2011年2月28日月曜日
男の子たち
難民キャンプ内の学校は、男子校と女子校が隣同士だったり近いことが多くて、体育の授業に男子が乱入してきて大変、、、とかいろんな話をよく聞きます。
でも、わたしのキャンプは女子校と男子校が少し離れていることもあって、男子が入ってくる
ことはあまりない、、(たまにはあるけどね)
今日は外で音楽の授業をしていたら、、、、男子がぞくぞくやってくる、、、
そして塀に登っちゃう、、、、
男子がじゃましにきたよーーー怒
と思っていたけど、話してみると、かわいいかわいい!
日本人だって言ったらジャッキーチェン?空手??って言う子もいた、、、
あたしの名前をすぐに覚えてくれて、授業中に「あや!あや!」とわたしの名前を何度も叫ぶ男の子たち。
ここのキャンプの子たちは、なんかかわいいなあー*
***
今日職員室(みたいなところ)では、先生の子どもススと1年生ラハフが日本でもある
紙に書いて遊ぶようなゲームをしていました。
アラビア語だから、どんなゲームかよくわからなかったけど、国が違っても似たような遊びが
あるんだね。
かわゆいゆいススとラハフ
2011年2月27日日曜日
ヨルダン人になりました!
今日一日、ヨルダン人になってきました!
会場に着いたら、他の車がもっともっとすごかった!
活動後、いつものように学校の目の前にあるフセインキャンプの事務所に寄ったら、、
そこのおじさんが、「今日はパーティーがあるよ!一緒に行くか?」と。
キングアブダッラーの誕生日のお祝いパーティーらしく、「見てみたい!でも危なくないか、、?」と思いながら、、、一緒に行くことに!
誕生日は先月みたいだけど、こんな風に毎年キングアブダッラーの誕生日をお祝いしている
みたいです。
みたいです。
ヨルダンではキングアブダッラーが大人気!
みんな大好きなんです!
一緒に行ったおじさんたちもヨルダン国旗とキングアブだっラーのポスターを車に飾り、、、
ヨルダン国旗とキングアブダッラーの顔!!!!
会場では、キングアブダッラーの歌が流れて、この歌にみんな一気にテンション上がり、
盛り上がる!!!
立ち上がってぎゃーぎゃーです!
そしてシャバーブ(若者の男性)のけんかもはじまる、、、、
近くにいたムスリムの女性が殴り合いのけんかを目の前で見た驚きで呼吸困難に
なってしまう、、、
なってしまう、、、
いろいろありました、、、
でも、ハッタ(ベドウィンが頭に巻く紅白の布)をかぶったヨルダン人の踊りが見れました!
ヨルダンの国歌も流れ、みんなで斉唱していたけれど、みんなばらばら。
これでもかというくらい音程も拍もばらばら。
音楽の授業でもここの人たちは今までに聞いたことがないくらい音痴だな、、と思っていた
けれど、この国の人たちはみんな音痴で拍子の感覚がない・・・ということがまたわかった日
でした・・・
けれど、この国の人たちはみんな音痴で拍子の感覚がない・・・ということがまたわかった日
でした・・・
そして帰りに、装飾された車の前で写真を撮ってもらいました!
2011年2月23日水曜日
バカアキャンプ
今日は、先輩音楽隊員の活動するバカアキャンプへ!
学校の場所がわからなくてうろちょろしていたら、同じくバカアキャンプで活動する同期体育隊員の生徒にたまたま出会い、学校まで案内してくれました!ありがとう!!
バカアキャンプはヨルダンのパレスチナ難民キャンプの中で1番大きな難民キャンプ。
首都から北にバスで1時間くらいのところにあります。
バカアキャンプ内のムジャンマ(バス停)に着いて、キャンプの大きさにびっくり、、、
キャンプ地が一つの街というかんじ!
人もたくさん、、、シャバーブ(若者の男性)にはついて来られる、、、
もう学校に着くまでのほんの少しの道のりが本当に大変でした、、、
(なのでキャンプ内の写真も撮れなかった、、、^^;;)
学校の場所がわからなくてうろちょろしていたら、同じくバカアキャンプで活動する同期体育隊員の生徒にたまたま出会い、学校まで案内してくれました!ありがとう!!
バカアキャンプは学校も大きくて、きれい、、、
わたしの活動先のフセインキャンプとは全然違う!
フセインキャンプは本当に小さなところなんだなあーと改めて感じた、、、
先輩音楽隊員の授業は、学ぶところたくさん!
