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2009年6月27日(土) 近江孤篷庵(滋賀県長浜市上野町135)
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「静寂の庭園」風を待つ演奏会 /演奏:松尾泰伸
主催 :小堀遠州 四酔会 後援 :長浜市観光協会
観客は演奏者の方向を向かず、庭園を眺める向きに座る。
黄昏時、一切の照明設備が用意されていない自然光の移ろいを観賞する贅沢な時間。
新緑の木々の葉が刻々と色を変え闇に向かう。
そこに居合わせた私たちは、それぞれの想いと共に、違う風景を見ていたように思います。
そんな風景と自分が溶け合うような時を、アンビエントな演奏は導いてくれました。
参加いただいた方々から、大変多くの感想をいただきましたことを、心からお礼申し上げます。
是非とも第2弾を実現したい企画でした。
【ご参加いただいた方からの感想より】
さすが禅宗の庭=宇宙のイメージが湧いてきました。夕暮れの古木にかこまれ自分はち
っぽけな存在だなぁと感じた。音楽を聴いて、私の細胞ひとつひとつが光の粒になって大
空へ舞い上がり、銀河の光の渦の中を漂うイメージ。庭園の木々を一体化して大地に根を
深くはり母なる大地に抱かれる心地。今宵のコンサートを体験できて本当に良かったです。
(滋賀/女性)
めまぐるしく、せわしい現代社会に於いて、このような静寂な自然の中で時には無我の境
地に身を置く場所が大切。当寺はそのような意味からも大切な存在意義があろうと思いま
す。初夏の緑に囲まれた庭園を前にシンセサイザーの素晴らしい演奏にしばしうっとり致
しました。静かな音のない世界、日頃は実感できない中で静かに何かを見つめることがで
きたように思います。
(滋賀/男性)
緑とはこれほどまでに色があったのだろうか、というのが率直な感想です。濃淡は水墨画
の如く、いえ、水墨画に色をつけたものがこの風景そのものです。時空を越えた世界に来
られたことを心から嬉しく思います。改めて瑞々しい音が体全体にしみてきました。音に身
も心も委ねられる、やさしさに満ちています。今回は夕刻から夜へという時の流れに合わ
せての選曲だったことも音を通じて理解できました。
(静岡/男性)
孤篷庵へ入ったのは初めてで、すばらしい庭園にびっくりしました。時が止まったかのよう
な雰囲気で落ち着きます。緑の鮮やかさ、鳥の鳴き声と孤篷庵が一体化し、自分もその
中にいて溶け込んでいく感じでした。演奏は静かなようで情熱的で何か訴えかけてくるも
のを感じます。しかし一方的に訴えるのではなく、聴いている人を解きほぐしてくれる「力」
もあると思います。
(滋賀/女性)
豊かな自然の中に生かされている小さな自分を思わず感じさせられた。夕暮れの庭園とう
まく溶け合ったように染み入る演奏で、時おり鳥のさえずりも聴こえ心癒される一時でした。
(滋賀/男性)
今回の企画は孤篷庵のたたずまいを改めて魅了させててくれた。癒しの曲として最高でし
た。孤篷庵の庭の木々が、風が無いのに動きがあるように感じられた。
(滋賀/男性)
前半小鳥のさえずりと共に、荘厳なイメージの曲や涼しげな曲が聴けてリラックスできまし
た。後半最初の曲は暮れなずむ庭園にとてもマッチしていた。日が落ちた後の暗い静けさ
の中での演奏も最高です。
(滋賀/女性)
視覚でとらえる孤篷庵に聴覚が加わると幻想の世界が更に深まり別世界に来た感じ。静
けさの中に妙なる音が入り込む無限の境地が大変良かった。
(滋賀/男性)
お庭の観賞と音楽を聴くことで、自然と一体化できたように感じました。木々の反応を感じ、
風を感じ、明るい時から暗くなる森の顔が最高だった。
(奈良/女性)
思っていたよりもやさしい音色ですごく癒されました。静の中の力強さが感じられ、楽しい
時間でした。毎日雑音 いやな音、車の音などから離れられない今日。こういう音と出会え
幸せでした。
(滋賀/女性)