はなんと、とうとうトランスジェンダーに挑戦。
女性として孤独に暮らすトランスジェンダーの凪沙と、
親から虐待されてきた少女・一果が、
都会の片隅で寄り添う小さな愛のお話。
楽しみ!
デビュー前のSMAPのコンサートに行きたいがためにマジ家出の勢いで親と大喧嘩した私としては、
あの頃の自分に言ってあげたい。
〇十年後、吾郎ちゃんや慎吾ちゃんや草彅くんの映画、いろいろ上映するよと。
そして彼らが職場に来て握手できるよと。
・・・・・すごくないですか???(まだ言ってる)
2年半前のあの日のことは、今考えても信じられない。
まさか目の前で会えるなんてね(゚Д゚)ノ
そうだよ!
いつ、何が起こるかわかんないんだもん!
いつ誰に会ってもいいように準備しておかなくちゃ。
推しに会えると思えばダイエットもできるかも。(がんばれ。)
風呂上がりのビール、控えようかな。。。(まず白米を減らせ)
・・・・てかなんの話?

9月18日(金)公開
なんと、「インデペンデンス・デイ」ローランド・エメリッヒ監督が
「ミッドウェイ海戦」を描いた
「ミッドウェイ」
Midway (C) 2019 Midway Island Productions, LLC All Rights Reserved.
ドイツ人のローランド・エメリッヒが日米の海兵たちに捧げる、
ド派手なアクション戦争大作。
「プライベート・ライアン」「インデペンデンス・デイ」が出会った!?
・・・・どうなんの(;'∀')?
いや、気になる。
戦争ものは苦手だけど気になる。
太平洋戦争で、日本の運命を変えた3日間。
ここは腹をくくって、エンタメとして観てみましょうか。
公式サイトhttp://midway-movie.jp/

10月23日(金)公開
「朝が来る」
(C) 2020『朝が来る』Film Partners
キターーーーーー(´▽`)!!!!
私の大好きな永作姐さん!!!
ribbon(伝説のアイドルグループですよ~)のころから大好きでした♪
どこまでもアイドルヲタクな私ですが、
永作姐さんは女優としてもなかなか通好みの「うわ、そこきたかーーー」的なイイ具合の作品を選んで出演を続けており、
そういうセンスの良さがまた素敵な、
KYON2先生とともに私が人生の師と崇拝するアラフィフ女子なのです。
相変わらずかわいいなあ(*´з`)
原作・辻村深月、監督・河瀬直美
テーマは「特別養子縁組」
・・・・重っ。
いや、監督が河瀬直美ってだけですでに絶対ポップじゃないに決まってるんですけどね。
ただ、絶対に心を揺さぶられるヒューマンドラマになるに決まってる。
こりゃ、ハンカチ必須だなあ。。。
公式サイトhttp://asagakuru-movie.jp/


さて、バタバタとやってきましたが、
結局のところ私が、昭和生まれのガチガチのアイドルヲタクだということを晒しただけのような回になってしまいました。
常に10歳はサバを読んでる私だったのに、だいたいバレましたね(-_-;)
まあ、いいんですよ。
こんな閉塞感しかないような時代を生きるには、
心の栄養が、目の保養が、
ハッピーな気晴らしが、
幸せな妄想が(え?)、
絶対に必要ですよね!
もう、お金も時間も足りなくて大変ですけど、
「あれ録画しなきゃ!」「あの雑誌、今日発売だ!」
「配信ライブいつだっけ!?」
「新曲、予約しなくっちゃ!」
なんてことで頭がいっぱいだとネガティブになってる暇などありません。
そのうえ映画やらバラエティ番組も見ないと気がすまないんですからどうしろっていうんですか!?
・・・・・楽しいけど(´ー`)
みなさんも、ついつい気分が落ち込みそうになったとき、
つまらなかったりイライラしたりしてしまうとき、
一瞬でも自分の気持ちがポッとあたたかくなるような、
ほんの少しでもフワッと笑顔になれるような、
そんな何かが心に一つでもあるといいですね(´ー`)ウンウン。
・・・・って、なんのブログだよ!?


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/



2020年8月11日火曜日

「ドラえもん」混雑状況&ゆっくりバレエを観ませんか?