わたしも1年後、あんな風に胸を張って活動したいと思いました!!
2011年2月22日火曜日
雨雨雨!
昨日今日と天気が荒れ荒れのヨルダンです。
雨の日はやっぱりちょっと冷えます、、
2月は雨が降る月みたいです。(というか冬の時期しか雨の日ないかも、、、)
家のベランダから見えた荒れ荒れな外、、、
真っ白で何も見えません、、、
今日学校に着いたら、もう雨が止んでいたけれど、かわゆいゆい1年生アミーラが、
傘をさしたまま立っていました。
休み時間にトイレに行くにも傘をさしたまま、、、
どうやら、お気に入りの傘みたいです*
きっとさしたくてさしたくて仕方ないんだろうね。
なんだかかわゆい!
2011年2月19日土曜日
音楽会とかわいい食器と
今日は、ミーティングがありました。
パレスチナ難民キャンプの学校で活動する音楽隊員、そしてそのカウンターパートが
集められ、、、
6月に企画しているUNRWA音楽会についての話し合い。
伝えたいことはたくさんあるけれど、話がそれてなかなか進まない、、、
さすがアラビー。。自由すぎる!!
そして見栄えばかりを気にするここの人たち・・・・
目に見えるものも大切だけど、それよりも子どもたちのこともっと考えて!!と思ってしまい
ました。
そしてそして、何かとUNRWAはお金がないからJICAがお金を出してと言ってくる、、、
お金がないのもわかる、、けれど、このUNRWA音楽会は、JICAのためでもわたしたちボランティアのためのものでもない、、、
わたしたちがいなくなってからも、現地の先生たちで続けていってほしいという思いがあるし、
何よりも難民キャンプの子どもたちのために開催するもの。
できる限りがんばってほしい、と伝える、、、
ちゃんといろんな事を細かく確認していかないと、なんだか方向性が変わってしまいそうなので、根気強く音楽隊員でやっていきたいと思います、、、
ミーティング後、午後の学校があるはずだったのに、カウンターパートたちはどんどん帰って
しまい、今日はミーティングだけで、お昼過ぎに活動が終わってしまいました、、、笑
帰りにダウンタウンに寄って、いろいろ見ていたら、かわいいお皿発見!
このお皿、欲しい!!!
色鮮やかでなんだかかわいくて、いろんな形のが欲しくなってしまいました、、、
でも、1番欲しいと思ったのは欲しい色がなかった、、、悲
この色とりどりの、小さいのがほしかったの!!
ここのお店の人との会話。
あたし:「この色とりどりの入れ物の小さいのがほしいんだけど・・・」
店 員:「今ないよ。もう終わっちゃった!」
あたし:「えーーー!次いつ入るの?」
店 員:「ブクラ!インシャアッラー!(明日!神が望めば!)」
あたし:「・・・・。」
また出ました、インシャアッラー!笑
これじゃいつ入るかわからない、、、!笑
(入らないかも??)
しばらく経ったらまた見に行ってみようと思います、、、
2011年2月14日月曜日
はじまりました、新学期!
約2週間の冬休みが終わって、先週から新学期がはじまりました!
はじまって1週間*
久しぶりに会う子どもたちは、やっぱりかわいい!
久しぶりの生徒からのほっぺにチュ。なんだか新鮮な毎日。
後期は学校での音楽会も企画しているけれど、難民キャンプだけじゃないヨルダン全部の
音楽会が春にあるから、それに向けて本格的に動きはじめました!
音楽に全く興味のないムディーラ(校長)もこれには気合いが入っている様子。
何曲か候補を持っていったら、ムディーラ(校長)も「こんな感じの曲がいい、、」と意見を
出してくれました、、、
今まで関心なかったのに、、これはうれしいこと!!
そんなこんなで曲も3曲にしぼられ、今月中にはカウンターパートと曲を決めて
編曲開始です♪
ある楽器を使って、、、でもほとんど楽器がないから、どうなることやら!
***
そして今日はバレンタインデー。
生徒に「チョコを作って、あげたりするの?」と聞いてみたけれど、買って家族にあげるくらいで、バレンタインはとくに何もないと言っていました、、、
ここはイスラム教の国。
ボーイフレンドという存在がない国だから、なんだかさみしいなあとちょっと思ってしまいました、、
でも今日わたしは、1年生の男の子にケーキをもらいました!
バレンタインだからかな(?)うれしすぎる!!!
