2014年1月30日木曜日

揚げ肉団子黒酢あんかけ弁当


明日は春節。 今日は大晦日。
つまり全てのビジネスが停滞するそんな日。

昨晩遅くに食器洗浄機がこわれてしまいました。
よりによってこんなときに、です。
手で洗え!この怠け者!と いうお叱りをうけそうですが、
仕事で料理をする身にはこれは激痛。

ところで、今家で修理の必要なところ ;

くるみ材の床(これはもう3年くらいむきだしの部分がある)
天井の水もれ(これはクリスマス前から)
台所の水場の蛇口のシャワーヘッド
風呂場のガラスドア
そして追い討ちをかけるように 今度は食器洗浄機。

肉食はやるやる詐欺というものがあれば、
グループリーダーになれる風格をもちあわせた、
平和主義者。(悪くいえば、ことなかれ主義者)

君、僕が全てやってあげる(この、あげる、がポイント)から リラックスしていて といって、
静観しているうちにこんなことに。。

強く言っても、優しくお願いしても、結果同じなんだよ。
とまるで私が悪者ですが、 ワタクシののっけから語気荒いわけではないんです。
少しでも物事がすすんでいれば、ふむふむ、これで終わり。

ここ、シンガポールは、 優先順位は来た順じゃないんですね。
らちがあかなかったら、待っていたら2年も3年もかかるわけで。。
優先順位は実入りの大きさ(新規顧客が先)、
あとはアップデートを頻繁に要求する客が先、なんです。

さすがに13年もいると、自分の基準で相手を責めるような愚行にはでませんが、
(最も愚かなアプローチは「日本ではお客は神だぞ!」と意味不明の怒りを示す、とか
個人の人格否定とか、こりゃやっちゃだめよ。)
相手にあわせて自分もかわらねば、たちゆかないことがあるのです。

相手が自分のためになにかしてくれるとおもったら駄目なんですね。
これが、日本からきた私には適応するのがとても大変だったところです。

今ではいっぱしのシンガポーリアン。一ヶ月も無言で待ち続けた私、えらいゾ!
大晦日にもかかわらず、さっそくメール、電話、オフィスにいくとこなし
5個の問題の2個は解決の目処をつけました。残り3個はもう休業にはいっています。

じゃあ自分でやれよ てそうなんですよね。 んだんだ。
人には適正というものがあって、
やっぱり肉食は優しくあって、がむしゃらになにかを勝ち取るということが できないタイプなのですね。

つまりそこがすきなところであり、そしていらっとさせられるところでも あるという。
人間って、本当に見る方向によって感じ方がこうもちがうものなのですね。

上にかきつらねた物事の進まなさの明るい面といえば、
こちらの人はきちんきちんとしていなくても、誰も私を責めないというところですね。
よくもわるくもおおらか。

来年からは よい部分をみるようにがんばろうと思います。

お弁当のおかずはこんにゃくの煮付け、小松菜のおひたし。 大好物の肉団子を食べてちょっと落ち着きました。

ランキング再度挑戦中↓


にほんブログ村

2014年1月29日水曜日

味噌焼き豆腐バーグ弁当

昨日街にでたら、案の定中華正月の熱気は最高潮をむかえつつありました。
あさってもう正月だもんね
と肉食にいったら 君、しあさってだよ といわれ、一日得した気分。
本当は今日は写真をとったりお菓子をやいたりしなきゃと かなりあせっていたのですが、
お弁当をつくって満足してもう日がくれてきています。
さて、こちらの豆腐で豆干(タオクァン)といわれる木綿豆腐のさらに水分をなくしたようなものがありまして、それを豚の挽肉、おろし玉ねぎ、卵、パン粉、隠元、生姜の摩り下ろしなどをいれて焼きまして、甘く味つけした味噌と青、赤チリをいれて照りつけました。