こんにちは。
とうとう「東北北部の梅雨明けの発表を見送る」と発表されてしまいましたね(*_*;)
前にもあったな・・・
8月半ばになってもダラダラと雨の日が続いて梅雨明けの発表を見送ったの。
盛岡なんて、『さんさが終われば秋』なんて言うくらいなのに、
さんさも中止で、梅雨すら明けないとは!!
季節感、無いなあ・・・(/_;)
とはいえ、気がつけばもうお盆!!
夏って、ほんとあっという間ですね。
盛岡はもうすぐ冬だわ(?)
そんなわけで、いろんなことがいつもと違うとかぼやいていたって結局、
いつもと同じように時間はシビアに過ぎて行きます。
あまりネガティブなことばかり口にしないで、
目の前のことと一つ一つ向き合いつつ、
自分なりにストレスをためないようにマイペースで進んでいきましょう。
私なんか、自粛期間が終わっても毎日、
風呂上がりの一杯をやめられず太りましたが、
全く気にしてませんよ( `ー´)ノ
自粛前は、お酒は休みの前の日だけですんでたんですけどね。。。
ま、ストレスためて心を病むよりいいか!!!
ということで、自分を解放しております。
風呂上がり、お酒を飲みながら録りためていたバラエティ番組かイケメンを見る。
これでなんとかメンタルを保っているので、
制服のスカートがきついくらいどうってことない!!
と、このくらいの心の余裕を持って(?)
みなさん、コロナに立ち向かっていきましょう!

さて、始まりました「映画ドラえもん」
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2020
みなさん、心配するほど混みあってはいませんよー!!
いつもはもっとたくさんのお客さんで賑わうんですけどね。。。
席が半分しか使えないので、すぐに席が埋まってしまうのですが、
今のところ「満席で座れない」という状況にはなっていません。
土日祝日も、夕方はかなり静かになっていました。
午前中も、「混みあってる!!」まではいかないんですけど、
いつもに比べれば全然空いてるんですけど、
それでもやっぱりお子様連れのお客さんは午前中を選びがち。
密が気になる方や、事前にネットで買ったり早めにチケットを買うのは好きじゃないという方は、午後遅めの時間がおすすめです

8月14日~20日の上映時間
8:20/9:00/10:30/11:15/12:40/13:30
/15:45/16:40/18:00/20:15

このお盆期間中も、中劇の公式サイトから空席チェックをしつつ、
できれば午後15時以降の回を狙ってもらえれば、
ゆったりと行動できるうえに密にもならず、
のんびり映画が観られると思うので、
お盆中に「ドラえもん」を観ようと思ってる方は、
なるべく午後、それも15時以降の回を選んでもらうといいと思います(*‘∀‘)/
ちょっと怖いのは、レディースデーですかね。
サービスデーは、やはりお客さんがたくさん来る傾向にあるので、
「満席で座れない」とか、「密になるのが嫌だな」という方は、
サービスデーの午前中の回は避けたほうがいいかもしれないです。
「ドラえもん」は2スクリーンでガンガン回してるんですけど、
劇場が大きいほう(スクリーン1)と小さいほう(スクリーン2)とあるので、
小さいほうはコロナ対策で席を空ける設定にしているとすぐいっぱいになってしまうんですよね。
そのへんも、公式サイトの上映時間のところから「チケット購入」に入って空席チェックをしてみると、
どの時間がどちらのスクリーンなのか、どのくらい埋まっているかがわかるので、
それをうまく使っていくといいと思います。
ネットで購入しなくても、そのあとの行動の予定が立てやすくなりますからね♪
平日なら朝一回目や夕方17時以降の回はサービス料金で安くなるので、
料金を抑えたい場合はレディースデーではなくて〝安い時間”を狙うのもおすすめ。
平日なら、各スクリーンの朝一回目はモーニングサービスなので、
朝8:20/9:00が安いし、
平日の17時以降はイブニングサービスとレイトサービスで安いです♪
だって、夏休みだもん!
ちょっとみんなで早起きとか、ちょっと家に帰るのが遅いとかでもいいことにしませんか?
映画代を安くおさえて、そのぶんいつもよりちょっと上等なおやつを買うとか?
ナントカフラペチーノ的なドリンクを1ランク大きいやつにするとか?
してみてもいいですよねえ♪
外食しちゃってもいいと思います!
どこにも行けないのなら、そのくらいはいいじゃないですか(*‘∀‘)
前は、夏休みや冬休みの子ども映画のときに早朝興行があると、
朝1回目の上映が始まるとスタッフみんなぶんの注文を取って朝マックを買ってきて食べてたんですけどねえ・・・・
もう大通りにマックが無いっ(゚Д゚)ノ
私が若いころ、というか中高生だったころなんか、なんでもあって選び放題だったのに!
モスにケンタにロッテリア・・・〇十年前の大通りはパラダイスだったんですけどねぇ・・・(´ー`)
「今日はどこ行く~?」なんて言って、学校帰りにひたすらお喋りしてたっけ。。。
・・・いや、なんの話?
ドラえもんね、ドラえもん
そうそう、私も観ましたけどね。
そう、もうねえ、、、、、、号泣(;´Д`)!!!
なんなら始まってすぐ、卵から恐竜が生まれるところで泣いてましたからね!!
のび太がちょっぴり成長してる~!で泣き、
映画での定番・ジャイアンが男気出してきては泣き、
ミスチル流れては号泣。
ハーーーーー・・・・・・・・スッキリした( ;∀;)!!!
やっぱ泣くのって、いいですね!
ストレス発散になりますよ。
こんな状況の時こそ、感情を内にためこまないで、
笑ったり、泣いたり、自分をちょっとずつ解放していかないとね。
あまり気にしていないつもりでも、
実はちょっとずつ心にストレスがたまっているかもしれません。
無茶しない範囲でストレス解消しながら、
日々、小さな楽しみを見つけてこの息苦しい毎日を乗り越えていきましょう!


