環境/エネルギーニュース
2025年08月01日
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暗かった高架下空間が歩いたりひと休みできる庭園に...ソウル市、「グリーンアート通り」造成
暗くてどんよりした高架道路下を歩きたくなる憩いの庭園に変身 総額27億ウォンを投入して4か所造成完了、2026年まで継続的に拡大予定 ソウル市は、これまで適切に活用されていなかった人工構造物である高架道路、鉄道高架の下部空間に、自然植生による活気が溢れる緑の憩い空間、「グリーンアート通り」を造成し、暗くどんよりした道を歩きたくなる通りへと生まれ変わらせた。 「グリーンアート通り」は、都心の中の遊休空間である高架下空間に樹木を植え、休憩施設と景観照明などを設置することで都市の美観を改善し、市民に快適な憩いの場を提供するというものである。 特に、高架下空間の特性上、採光と雨水の供給が困難な点を克服するため、育成ライト(植物の成長を助けるLEDライト)の設置と自動撒水システムを導入して、日陰でもよく育つ陰樹を主に植栽した。 今回設置された「グリーンアート通り」は4か所(カヤンテギョ(加陽大橋)南端、ノウォン駅鉄道高架、ソッケ駅、チョンヌンチョン(貞陵川)内部循環道路)で、ソウル市は総額27億ウォンを投入した。 なお、ソウル市は2025年年末まで、ヨンドゥンポ(永登浦)とソデムン(西大門)地域の2か所に、「グリーンアート通り」をさらに造成する予定だ。また、2026年度も新たな対象地を発掘して、高架下を市民のオアシスのような緑の憩いの空間にしていく計画だ。 高架下のグリーンアート通り写真 カヤンテギョ(加陽大橋)の高架下 ノウォン駅の高架下 ソッケ駅の高架下 チョンヌンチョン(貞陵川)内部循環道路高架下