それから、添え物はパプリカのおかか炒めとひじきと隠元の胡麻だれあえ。
とかいて気が付きましたが、隠元がかぶっていますね。
不覚。

ランキング参加中↓


にほんブログ村

2014年1月28日火曜日

Popiah で新年


シンガポールの中華系の人達にとっての本当のお正月は旧暦に従うので、毎年変わるのですが、今年は1月31日が元旦。
つまり明日が大晦日になり、市場もスーパーもアメ横状態になるので、
私は今日のうちに冬眠の準備をしようと思います。

さて、昨日はクリスマスの話でしたが、
今日は1月1日の食事。
これもローカルフードで攻めるときめていたので、
ノニャ(ペラナカン)風のポピアという具をクレープのようなもので包
む料理にしました。

これもShermay's cooking school で習ったもの。
普通のホーカー(フードコート)では、米のクレープでまいたものが売っていますが、
私はならった卵のクレープを作りました。緑の葉っぱはパンダンリーフといって、
これもローカルフードにはかかせない香り付けにつかわれるものです。


それで 具はというと
ゆで卵、ゆでたもやし、レタス、コリアンダー、ゆでた海老、金華ハム(甘いサラミ)、摩り下ろし大蒜、チリペースト、あとはスイートソース(水あめのような茶色い液体)、中華かぶとぶたにくと海老をいためて味噌で味付けしたもの。とにかくなんでもあり。
私の好みでいうとはずせないのはコリアンダー、かぶのいためもの、チリペースト、スイートソースでしょうか。
正月からクレープ作りに汗だくで、本気をだしてしまいました。
今年もこの調子でいきたいと思います。
友人も数名参加しました。

でも、縁起かつぎにお雑煮もつくってみました。

あとおせちも、大晦日に母から届いたたより(て、北国の春??)のなかにあった数の子を無理やり塩出しし、 苦しいながら体裁をととのえ(てない?)、

なんと21日にひとり鏡開き。

義妹夫婦はこの正月前にお友達とオールではしゃぎ、
当日は二日酔いの睡眠不足で参加、
そのあとに義妹と私と肉食で(義弟はドロップアウト)、肉食母のうちで、カレーを食べ、
そのあと義妹達はタイにいったのですが、
体調が回復するどころか、元気をなくしてまたシンガポール入り。
先日オーストラリアへ帰って行きました。

やっぱり自分の家で3週間だらだらするのと、
人の家ですごすのって違いますよね。
疲れちゃったのかな?

毎年言っているような気がしますが、
年末年始は今年こそ どこかへいっちゃいたい!
と思いますが、
おせちつくらないで罪悪感感じちゃうのかな?

ランキング参加中↓街、混んでるかなー。行きたくないなあ。

にほんブログ村

2014年1月27日月曜日

Nasi Lemak クリスマスイブの夕食




今更年末の話ですが、スポ根まっさおの私の努力、ご覧ください。去年書いたものです。

こちらシンガポールでは雨季の真っ只中、半そででも汗をかかない程度の
暑さですんでいます。
諸般の事情から(?)義妹夫婦が年末年始に我が家に滞在することになり、
にぎやかながら、微妙にだらだらできない日々を送っています。
はよ、2014になれ~!

さて、2年ぶりに戻ってきた彼女の為にというか、
多分肉食家にはハムとかローストビーフとかよりもうけるであろうという
(自らいいますが)けなげな心遣いから
今年はナシ(米)レマ(ココナツミルク)の夕飯としました。

いつもお世話になっている学校のオーナーの主催するクラスに出席し、
闇練をありえないぐらい忙しいクリスマスクラスの合間をぬってなんとかこなし、
迎えた当日。
さて、全く日本の方にはなじみの無い料理だと思いますので、
できるだけくわしくご説明させていただこうと思います。