クサ-イくん、ありがとう!!
彼には最近、唇をうばわれています!笑
ここ最近、雨や曇りの日が多かったけれど、今日は久しぶりに晴れてよい天気!
学校から見えるヨルダンの巨大国旗も、雨の日はあがらないんだけど、今日は久しぶりに
あがりました。
あまりに空がきれいだったので、活動が終わったあと、学校の近くの丘の上まで歩いて行って
写真を撮ってきました!
それがこの写真。
この場所、すごく好きです!
首都アンマンの景色が見渡せます。
また天気のいい日に、眺めに行こうと思います!
2011年2月8日火曜日
避難生活つづく、、、
8日目*
いつ帰れるんだろう・・・だんだん不安になってくる、、、
ホテルにいてても気分が沈むので、外出できる時間帯に海に行く!
世界で最もきれいだと言われている紅海!!!
ホントにものすごくキレイ!!!
こんなリゾート地だったから、避難生活じゃなく、旅行で来たかったなあーとちょっと
悲しくなりながらも、ちょっと満喫する、、
なんでだろう、、と思いながら、、、でもそんな変わった様子もなかったけれど、
この日の夕方、平和なリゾート地、ハルガダでもデモが起こり始め、
ホテルから出れなくなる・・・悲
結局夜ごはんも外に買いに行けず、非常食として買っておいたお菓子でしのぐ、、
9日目*
予定通り、バスが出て、首都カイロを目指す!
予定通り、バスが出て、首都カイロを目指す!
(やっと、ホントにやっっっとカイロに行ける・・・・)
ハルガダからの道のり、右手にずっと紅海を眺めながら、、、約8時間かけてカイロに!
途中でエジプト隊員と別れ、エジプト隊はカイロのホテルに。
ヨルダン隊は空港に、、、。
涙の別れ、、、
避難生活、長かった、、、
カイロの空港はこの状況だから、ものすごい人、人、人、人!!
何時間も遅れたけれど、無事アンマン行きの飛行機に乗れて、全員無事に帰ることが
できました。
できました。
いろんなことがありすぎた9日間。
いろんなことを考えさせられた9日間。
エジプトはぼったくられるから気をつけて!と言われていたけれど、アラビア語が話せることも
そして、任国で1日でも多く活動できることを幸せに感じながら、ヨルダン生活を送っていこうと
思います。
いろんなことを考えさせられた9日間。
エジプトはぼったくられるから気をつけて!と言われていたけれど、アラビア語が話せることも
あって(エジプト方言とはまたちょっと違うけれど)、そんなに高い金額を言われることもなかったし、わたしは陽気でよく笑うエジプト人が大好きです!
この旅で本当にいろんな人に助けてもらいました。
とにかく人が温かくて、、そして気候も暖かくて、ヨルダンにはない良さをたくさんたくさん
感じてきました。
またいつか、絶対行きたい!!
そして、任国で1日でも多く活動できることを幸せに感じながら、ヨルダン生活を送っていこうと
思います。
そして避難生活、、、
6日目*
ここから避難生活がはじまる、、、
朝アスワン空港からカイロ空港に飛行機で向かおうと空港に行くが、
飛行機が飛んでいない、、、
朝からまだ1本も飛んでいなく、今日は飛ばないんじゃないか、、、と不安になる。
調整員と何度も連絡を取り合い、状況を説明するが、、、
「どうにかして首都カイロまであがってきてください」との指示。。
ヨルダン隊6人で話し合った結果、飛行機はあきらめ、明るいうちに少しでも首都カイロに
近づこう、、ということになり、アスワンからルクソールまでタクシーで移動することに。
近づこう、、ということになり、アスワンからルクソールまでタクシーで移動することに。
タクシー移動はものすごい出費、、、でもこんな状況でそんな事は言ってられない、、、
アスワン空港でたまたま出会った日本人。
ひとり旅でエジプトに来ていた人。彼は飛行機が飛ぶのを待つという選択に。
別れ際に全員で撮った写真。
(無事帰れたかな、、)
ルクソールに着き、エジプト隊員と合流!
この日はエジプト隊員の家に泊めてもらうことに、、
日本退避が決定したエジプト隊員の家の掃除などをお手伝い!
7日目*
エジプト隊とヨルダン隊でバスをチャーターし、安全なリゾート地ハルガダを目指す!
バスのガラスが割られたりもしている、との事で、わたしたちもストールを頭に巻き、
移動する、、
エジプト隊とヨルダン隊でバスをチャーターし、安全なリゾート地ハルガダを目指す!