そして今週は、さらに楽しみな作品が公開になりますよ!
「マシュー・ボーン in CINEMA
ロミオとジュリエット」
© Illuminations and New Adventures Limited 2019
待望の!!
新作!!
英国バレエ界の鬼才マシュー・ボーンの新演出版が、
日本初上陸です( `ー´)ノ!!!
もう何年も前から、中劇が押しに押してきたマシュー・ボーン
ほんとに、バレエに関わる方たちだけでなく、
一般の方たちにもっともっと知ってほしい世界。
マジで面白いからーーー!!!!!
こうやって絶賛している私だって、
バレエのこととかいまだにサッパリわかんないし、
用語も踊りも全く無知のままですが、
マシュー・ボーンの作品についてとにかくたった一つ言えることは、
「そんなの知らなくたって単純に面白い!」ってこと。
お芝居としての舞台作品とか、ミュージカルとか、
ダンスとかバレエとかとにかくそういうカテゴライズが全く意味の無いものに感じるような、
シンプルにエンタテインメントとして観て、楽しい。
そんな舞台作品なんです。
本場イギリスのガチの劇場で上演されたものを、
そのまま撮影した本物の舞台。
それを、飛行機にも新幹線にも乗らずに、
換気設備が完璧に整ってる近所の映画館で、
ソーシャルディスタンスを保ちながらゆっくり観られるという素晴らしい機会なわけです。
必見でしょ!?
お話は、もちろんみなさんご存じの「ロミオとジュリエット」です。
敵同士の家に生まれた男女が出会い、恋に落ち、そして・・・・。
なんですが。
これまでも、この英国が誇る鬼才、いや奇才?
現在、イギリスで最も人気で成功を収めた振付家・演出家であるマシュー・ボーン先生が手掛けてきたバレエ作品は、まず一筋縄ではいかなかったわけで。
普通にやってたら今、ここまで売れてなかったでしょうから、
当たり前と言えば当たり前なんですが、
時代も、場所も、設定がそもそも元ネタとはガラッと変わるんです。
中劇で上映してきたものだけでも、
男性が演じる「白鳥の湖」に、
1960年代のアメリカが舞台の「カルメン」
現代に舞台を移した「眠れる森の美女」
第二次世界大戦中を舞台にした「シンデレラ」
などなど、毎回、斬新なアレンジに驚かされます。
でも、ただ奇をてらったというものではなく、
衣装や音楽、舞台装置なども含めて、
どの作品もわかりやすく、面白く、誰でも楽しめるエンターテインメントになっているのがほんとにすごいところ。
気難しくなくて、眠くもならないキラキラでワクワクの舞台がコンパクトに2時間くらいで楽しめるのがまたいい。
今回の「ロミオとジュリエット」は91分と、これまた観やすい尺になってます。
映画も舞台も、90分から120分くらいがちょうどいいですよね!
「もっと観たい!!」ってくらいがベスト。
ストーリーは、厳しい管理下におかれ、自由を奪われ愛を禁じられた近未来が舞台のロミジュリです。
現代に置きかえたロミジュリといえば、やはりバズ・ラーマン監督&レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ロミオ+ジュリエット」ですね。
あれもよかったーーーー( *´艸`)!!!
鮮烈な色づかいとおしゃれな小物たち、
ガンガンかかるロックな音楽、
まだまだ細ーくてキレッキレの不良少年のようなレオ様と、
子どもみたいにあどけないクレア・デインズがかわいくてねえ(´ー`)
・・・・・で?
そうそうマシュー・ボーンでした!
© Illuminations and New Adventures Limited 2019
今からそう遠くない未来、反抗的な若者たちを矯正する施設を舞台に、
運命的に出会ってしまうロミオとジュリエットの恋を描きます。
もう面白そうじゃんねー(*´з`)!!!
時代を越えて語り継がれてきたシェイクスピアの伝説的古典作品を、
巨匠プロコフィエフの名曲に乗せてコンテンポラリー・ダンスに大胆にアレンジした、
完全なる新演出版。
「マシュー・ボーン史上、最も知的で、セクシーで、心震わせる傑作」
と評されるこの日本初上陸の新作を、
誰も見たことのない新世代の「ロミオとジュリエット」を、
ぜひスクリーンで味わってみてほしい!!!
公式サイトhttp://mb-romeo-juliet.com/