日本の御節にある祝肴三種(ごまめ、かずのこ、くろまめ、らしいです。ご存知でしたか?私にとってはきんとん、秋刀魚の押寿司、雑煮、てこれは好みの問題)のように
これはないとね、というものを聞きまわったところ
当然ながら
おいしいココナツミルクで調理した米飯
そして
サンバル(チリペースト)
イカンビリス(煮干とピーナッツを唐辛子粉などで調味したもの)
が、まずそれであるらしく、
その他には
チキンウィングの揚げたもの
オタ(魚のすり身をココナツミルクなどとまぜて葉っぱに包み炭焼きにしたもの)
固ゆで卵
胡瓜
ランチョンミート(肉食談。えー???スパム??断固反対!)
などがありまして、
外で食べるときは、自分で好きな具を選択して食べるのです。
が、
肉食の不健康嗜好のもとに組み立てられたナシレマを本物と思い込んでいたワタクシ、
正直いって、苦手だったんです。

それがですよ、
やはり、未知の味はその道についての記憶が血の中に流れている人に習うと
全く違うものなのですね。
外食産業にいたものの発言としては問題ありでしょうが、
やっぱり家庭で作られるご飯っておいしいのですねえ。
この料理はシャーメイ女史のクラスを真剣にうけて、
再現しました。


シンガポールは大きく4つの民族でなりたっていて、一番多いのが中華系、つぎにマレー系、インド系そしてユーラシアン(ヨーロッパの流れをくむ人たち)とあり、それぞれ独特の食文化があるのですが、
私の習ったこのナシレマはノニャスタイルといって、
私の思い込みかもしれませんが
ノニャとはマレーシアやインドネシアのローカルと中華系のミックスから生まれた女性(男性はババと呼ばれるらしい)達で、食文化も端的に言えば、フュージョン。
特徴的な食材といえば、チリ、小玉ねぎ、レモングラス、ブルージンジャー、タマリンド(さわやかな酸味のある豆科の植物。通常ペーストでうられている)、ブラチャン(醗酵させた海老。日本で言えば納豆的な存在。)道具は石でできたすりばちとすりこぎ。
タイ料理が好きだったら、ノニャ料理も間違いなく好きになると思います。
ココナッツミルクで炊いたお米。炊飯器?使わない使わない。蒸し器でじくじく加熱。
ピーナッツと煮干をからりとあげて、チリなどで調味したもの。ビールとあうあう。
鯖の親戚的魚をタマリンドなどでにこんだもの。見かけによらず、けっこうマイルド。
ウダンアサムゴレン。海老を揚げて調理。あまりのはじけっぷりにおののき、殻がうまくぱりぱりになりませんでした。

サンバルティムン。胡瓜をチリなどであえたもの。
で、これがソースなのですが、60本の乾燥チリをペーストにして、その他の材料と炒めて作るのですが、加熱中の唐辛子って本当にパワフルでして、ほとんど本気でなきました。


この私のまじの涙の結晶、皆喜んだようです。よかった。
チリペーストをオーストラリアで売れば億万長者になれるよ!
と年末まで商売ネタ。
億万長者になるまえに、呼吸困難になるっつーの。

それにしても、このご飯、おいしかったです。
年末はせわしいながらも、新しい料理に挑戦することにしていまして、
去年はかなりうまくいったものと思います。
長文しつれいしました。
シンガポール誘致できたかしら?
ランキング参加中↓

にほんブログ村

2014年1月24日金曜日

五色弁当

今年初の自分用弁当。
年末年始の食べすぎ、動かなさすぎがたたり、 まさかの3kg増。
普通に食べてるジャンといわれそうですが、
普通ではない量を食べていたので、
普通の量にもどせば、元にもどるんじゃないかと思って。
無理ですかね?

ちなみに、結婚指輪もむくみではいらなくなりまして、
奥にありますのは、写真用ではなく、
小豆50gを1リットルの水で煮出すというむくみ解消ドリンクです。

あ、ところで、
あけましておめでとうございます。
2月にもうすぐなろうというときにいう言葉じゃないですね。
ごめんなさい。(初謝り)

年末はある意味計画ミスでとてもとっても忙しいクリスマスシーズンでして、
それにおいうちをかけるように義妹夫婦の3週間(もの)滞在もあり、
私としたことが、まともなおせちも作らず、
ローカルフードを料理しつづけたという年末年始でした。