バスのガラスが割られたりもしている、との事で、わたしたちもストールを頭に巻き、
移動する、、
ハルガダに行く途中、停まった休憩所では、、、
こんなきれいな空に出会うことができました。
この空に元気をもらいながら、約7時間かけてハルガダに着く!
今までの安宿とは全然違うホテルに泊まる。
ハルガダはリゾート地で平和だったけれど、この日も15時から翌朝8時までの外出禁止。。
外出できる時間に外に出てみたら、、
エジプトにも、ヨルダンと同じ砂絵がありました。
そしてこんなにかわいいモスクも!
そして次の日にバスでハルガダから首都カイロを目指す予定が、、、次の日首都カイロで
約100万人規模のデモがあるかもしれない、、という情報が流れ、バス会社よりキャンセルの
℡がくる、、、
明日カイロに行くはずが、明日もハルガダのホテルに泊まることに、、、
(ホントにいつ帰れるんだろう・・・)
2011年2月7日月曜日
アスワン2日目!
5日目*
朝3時に起き、バスで約4時間かけてアブ・シンベルへ!
わたしがエジプトで1番行きたかった遺跡☆
バスの中から見れた朝日。
観光客もたくさん!この道を進んでいくと、、、
ラメセス2世像が並ぶ!すごい迫力!
内部の写真は撮れなかったけれど、ただただ感動!!!
そして、その隣にあるアブ・シンベル小神殿!
大神殿に比べるとちょっと小さいけれど、これもまた感動!
足元には彼らの子どもたちの像が刻まれています。
アブ・シンベルを見終わって、アスワンに戻り、
お昼ごはんにまた魚を食べる!
食べている途中、、、ヨルダン調整員より電話が。
「国外退去、、旅行を早めに切り上げて、帰ってきてください」とのこと。
そして16時から翌朝8時までの外出禁止に。
宿に戻る道のりで、またデモに遭遇。。
「そっちに行ったら危険だ!」と言われながら、なんとか走って走って宿に着く。
別でエジプト旅行に来ていたヨルダン同期も、この日アスワンに着き、宿で合流することに!
駅前はデモがすごくて、無事に着けるか心配したけれど、無事再会!
「みんな無事で、会えてよかったーー」と抱き合う、、、感動の再会。
本当なら、次の日首都カイロにあがり、ピラミッドを見る予定だったけれど、旅行を切り上げて
明日ヨルダンに帰ることにする、、、
最後にあの親切なおじさんにお礼を言いたくて、同期隊員みんなで会いに行く、、
またシャイ(紅茶)やピーナッツをたくさん出してくれて、感動。。
おじさん、ホントにありがとう!
いつか絶対、また会いにきます!!!
アスワン1日目!
4日目*
ルクソールからアスワンへタクシーで移動。
4~5時間、のどかな風景の中を走っていく!
ナイル川の側だから、緑がホントにたくさん。
さとうきびが運ばれていったり、ロバに乗っていく人たちがいたり、、そんな田舎な暮らし。
アスワンに着いて、また宿を探す。見つけたのはこの宿!
写真ではきれいに写っちゃったけど、実際は安宿だからちょっと汚い、、、
ここのもおいしかった!!
ここで出会ったスーダン人のサラさん。
笑顔がステキだったので、一緒に写真を撮ってもらいました!
その後、遺跡を見に行こうと外に出たら、アスワンの駅周辺でも、デモが起こり始める、、、
貴族の墓はナイル川西岸の丘の上にあります。
この道をずっとずっと登っていく、、
ここで出会った陽気なエジプト人の家族。
このスークを見ている間に、同期隊員と「なんか・・・喉痛くない?鼻おかしくない?」と顔を
見合わせる、、、
駅前でまたデモが発生したようで、催涙弾が投げられたみたい、、、
人がどんどん走って逃げてくる、、、 こわい、、、
わたしたちは安全そうなお店に避難させてもらい、このおじさんのお店にたどり着く。
結局、なかなかおさまらず、何時間も何時間も宿に帰れず、おじさんの所に居座る、、。
常連さん(?)がいっぱいきて、みんなピーナッツを勝手に食べていく、、、そんなお店。
でもここで出会った人、みんな優しくて、親切だったなあ。
このおじさん、心配して宿まで送ってくれて、、 ホントに親切なおじさん!
アスワン1日目が終了!
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