さてさて、気が付いたらもうお盆。
今年は子供たちの夏休みが長くなったとはいえ、
盛岡の夏はお盆が過ぎれば即、終了。
夜は涼しくなり、朝も上着を羽織り、
そして秋祭りの太鼓の音も聞こえないまま冬に向かっていくんですね。
なんだか季節の感覚も中途半端なまま、
それでも時間はあっという間に過ぎて行くなんて、
なんだかすごく寂しいですね。
せつない気持ちになったり、
残念なニュースばかりが聞こえてきたり、
どうも気が滅入ることのほうが多くなりがちですが、
少しずつでも自分のメンタルのメンテナンスを続けて、
めげずに一歩一歩、前へ進んでいきたいものです。
と、いうわけで、私は今日もお風呂あがりに乾杯ーーー!
そしてイケメン見まーす(*‘∀‘)
自分へのご褒美ばかりの人は心を病まないそうですよ!(え?)
お金はたまらないけど。(たしかに。)
なにはともあれ、がんばりすぎないのが一番です。
こんな息苦しい時代には、自分に甘甘でいいじゃないですか( `ー´)ノ
ゆるくいきましょう!!!(私はゆるすぎですけど。)


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


2020年8月6日木曜日

「映画ドラえもん」真夏に登場!!ご入場についてのご案内

こんにちは。
なんだかパッとしない夏だなあと思うのは、
ゆるゆると梅雨明けしないままの空模様のせいなのか、
それともやはり盛岡のマチナカっ子の私としては物心ついたころからの夏の風物詩・さんさの太鼓の音がしないせいなのか。。。。
仕事が終わって家路につくころ、必ず中央通りのあちこちで聞こえていたさんさの練習の音も、
8月が近付くと飾られる通りの提灯も、
さんさ当日のマチナカの賑わいや出店も、
なーーーーーんにもない夏なんて!!!!
ほんと、寂しい限りですね(/_;)
大好きな秋祭りも中止とのことで、もうガッカリです。
飲み会も旅行も我慢できたけど、
お祭りだけはやっぱり寂しいなあ・・・・・(:_;)!
子どもたちも、暑くて長い夏休みを、行事も中止でただただ家にいろと言われても困りますよね。
この状態では、来年のオリンピックも微妙な感じで。。。
楽しみもなく、虚しいだけの暑い日々。
こんなの早く終わってくれーーーーー(>_<)!!