今シンガポールでは雨季がおわりつつあり、暑い乾季に移行するところでして、
24度、晴天、さわやかな風がふくという、
ほんのひとときですが、 地中海のようなすばらしい時期です。

料理もお菓子にもよい気候の中で、
仕事もはじまって、
今年の年間計画ももうたって、
来年の正月の予定まではなしちゃって(老けるよー老けちゃうよー)
今年は丼の続編ということで、お弁当の本をつくることになりました。
おかげさまで丼の本はまさかの2版目をむかえることができ、
またこの場を使いお礼申し上げます。
そして今年もよろしくお願いします。(もう一ヶ月すぎたけど)

今年の初クリック、どうぞお願いします↓

にほんブログ村

2013年11月16日土曜日

丼な私、完結編-いよいよ店頭に本が並びはじめた(らしいです)

Donburi: Japanese Home Cooking

いやいやいやいや、できあがりました。
拙著Donburi がシンガポールでは店頭に並び始めたとのことです。
感無量です。

何事も一人では立ち行かないもので、
多くの人の支えがあって物事というものは進み、出来上がるのだなあと
実感した9ヶ月でした。

直接的には編集やデザインや写真をとってくださった方々や
材料などの提供をしてくださった企業様や、
いつもお世話になっている学校のオーナーやスタッフ、
手伝ってくれる友人、翻訳してくださったJUNJUNさんだったり、
あ、忘れちゃならん、今は主人である肉食に
本当にお世話になったのですが、

学校や拙宅でお会いした方々からのちょっとした質問だったり、
日本に帰ったときにちょっとよそで食べたものだったり、
よくよむブログだったり、
昔通っていた専門学校の先生の言葉だったり、
大学の教授が私のキャリアについて遅すぎるといったことであったり
(ネガティヴコメントも踏み台にする無駄なし人生であります)
はたまた犬の散歩をしていてふとかおったよそさまの夕飯の支度の香りだったり、
日本食以外での料理を食べたときのしょうげきだったり、
ご近所の方々であったり、
そうそして、何年もおいしいものを食べさせ続けてくれている両親だったり(そう、これは現在進行形)、
書ききれないほどの方々、経験、フィードバック全てに支えられて
ここまでたどりつけました。

「おかげさまで」の集合体がこの本だと
じんわりじんわり感じております。

なので、祝辞をたくさんいただきましたが、
どうも自分で全部うけとって、自分だけのものにしてはならないような
気分で、それが実感でもあります。

比べるのもなんですが、アカデミー賞とかで、持ち時間いっぱい人の名を連ねる人がいますが、
今ではその気持ちがよくよくわかります。

もしもこの不定期アップのブログをまだみてくださっている方がいたとしたら、
この場を使い、心より御礼申し上げます。
どうもありがとうございました。
そして今後ともよろしくお願い申し上げます。

渡部 晶

ランキングはまだしがみつき中→
にほんブログ村

2013年11月7日木曜日

手作りパン2種にかける気合

ごはん党のワタクシ、だからこそパンはへんちょこりんなの食べて自分をごまかす、なんてことないんですな。
こばらがへったら、あなた、握り飯にきまってるでしょうが。
ツナマヨネーズパンの袋入りなんてまずありえない。
ということで、パンを食べるときは真剣。
じゃないとはげしく米を選ばなかった自分をせめてしまうから。
と、うるさいハエのようにぶんぶんいったところで、 久しぶりにホシノ酵母をおこして、
蕎麦(麺にしようと買ったのですが、麺打ち道は険しいようで、まだおみせできない)に胡麻、全粒粉にチアシードと作ってみました。

パン作りに全力を使い果たしたので、
そえものはちょっと冷凍してあったポテトとセロリのスープ、
人参のサラドラぺ(干しぶどうの代わりにプルーンをいれたら、ちょっとよくなかった)、
スノッビージョー(レンズ豆のトマト煮込み)。 満足満足。

