健康な赤ちゃんのウンチ
赤ちゃんを育てているとき、お母さん方はきっといろいろなウンチをみることでしょう。ここにあげた写真はいずれも生理的なウンチなので、特に治療を必要としませんでした。このようなウンチにもかかわらず、赤ちゃんは機嫌良く順調に育っています。ウンチだけでなく、からだ全体の様子をみることが大切です。
母乳栄養児のウンチ
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▲さんかく典型的な母乳栄養児のウンチで、軟らかく、粘液、ツブツブが混じっています。
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▲さんかく淡黄緑色で、ふわっとした発酵性のウンチで、酸臭があり、回数も多いです。
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▲さんかく泥状のウンチで水分、粘液が多く、回数は多いですが、1回の量はまちまちです。
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▲さんかく緑色っぽいウンチ(緑便)で、水分と粘液が多く、周囲ににじんで広がっています。
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▲さんかく茶色で均等なウンチです。オムツにべっとりついて、おちにくいのが特徴です。
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▲さんかくオムツについたまま放置しておくと、空気に触れて緑色に変化することがあります。
人工栄養児のウンチ
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▲さんかく典型的な人工栄養児のウンチです。
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▲さんかく酸臭があり、空気にふれて一部緑色に変化しています。粘液が少なく、オムツからはがれます。
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▲さんかく回数が多く、軟らかいウンチで粘液やツブツブを含んでいます。機嫌はよく、発育も順調です。
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▲さんかく果汁を与えると、このような色になり、ゆるむことがあります。このようなウンチでも、全身状態は良好です。
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▲さんかく形があるウンチで、おむつにくっつきません。
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▲さんかく人工栄養でも緑便になり、回数の多くなることがあります。機嫌や体重増加が順調であれば心配ありません。
離乳期のウンチ
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▲さんかくいろいろな種類の食事をするので、色や臭いがおとなのウンチに似てきます。粘液や、消化されないものが混じっています。
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▲さんかく母乳とミルクも飲んでいます。粘液やツブツブが混じり、幾分発酵性で、オムツにべったりついています。
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▲さんかく朝食べたリンゴ・ニンジンなどが消化されないでそのまま出ています。離乳期ではときどきみられます。
病気の便
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▲さんかく胆道閉鎖症
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▲さんかく未消化便 乳児
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▲さんかく粘血便
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▲さんかく下痢 乳児
- 協力:こどもの城 小児保健クリニック
巷野悟郎(こうのごろう)先生
- 資料提供:アイクレオ株式会社