そんななか、ふだんは春休みの定番だった「ドラえもん」がようやく公開になります。
「映画ドラえもん のび太の新恐竜」
予定よりも5か月遅れでの登場。
コロナの影響で3月の公開が難しいということで延期が決まり、
チラシやポスターなどは廃棄との指示ですべて廃棄。
なのに公開日が決まっても新しい日付の入った宣材はあまり届かなくて、
結局チラシもなしのまま公開を迎えようとしています。
ミスチルの主題歌はとっくに発売しているし、
公開日前なのにグッズだけはすでに販売中
なんだか日常が日常じゃなくなっている、
異例づくしの今年のどらえもん
それでもたくさんのお客さんが来てくれるといいなと思いますが、
今年の中劇はいつもと違う!
指定席のシステムが入って初めての「ドラえもん」
そして、コロナという想定外の、しかも大きな社会問題を抱えながらの公開。
なので、受付の仕方や鑑賞にあたっての注意点などを
こちらでご案内したいと思います。
幼稚園や学校で割引券をもらって、今回初めて中劇に行ってみようと思ってくれた方、
それからいつも中劇に行ってるよーという常連のみなさま、
そして今、この状況なのであまり混んでないところに行きたいという方(*_*)も、
なんだかいつもとはいろいろ違うので迷ったりしているかもしれないので、
一応、参考までにこちらを読んでからお出かけいただくといいのかなと思います。

*入場券の買い方*
基本的には、「受付でお金払えば観られる」
それはそうなんですけどね。
今も変わらず、観たい映画の観たい回に間に合うように映画館に行けば、
〝席が空いてれば”観られます。
この春、中劇にも「全席指定」のシステムが導入されたので、
席を決めて券を買っておくのがだいぶラクになりましたよ♪
買っておけば、あとは上映時間までに戻ればOK!
が。
今はなにしろコロナ対策。
両脇と前後に人が座らないように最初から設定してあります。
なので、いつもの半分くらいしか一回に入場できないことになっています。
そこまでしか売れないんです。
というわけで、
劇場内はそれほど混みあってはいなくても『満席』になってしまう可能性があるんですね(*_*;)
「いつも空いてる」中劇でしたが、
たしかに席は両脇空いてるんですが、
この状況ではあっという間に「この回は満席になってしまいました・・・」ってこともありそうです。
で、せっかく観に来てくれたお客さんたちが観られないまま帰るというのは悲しいので、
中劇、今回ばかりはがんばりました!
一回に入れるお客さんの数が限られているのであれば回数回すしかないっ!!
てことで、なんと、一日11回上映します( `ー´)ノ

8:20/9:00/10:30/11:15/12:40/13:30/14:50
/15:45/17:00/18:00/20:15

すごいでしょ。
中劇、やればできる子なんです!
だいたい1時間に一回はスタートするってイメージですね!
なので、来てみて満席で入れなくても、1時間待たずに次の回があるのでそちらにするという形が取れるというわけ。
まあ、事前に券を買っておくことができるので、
少し早めに来ていただいて、席を決めて券を買っておくのが無難ですね。
どうしても、子どもが一緒だと先の予定が立たなかったりしますよね。
急に具合悪くなったら行けないし、
天気にもよるなあとか、
当日、なかなか昼寝から起きてくれないとか、
ひたすら機嫌が悪いとかね(;'∀')
なにしろ子どもがメインのイベントなので、
子ども次第ってところはありますよねえ。
なので、「映画観るなら当日券派!」って方は、
早め行動でお願いします!!
そしてこの春、中劇に導入された『指定席システム』について♪
やっと。
やっと入ったんです、指定席のシステムが。
おうちで券を買っておくことができるようになったんですよ!!
中劇の公式サイトで上映時間のところを開くと、
そのままチケット購入ページに飛ぶことができます。
クレジットカード決済のみになりますが、
おうちで券を買っておいて、時間までに劇場に来ればいいので便利!
カードで購入が苦手、って方は、
空席の確認だけでもこの「チケット購入」ページを使うといいですよ!
このページに行けば、「どの席が空いてるのかな~」だけでも見られるので、
現時点でのとりあえずの空席状況がチェックできる!
希望の時間が今、どのくらい混んでいるのか確認してみるといいですよ。
もちろん、子供映画のときにはこのブログで毎回口酸っぱく言ってることですが、
『子供映画は夕方がおすすめーーーーー!!!!!』
なので、「密を避ける」という意味でも、
午後の遅い時間を狙ってみるといいと思います。
空いてる時間をチェックしてから観る時間を決めれば、
「行ったら満席で入れなかった」
なんて残念なことにならずにすみます。
コロナ対策で、売れる席がもともと少ないのと、
当然、指定席は早い者勝ちなのでどんどん席が埋まっていくこと前提ですが、
一応、公式サイトをお気に入りに登録しておいて、
映画を観るときは参考までに空席チェックをするようにすれば、
無駄足にならずにすむのでおすすめです。
チケットは2日前から買えるので、
「日にちや時間をきっちり決めて動きたい派」の方は、
席が埋まってくる前にネットで買っておくといいですね。
ネットでチケットを買った方で、当日、車でお越しの場合は、
駐車券のサービスが受けられるので、
金田一・MOSS・リリオに車を置いて駐車券を持ってきてくださいね!
そしてネットでチケットを買った方は、劇場でスタッフに購入確認画面のQRコードをお見せください。
たまーに、パソコンから購入したので画面もないしプリントアウトもしていない、
購入番号すらわからない!なんて方もいるのですが、
それだとちょっと困ります・・・・(*_*;)
なので、スマホで購入したらスマホを、
パソコンで購入したらプリントアウトか、番号の控えをお持ちいただくようにお願いします。
そして、ネットで買った場合でもポイントは入るので、
中劇のポイントカードを持っているならスタッフにお声をかけてもらえればポイント入りますよ~(*'▽')
あとは、ムビチケ(前売り券)は中劇のネットのシステムが対応していないので、
申し訳ありませんが、当日、受付に来ていただくという形になります。。。
招待券やポイントフル、特別鑑賞券もネットでは席を取れないので、
当日、受付でお願いします。
そんなところでしょうか。