ランキング参加中↓次の日のおやつは鮭のおむすびでした。

にほんブログ村

2013年11月6日水曜日

皇帝菜のおひたし

こんばんは。
また消えたと思ったあなた、惜しい!
ぎりぎりでまた盛り返しました。
今月は大きなお菓子のクラスが3回あるのです。
つまり、バター、砂糖、乳製品と
体重が気になるものをある程度の量食べる機会があるということなのです。
悩んでいるわけではなく、むしろうれしい。

ですが、さすがに四十路のワタクシですから、
お菓子に加えてごはんも洋食にしてしまうと、
さすがに体が重くなります。
体重が増えるというよりも、この体感重量というのでしょうか、
消化に時間がかかって、仕事がはかどらないという
重さがどうにもいやなんですね。
そんなわけで今月は基本和食の夜軽めにしようと思い立ったのです。


わが母の教えに従い、まずは野菜料理から食事をはじめよということを
守り、先に箸をつけるのはこういうおかず。
皇帝菜と感じでかいてあったのですが、これをゆがきまして、
わかめ、たたいた梅干、おかかの粉に醤油をちょっとたらして
いいかんじのおひたしになりました。
不思議と主菜に手をかけるよりも、
ちょっと副菜の数があったほうが、
私は食卓がぐっとレベルアップしたようにみえて
好きですね。
調理時間は5分以下です。
これを面倒と思ってはならじと
自分にいいきかせるのであります。

そして、やっぱりランキングもなぜか参加中↓

にほんブログ村

2013年10月30日水曜日

揚野菜のおかかまぶし


今日は関東は寒かったようですね。
ワタクシ?ランニング姿でこれをかいています。
上の写真も2回は作ったので、おいしかったんだと記憶しています。
有元葉子さんの『有元葉子の和食』からほぼ忠実につくってみました。
野菜をあげて、おかか、しょうゆ、にんにくであえごろもをつくってあえるというもの。
いやあ、シンプルだからおいしいといわしめる味でした。
数百ある料理本でもこの本はとってもおすすめ。おいしくて、シンプルで
すぐ取り組めるレシピばかりです。

今日はシャーメイ女史のお友達やご家族の夕飯に私も混ぜていただいて、
とてもおもしろいスタイルのところで夕飯でした。
和気あいあいというのはああいう雰囲気のことをいうのでしょうね。
最近長年の友人を失った身としては、こういうの、いいなあとしみと思ったのでした。


シンガポールの茄子は加熱すると皮の色が脱色するものがおおいんです。
味ももってめってりという感じです。ねっとりではなくめってり。わかるかしら?

にほんブログ村

2013年10月29日火曜日

Torta di Mamma

お久しぶりです。
なにからはじめたらいいかわからないというほど、盛りだくさんな日々でもなかったのですが、
今年はどうやらばたばたしているうちに終わってしまいそうです。
色々とおいしいものも作ったのですが、あまりリピートしてつくらないので、稲妻級のおいしさでないと
記憶に残らないのが、エイジングサインなのですが、
これは今年新しく試したものでもトップ3には入るでしょう。
トルタディマンマ。マルタ系のお友達から、息子さんの1歳のお誕生日にと依頼されて、レシピを作ってみたものです。
(余談ですが、私マルタ人なのよってのを英語でいうと「私、マルチーズなの」となり、もう犬のことしか頭にうかばなくて本当に愉快)
オリジナルレシピというのが、ミックスを使ってつくるというもので、
つまりさら地からのスタートとなったのですが、
久しぶりに盛り上がりましたね。
「私、天才?」
て、ひとからもらったレシピがあるので、ひらめいたわけではないので、天才といってしまうところが凡人以下のような気がしますが。


中はスポンジを四層に し、カスタードとチョコレートカスタードをはさむのですが、うつシロップというのが、コーヒー、シロップ、そしてありえない量のアルコール。
マサラ酒、グランマニエ、コアントロー、カルーアと4種ためしましたが、最終的にはグランマニエに。
息子の誕生日祝いにアルコールたっぷりのケーキというところが大きく気に入りましたが、
周囲の方々の希望により、子供用にオレンジシロップのもつくりました。
あとはマカロン180個とパーティのテーマであったピノキオを模した2段ケーキも一緒に作業してくださった方が作るという、80名用のケーキ作り。
初体験ながらかなりたのしかったです。

