チョンセ(傳貰) (保証金制度)
- チョンセ(傳貰)とは、家主に一定金額を保証金として預けて、1年〜2年の賃貸借契約後に使用する制度である。契約時にチョンセ(傳貰)金額の10%を契約金として支払ってから、入居時に残金を支払う。
- 入居者は賃借期間中に入居当時の住宅状態を保たなければならず、内部インテリア工事を行いたい場合は、必ず家主の同意を得なければならない。
- 契約終了後、家主は入居者にチョンセ(傳貰)金の全額を返還しなければならない。
ウォルセ(月貰)
- ウォルセ(月貰)とは、1年〜2年の賃貸借契約後、所定の保証金を支払い、毎月使用料(ウォルセ(月貰))を支払う制度である。一般的に、保証金は毎月支払うウォルセ(月貰)の約10〜20倍である。
- 通常、保証金の10%を契約金として支払ってから、入居時に残金を完納する。ただし、契約者が途中で契約を解約する場合は契約金は返還されず、家主が契約を破棄した場合は契約金の2倍を契約者に支払わなければならない。
- 保証金は、契約終了後に全額返還が原則だが、ウォルセ(月貰)または公課金が未払いなど特殊な状況が発生している場合は、その金額分が保証金から引かれて返還される。
- 仲介手数料は、住居形態、面積、取引金額によって異なる。外国語が可能な不動産(主に英語、中国語、日本語)リストは、ソウル市が運営するソウル不動産情報広場(http://land.seoul.go.kr)にて確認できる。
外国人を対象とする不動産取引詳細相談
ソウル市は、チョンセ(伝貰)詐欺、住宅賃貸借トラブルなどによる被害を防止するため、不動産取引に関する詳細相談をご提供いたします。
- 相談の実施場所:ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)区トシンロ40 (テリムドン(大林洞)) ソウル外国人住民センター
- 相談時間:毎週月曜日午後2時〜5時
- 対応言語:英語、中国語、ベトナム語、モンゴル語、ロシア語、ウズベク語、パキスタン語
- 申請方法:訪問または電話(☎2229-4900)、メール(help@sfrc.seoul.kr)で申請
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