どうでしょう?
「ザ・昭和」の中劇から、ちょっとばかし近代的な中劇へ。
とはいえ、のんびりゆる~い空気感は変わっていませんのでご安心を。
変わったのはやはり、コロナ対策のせいもあり、
受付・売店のあたりにはビニールカーテン、
スタッフはマスク、
入り口にはアルコール消毒、
売店でのポップコーンの販売は中止(/_;)
そして好評だった、子ども映画の時のミニポップコーンも無しに。
でもそれについては今回、ポップコーンに代わる別の物で対応することに!
幼稚園や学校に配った割引券を持ってきてくれれば、
何かいいものがもらえるよ(*‘∀‘)/
で、今回、割引券を配る地域を限定して狭めてしまったので、
それでもたくさんの方に使っていただきたということで、
なんと、公式サイトに割引券を載せました!!
それをダウンロードして持ってきていただくか、
スマホの割引券の画面を見せてもらえれば、
映画料金も割引になるし(こちらの割引サービスは当日、受付での購入のみ有効になります)、
売店で見せてもらえればプレゼントがもらえます♪
ぜひ使ってくださいね!

*そのほかのご案内*
ご存じの方もいらっしゃるとは思うのですが、
なにしろ半年以上ぶりの子ども映画なので、
初めて中劇に来るという方もいるかもしれないので、
一応、中劇のご案内をしておきますね。
よそから引っ越してきたーって方とか、
若い子たちとか、
なんなら「ずっと盛岡よ」という年配の方からも
「こんなところに映画館があったのねー!」なんて言われたりしてショックを受けたりもするんですが(/_;)
盛岡で一番古い映画館です!!
みなさんのおじいさまやおばあさまなら知ってるかも?
これこれ。古ーいやつ。↓↓↓
まあ、自分で言うのもなんですが〝老舗”ってやつですね。
スクリーンが増えたり、他の劇場と一緒になったり、いろいろありつつも、
ずっと、映画館通りの入り口のほうとミスドの隣の2か所でやってきたんですが、
建物の老朽化で映画館通りの入り口にあった古い建物を取り壊し、
現在はミスドの隣のビルの5Fで2スクリーンで営業しております。
↑↑これを取り壊して、現在はこれ。↓↓
中はキレイですけど、スタッフは私のようないぶし銀のスタッフで、
昭和テイストを忘れずに(消せないまま)やっております。
たまに、「中劇、一回潰れたよね」といわれたりもするんですが。
この際、ハッキリ言っておきましょう。
「中劇、一回もつぶれてません(゚Д゚)ノ!!!」
やってますよ、ずっと細々とね。
場内に飲食物の持ち込みOK。(でもラーメンはやめて。)
ロビーにはおやつの販売機有り。(なにげに子どもが喜びます。)
映画を観に来た小学生には「あのさあー・・・」と話しかけられる。(そしてわりと盛り上がる。)
常連の方たちからは「普段着で来られるからラク」と喜ばれる(?)。(ちょっぴり複雑。)
鍵や携帯をなくしたと言われれば全力で探す。(そしてけっこう見つける。)
そんな、「ザ・昭和」な映画館だけどね。
・・・・・ま、自己紹介はこのくらいでしょうか。
あとは、駐車場を使うなら
金田一、MOSS、リリオならサービス券の販売がありますよ。
それと、前はひざ掛けをお貸ししていたのですが、
コロナのせいで貸せなくなってしまったので、
冷房対策として軽い上着やストール・タオルなどを持ってきてもらうといいと思います。
真夏に場内が暑いと映画なんか観ていられないですからね。
毎回、室温チェックはしていますが、
感じ方には個人差がありますし、
熱中症対策もあって冷房を止めるわけにはいかないので、
そのあたりはご自分で対策をお願いします。
あとはー・・・忘れちゃいけないのはマスク
マスクしてないと映画館に入れないので、ご持参をおねがいします。
でも、マスク忘れたー!!って方にはちゃんと対策がありますので、
「マスク忘れたから帰る」ではなくて、
受付でその旨、お伝えくださいね。
そんな感じでしょうか。。。
中劇、ちょっとだけ知ってもらえましたかね?