用意で忙しかったであろうマルチーズ(←何回もこの言葉を使いたい)な彼女ですが、私達が前日作業しているところにカードとブーケを届けてくれました。
マルタの太陽のように、明るい彼女の心はこうやってきらきらした優しさで皆を楽しくしてくれるのでした。
玄界灘のような私は見習わねばなと思いました。

それにしても、しばらくさわっていないうちにグーグル、全体的にアップグレードしていて、ブロガーもわからない。とほほ。さぼるということはこういうことなのですね。
今年の反省とします。

にほんブログ村

2013年6月25日火曜日

10th Anniversary Special @ Shermay's Cooking School

日がたつのは速いですね。
あっというまにもうすぐ7月。
転職だらけの私の人生、10年同じことをして、生残っている人は無条件に尊敬しちゃうんです。
Shermay's Cooking Schoolがこの競争激しい料理教室業界で、今年10年目を迎えるとのこと。
常に新しいものを探求し、寝食忘れて(←これ本当だと思わざるをえない)経営されてきたシャーメイ女史は、超人だとあらためて思う次第。
さて、このすばらしい記念の年のイベント第一弾として、
カフェ+ミニクラスのイベントをさせていただくことになりました。
提供させていただくものをご紹介。


抹茶。もちろん、茶筅でいきます。

黒胡麻マカロン。私の作るマカロンのなかで、これが一番スキ (誰も聞いてないけど)

抹茶ロール。白チョコクリームと餡子を巻いています。

塩キャラシフォンケーキの塩キャラクリーム添え。いいね、いいね。

柚子のフローズンヨーグルト。水切りヨーグルトを使っているので、じゃりじゃり感ゼロ。これもいいよー。

そしてイベントの最後にきなこクッキーのレシピをご紹介。その場で焼いた、焼きたてを召し上がっていただきます。
日本にいたときは、きなこなんて見向きもしなかったのに、一度外国にでてしまったら、涙がにじむほど、これぞ日本な材料だと思うようになりました。
やっぱり私も、こんなになっちゃっても、大豆大好きな日本人。しみじみ。
では、日が今週の土曜日とせまってしまいましたが、もしもお時間あれば、ぜひお待ちしております。
ランキング参加中↓
にほんブログ村 料理ブログ 自分用弁当へ
にほんブログ村

2013年6月21日金曜日

冷やし鉢と大気汚染


お久しぶりです。
日本に帰っていました。
それで
シンガポールにもどってきちゃいました。

そうしたら、インドネシアの焼畑の煙がインドネシアに飛んできて、
今史上最悪の大気汚染が問題になっていまして、
学校はお休み、
そして
建設現場などでボスが賢明な人だったら
お仕事はお休み。

PM2.5てやつですな。
シンガポールにいらっしゃる日本人の方で、情報がたりないと思っていらっしゃる方が
いらっしゃったら、のためにリンクはっておきます。
汚染レベルが一時間ごとにアップされます。
http://www.nea.gov.sg/psi/
ちなみに最新情報では
危険レベルに
達しています。
うちは家のたてつけが悪いので、
家のなかもちょっと煙たいですが、
できることとしては

N95マスクをする(でもすでに売り切れ)
水を飲む(コーヒーはだめだって。アルコールもね。かえって脱水するので)
エアコンをつけて空気の循環をさせる
空気洗浄機をつける
マスクをもっていなくて、やむをえず外出するばあいはしめらしたタオルで口と鼻を覆う

があるということです。

昨日、外出せねばならなかったので、口にタオルでのりきりましたが、
赤ちゃん連れ、子供連れでノーガードで歩いている方がけっこういらっしゃいましたが、
ありゃいかんよ。
子供の臓器は私たちのより未発達ですから、
この汚染によるインパクトはもっと大きいとこころえないと。

