2016年01月23日
映画「乱れる」をPoitiersで見る
「数多い成瀬作品の中でもトップクラス」と書かれていた高峰秀子と加山雄三の1964年の映画が、ポワチエでやっていたので見てきた。
[フレーム]
映画を余り見る方ではないので、この作品はもちろん初めて見る。ということでフランス人たちと同じレベルで、衝撃というか唐突のラストには唖然とした雰囲気が館内に充満していたのもよく分かった。
面白かったし、1964年制作の時代背景をよく表していて、特に東京ではない地方都市とひなびた温泉地の当時の状況もリアルで、楽しめた。
Midarerudvd
しかし、ストーリー的には、怖い昔話のようにまとめると、長年ある家族につくしてきた女が、恩知らずにも追い出されたので、その家の跡取り息子をさらっていき、最後は死に追いやってしまう、そういう話だ。
グリム童話とか、あるいは昔の怪談とかにありそうである。
2016年01月23日 映画・テレビ | 固定リンク
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