まとめると、
①まずは公式サイトで空席チェック。
②その場でクレジットカードで買うも良し、
大丈夫そうならとりあえず出かけてみるも良し。
③時間に余裕を持って映画館へ。
④チケットを買ってから食事やお茶、買い物へ。
⑤時間が近付いたら映画館へ戻る。
がベストでしょうか。
*密を避けるため、トイレに行くのや、パンフ・グッズを買うのは入れ替え時間(前の回の人が場内から出てきて、次の回の人が集まる時間)を避けて、早めにすませておく。
というのもおすすめしたいです。
時間も有効に使えるし、
ロビーに滞在する時間を減らすように効率よく動くのも、
自分でできるコロナ対策ですよね。
まあ結局大きな声で言いたいのは、
「密を避けるなら平日!土日でも午後の遅い時間がおすすめだよーーーーー!!!」
てことくらいなんですけどね。
17:00、18:00、20:15の回なんてガラガラですよ!
20:15なんて、レイト料金で安いのでさらにおすすめだしね!
おにぎりとお茶と、からあげくんでも持ち込んで、
食べながら観たらいいじゃん!
ドーナツとコーヒーでもいいけどね!
そして足りなかったらおうちに帰ってカップ麺でも食べればいいじゃん!
それとも早めにそのへんで牛丼でも食べてから映画館に来ればいいのか?
いや、良きお母さんたちは、カレーでも作っておくのか?
まあ、なんでもいいですよ。
そんなのどうにでもなりますからね。
密だ、、マスクだなんだって、
ちょっとの間にいろんなことがすっかり変わってしまいましたが、
合わせていくしかないですもんね。
そのへんはフットワーク軽く乗り切っていきましょう♪
いいじゃないですか、たまにはコンビニでも、カップ麺でも。
どこにも行けない夏休みなんだから、
映画くらい観ましょうよ!
私も観ますよ。
邦画・洋画ともにイケメン映画がたくさんあるんだもん!
イケメンこそ大画面で観なくちゃ意味が無いじゃんっ!(→・・・は?)
とにかくコロナ対策をちゃんとしてね!
だって、こんな、いつ終わるかわかんないコロナのために映画すら我慢していたら、
私や、ツイッター担当のNさんなんかは頭がおかしくなっちゃいます。
(名前出してごめんね。でもそうじゃん?うちら、映画観れなくなったら頭おかしくなるじゃん?)
自粛!!って言われたらそりゃあちゃんと従いますけどね。
て、なんの話だかわかんなくなっちゃいましたけど、
今年のドラえもんはとにかくすごいよ!!
お父さんもお母さんも、絶対観てほしい!!!
県をまたぐ旅行や、密になる大人数の宴会はなるべく控えるとして、
「ドラえもん」くらいは観せてあげませんか?
今年こそ、ほんとにスクリーンで観ておきたいドラえもんです。
なんとか対策を考えて、みんなで観に来てください。
スタッフ一同、総動員で気合を入れてお待ちしております。


★中劇公式サイト PC→http://www.chugeki.jp/


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