ということで、うちは子供ではありませんが、
ごま(犬)もノー散歩がもう5日目。
しかたない。

写真をとって提出しますって宣言したのですが、
窓をあけることができないので、自然光がはいらない
というのと、
どうも赤くなるんですよね。

この状況下ではまったくちっぽけな事なんですけれども。
ちっぽけといえば
「大の男がマスクなんかできっか。かっこ悪い!」と
のたまう自意識過剰男の肉食。
だれもあなたのような普通の人のことみてないからって
あまりにもいいすぎて、
別の意味でふてくさるのは、
ホント
やめてほしいです。

昨日とった写真。
なすび、おくら、えびをつぎつぎ煮て、冷やしたものです。
ちょっとすっきりした気分になりました。
ランキング参加中↓クリックよろしくね。
にほんブログ村 料理ブログ 自分用弁当へ
にほんブログ村

2013年5月22日水曜日

粕汁とシンガポールで生き抜く知恵(と私が感じていること)について


こんばんは。なんか復活宣言をしてしまいたい、連日アップ。
人それぞれ体のどこかに弱点があったり、強いところがあったりしますよね。
ワタクシの場合、胃腸が結構弱い。(これは神様が私の食べすぎをコントロールできるようにしてくれた結果であると、前向きに捉えていますが)
あと、つめ、髪も弱点のうちかもしれません。
強いところは肌、粘膜。
美肌食とかいわれても、もともと頑丈にできているので(というかお母さん、お父さん、ありがとう)
あまり違いがわからないのですが、
最近骨ごといれた魚鍋の汁をのんだら
顔にうっすらできていた皺(ぎゃーーー!!!)が完全に次の日消え去っていたんです。
おそるべし、食事の力。
酒粕も美肌にいいとどこぞやで読んだので、作ってみました。
体がぽかぽかしてよかったでーす。

シンガポールは暑いだろうになぜ温まる必要が?と思われるかもしれませんが、
一般的にこちらでは体は冷やさないほうがいいとされています。
中華レストランでお水をたのむと、温かいのか、つめたいのかときかれます。
(それで私はお湯たのんじゃう)
これから日本でも暑くなってくると思いますが、冷たいものを食べて体を冷やすというよりも、(がりがりくんは忘れられないけれどもね)
体を温めるものを食べて、汗をかいてクールダウンするほうをよしとしている
熱帯の国のお話を覚えておいてください。
リビングの前のプルメリアがどんどんのびてきて、
ゆうぐれになるとそれは幻想的で素敵なんです。
「あー、私、異国の地にひとりなのね!」と 妄想するのにはもってこい。

このリビングといい、ベッドルームといい水もれが深刻でして、
肉食にまかせていたら1年以上もなーんも改善されない。
「頼んだのにおかしいなー」で一年。わけわかしまず。

これからシンガポールで暮らされる方がいらっしゃるとしたら、
これは覚えておいてほしいです。
肉食のように日本人みたいに(←というか違うけれども)
「今日いったから約束どおり来週から修理してくれる」
なんて信じちゃあだめです。絶対にありません。
業を煮やしたワタクシの一声で、マネージメントの会合に参加して、
圧力かけたら次の日すぐきたの。 つまりそういうことなんです。

このまえインドネシアから帰ってくるおばさんをまっていた肉食。
飛行機がおくれて、
いつつくかカウンターできいたら わかりませんの一点張りだったんですって。
だからどうしよう、、
ですって?????!!

あーんた何年シンガポーリアンやってんの?
コンピューターで全て管理されているはずなのにわからないのは
おかしいっていいなさいな。
今、この場で、何時につくか、(もしくは地球が何回まわったらつくか)
おしえろってなーんでいわないの?

