2013年3月9日土曜日
倉敷の小春日和
先日、岡山県倉敷市での、国際フォトジャーナリスト:河田雅史先生の写真展内で、
被災地へ復興の祈りを捧げるライブを行いました。
河田先生初め、地元の皆様の温かいおもてなしのもと、
写真展でのライブは、とても優しい空間でした。
昨年のニューヨークでのことを思い出しました。
老舗の蔵での響きは美しかったのですが、昭和30年代に購入されたというピアノは、
調律師さんもお手上げの、ほとんど使われていないピアノでした。
それでも、心込めてこの日のためにお手入れしてくださったご苦労の跡が偲ばれ、
わたしも、このピアノが目覚める瞬間に立ち会ったような気持ちで、
オリジナル曲を演奏させていただきました。
「命の絆」というタイトルの写真展にふさわしいピアノの音色だったのだと思います。
河田先生、主催の西国屋ホールさま、関わってくださった皆様、お越し下さった皆様に心から感謝申し上げます。
2012年3月14日水曜日
NY/鎌倉の建長寺にて
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
東京は春めいてきましたが、昨日は風がとても冷たかった。。。。
ゆっくりゆっくり、春を迎えましょう。
先週NYから戻りました。
そのあと、3/11は、鎌倉の建長寺にて、宗派を超えた大きなご法要があり、
そのあと、ご法要と同じ場所でご奉納のコンサートをさせていただきました。
NYでは、国際フォトジャーナリストの河田雅史さんの
写真展のオープニングセレモニーで、
フルート:篠笛の高桑さんとともに、わたしの曲とピアノで追悼と祈りを捧げてまいりました。
ニューヨークタイムズの記者のKen にも御会い出来、
また、2005年にカーネギーホールでスマトラ沖大震災のチャリティコンサートをさせて頂いた時聞きにきてくださった方々にも御会いできました。
なにより、河田さんが撮られた、「震災時と今」の写真の中での演奏は、
ご来場者のみなさまにも意味合いを感じていただき、号泣される方もおられました。
また、鎌倉の建長寺では中国琵琶のシャオロンさんと、
AZアーティストの弦カルの皆様に私の曲を演奏戴きました。
奏者の皆様の演奏は慈しみのある音色で、
その音色が光となって天に昇華していくようでした。
ありがとうございました。
たくさんのご縁の中で私は生かされています。
あの日以来、絆、と突然のようにこの言葉が日本に溢れています。
遥か前から、誰の心にもそれはあって、理解していたのだと。
これからも真摯に音楽を紡いでいきたいとおもいます。
みなさま、ありがとうございます。
城之内ミサ
▼N.Y.写真
(※画像クリックで拡大します)
[ NY 日本クラブ エントランス:撮影 河田雅史 ]
[上記4枚 撮影 河田雅史 ]
[NYタイムス・Ken、河田さんと ]
▼建長寺写真
(※画像クリックで拡大します)
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