といったら そのまま実行。

帰ってきていうことに
「君のやりくちはときにひどいと思っていたけれども、時には君みたいにナスティ(底意地の悪い?)にプレッシャー(圧力???)をかけないと なにも手に入らないことが、
時にはあるってやっとわかったよ」
だって。 これ、ひどいいいようじゃないですか。
私の自己評価としては、ナスティではなくてヘイスティ(せっかち)といってほしいと思っています。
こんな私にしたのは、
まってもなにもやってこないこの土地のせいなのよー。

ランキング参加中↓この環境のなかでこんなにのんびり育った肉食は私よりも頑固だと思います。 にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

2013年5月21日火曜日

最近気に入っている鍋




最近というと語弊あるかもしれませんが、2ヶ月ほど前にかった鍋です。
アメリカはLodge社の鍋です。
蓋に堂々とロゴが入っているのがちょっといけすかないけれども(いいもの作ってる自信があるなら、ブランドロゴは小さくいこうよって思うのよー)、
オーブンも、IHも食洗機もオッケーというすばらしさにつけくわえて、
これは蓋もひっくりかえせばフライパンになるというすぐれもの。
鉄もとれるといういいことずくめ。
面倒といえば、かなり重いということ。またあらったら油をひかないといけないことでしょうか。
これで煮込みものをつくるとそこはもう大草原の小さな家の気分です。
かなりインドアな我が家ですが、キャンプ心をかきたてられます。(まあ、どこでするんやといわれたら、難しいシンガポールなのですが)
今朝最愛のルクルーゼ鍋をみたらちょっとコーテングがはがれていて、ほとんど失神してしまいました。
肉食めと決め付けて、朝から(病み上がりの)肉食をしかりつけたら
ぬれぎぬだといっていました。
このロッジの鍋だったらどこもはがれないから
こういう誤解もうまれなくていいと思います。(いや、皆さんが私のように狭量じゃなければいいんですけれども、ね)
ランキングやっぱり参加中↓
にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

2013年5月13日月曜日

おからと林檎のケーキ


前回から一ヶ月もたっちゃった。
日がたつのが加速度を増しているのは私の思い込みでせうか?

4月の末に一度労働ビザが満期をむかえ、 数ヶ月前までは行く先みえずの状態だったので、
ビザがきれるまえに、
皆、私がこの国を去るかの勢いでお仕事をいただきまして
(なんか、いままでありがとうっていわないといけないかごとくの勢いがあったの)
ありがたい悲鳴とともに体もちょっこり悲鳴をあげるという
ちょっと記憶がないくらい忙しかった、 というわけでも後で考えるとないのですが。

また怒りが治まったら書きますが、この国のコンピューター化はいちじるしいものがありまして、 お役所仕事はほとんどオンラインでできるのです。
すっごい楽なんですよ。
ただそのシステムにマンパワーがついていっていないということだけは
ここで予告編としてかいておきます。
いずれPR(永住権とはよばれていますが、5年に一度更新するビザです。)をとる方には 知っておいたほうがいいこともありますので、
また時間があったときに。
(そして私の気が落ち着いてから)

さて、このケーキ。
おからと豆腐となんとかのおかしの本とかいうのを参照しました。
ほんでいつものごとくレシピをいじくりまわしました。
おから、黒糖、林檎、レーズンという健康的アイテムを楯に、
うえにのっているバタークッキー状のそぼろには 言及しないというケーキです。
これが、なかなかおいしい。
これを3切れくらい食べておもったのですが、
お菓子をたべて高揚するのってバターとかミルクとか薄力粉じゃなくて白い砂糖なのですね。

3切れもたべてなんですが、
おにぎりを食べたときくらいの感覚にまでしかあがりませんでした。
最近健康チックなお菓子づくりが続いているのですが、
きなこクッキーというのも作りまして、 これがべらぼうにうまい。
味に深みをだすために、ブラウンシュガーをつかいましたが、
これは黒糖(ローシュガー)とは違います。
精製されているので、 このクッキーは高揚しました。
人間の体っておもしろいですね。

では、また近いうちに。
ランキング参加中↓いよいよ今月末は日本に帰る(予定)。日本よ真夏日はやめてくれ。 にほんブログ村 料理ブログへ
にほんブログ村

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /