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環境/エネルギー

暗かった高架下空間が歩いたりひと休みできる庭園に...ソウル市、「グリーンアート通り」造成

環境/エネルギーニュース

2025年08月01日 views913

暗かった高架下空間が歩いたりひと休みできる庭園に...ソウル市、「グリーンアート通り」造成

暗くてどんよりした高架道路下を歩きたくなる憩いの庭園に変身 総額27億ウォンを投入して4か所造成完了、2026年まで継続的に拡大予定 ソウル市は、これまで適切に活用されていなかった人工構造物である高架道路、鉄道高架の下部空間に、自然植生による活気が溢れる緑の憩い空間、「グリーンアート通り」を造成し、暗くどんよりした道を歩きたくなる通りへと生まれ変わらせた。 「グリーンアート通り」は、都心の中の遊休空間である高架下空間に樹木を植え、休憩施設と景観照明などを設置することで都市の美観を改善し、市民に快適な憩いの場を提供するというものである。 特に、高架下空間の特性上、採光と雨水の供給が困難な点を克服するため、育成ライト(植物の成長を助けるLEDライト)の設置と自動撒水システムを導入して、日陰でもよく育つ陰樹を主に植栽した。 今回設置された「グリーンアート通り」は4か所(カヤンテギョ(加陽大橋)南端、ノウォン駅鉄道高架、ソッケ駅、チョンヌンチョン(貞陵川)内部循環道路)で、ソウル市は総額27億ウォンを投入した。 なお、ソウル市は2025年年末まで、ヨンドゥンポ(永登浦)とソデムン(西大門)地域の2か所に、「グリーンアート通り」をさらに造成する予定だ。また、2026年度も新たな対象地を発掘して、高架下を市民のオアシスのような緑の憩いの空間にしていく計画だ。 高架下のグリーンアート通り写真 カヤンテギョ(加陽大橋)の高架下 ノウォン駅の高架下 ソッケ駅の高架下 チョンヌンチョン(貞陵川)内部循環道路高架下
ソウル市、革新的な生ごみ管理でBBC Storyworks動画に参加

環境/エネルギーニュース

2025年07月15日 views1,430

ソウル市、革新的な生ごみ管理でBBC Storyworks動画に参加

気候危機の中、革新的な各都市の解決方法を共有するTransforming Cities2シリーズ公開 ソウルがC40から提案を受けニューヨーク・ロンドン・ミラノ・アムステルダムなど17都市と参加 収集した生ごみを100%資源化するソウルの成果を短編動画として制作 ソウル市は、気候危機の中でサステナブルかつ革新的な取り組みを実践している都市の事例を発掘し、全世界で共有するためにC40都市気候リーダーシップグループ(以下、C40)が企画して、BBC Storyworks Commercial Productionsが制作する「Transforming Cities2(革新中の都市)」動画シリーズに参加した。 ソウル市は、生ごみの分別排出制度が革新事例として選定されおり、生ごみ従量制袋からRFIDタグへと進化した分別排出方法から、資源化施設の運営を通じた飼料・堆肥・バイオガスへの100%リサイクルに至るまでの内容について、幅広く紹介している。 今回の動画は、ソウル在住46年目のソンパ(松坡)区住民であり退職教師であるパク・キョンスク氏のエピソードと視点に沿って展開され、生活の中での市民の分別収集経験と市民参加の必要性を強調している。また、ソウル市気候環境本部のクォン・ミン本部長が、ソウル市が実際に収集した生ごみをどのように資源化しているのかを紹介している。 ソウル市の動画は、BBCウェブサイトのシリーズ専用ページで視聴できる(https://www.bbc.com/storyworks/transforming-cities-2/city-of-seoul-south-korea-food-waste-landfills-recycling-residents). BBCホームページのソウル市動画紹介ページ
「交通カードを利用して電気自動車を充電」...ソウル市、公共電気自動車充電スタンドにT-money導入

環境/エネルギーニュース

2025年07月10日 views1,566

「交通カードを利用して電気自動車を充電」...ソウル市、公共電気自動車充電スタンドにT-money導入

7月3日より、ソウル市内の電気自動車の公共急速充電スタンド316台にまず適用...韓国国内初 T-money交通カードアプリと連携して、アプリを起動しなくてもスマートフォンをタッチさせるだけで支払い完了 サービス導入記念及び利用の活性化のため、マイレージ獲得などの特典も提供 これからは、電気自動車充電スタンドの種類によりそれぞれ異なる会員用決済カードを持ち歩く必要なしに、スマートフォンをタッチさせるだけで、便利に料金を支払うことが可能になる。モバイルT-moneyアプリを利用して、スマートフォン画面を開かなくても、充電スタンドにタッチさせるだけで決済が完了する支払い方法が導入されるためだ。 ソウル市は韓国国内で初めて、「公共電気自動車」充電スタンドにT-money交通カードを基盤とする簡単決済サービスを導入すると発表した。このサービスは、7月3日(木)から利用可能となる。従来の、充電スタンドに貼られたQRコードによる簡単決済、充電コネクタを連結すると自動で決済される「オートチャージ」に次ぐ3つ目の支払い方法で、スマートフォンアプリなどをわざわざ起動させる必要がないため、利用者の利便性が大きく向上することが期待されている。 ソウル市とT-moneyは、2024年9月に交通カードを基盤とする簡単決済開発協約を締結してシステム開発に着手、2025年6月に最終検証を完了して、7月3日(木)からサービスを開始すると発表した。 利用方法は簡単だ。「モバイルT-money」アプリ(韓国語)で電気自動車メンバーシップに登録してから、メンバーシップカードと決済方法を登録すると、すぐにサービスを利用できる。 アプリに登録したメンバーシップカードは認証の目的にのみ使用され、決済は選択した決済方法(ペイマネーなど)で行われる。このサービスは、モバイルアプリによってのみ提供されるため、実物の交通カードでは使用できない。 まず、3日(木)午前10時から、ソウル市所有の公共急速充電スタンド316基に適用して、段階的に対象範囲を拡大する計画だ。適用可能な充電スタンド一覧は、「モバイルT-money」アプリの電気自動車メンバーシップメニューから確認できる。さらに今後、充電スタンドにQR案内シールを貼って、利用方法を案内する予定だ。 なお、サービス導入と同時に、市民の利用活性化を図るためのマイレージ獲得プロモーションも2025年末まで実施される予定だ。 使用方法 「モバイルT-money」アプリ電気自動車メンバーシップ登録 ▶ 会員認証用メンバーシップカード登録 ▶ お支払い方法登録 ▶ 充電スタンドにタッチして決済 利用する様子(例) ▶ 充電スタンドの画面で[会員カード決済]を選択し、カード端末機にスマートフォンをタッチして使用 * モバイルT-money(韓国語)のダウンロード – Play Store: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lgt.tmoney – App Store: https://apps.apple.com/kr/app/%EB%AA%A8%EB%B0%94%EC%9D%BC%ED%8B%B0%EB%A8%B8%EB%8B%88/id1470361790
ソウル市の炭素排出量削減の気候リーダーシップ、世界的に認められる...3年連続最高ランク「A」獲得

環境/エネルギーニュース

2025年06月05日 views1,249

ソウル市の炭素排出量削減の気候リーダーシップ、世界的に認められる...3年連続最高ランク「A」獲得

ソウル、ニューヨーク、パリなど112都市がAランクリスト入り...世界973都市を対象とする評価 温室効果ガスの削減目標及び戦略、実行計画などにおいて世界最高水準の対応をしている都市のみに与えられる ソウル市は、炭素排出量削減戦略の策定と成果、気候危機対応に向けた積極的な行動など、温室効果ガス削減のためグローバル気候リーダーシップに取り組んできたことが認められ、3年連続Aランクを獲得した。 ソウル市は、英グローバル環境非営利団体「CDP(Carbon Disclosure Project、炭素情報公開プロジェクト)」が世界約1000都市と地方自治体を対象に実施した2024年評価で、最高評価であるAランクを獲得したことを発表した。 2024年のCDP評価は、気候環境情報を提出した973都市のうち752都市を対象に実施され、ソウルをはじめ、ニューヨーク、東京、ロンドン、パリなど112都市(約15%)のみがAランクリスト入りを達成した。 CDPランクはA〜Dに分けられ、Aランクは科学をベースとする削減目標設定、気候変動リスク分析、実行計画、モニタリングシステムがすべて備わった最高水準の対応都市にのみ与えられる。実際に、Aランクを獲得するには温室効果ガスインベントリ、排出量削減目標の設定、削減に向けた実行計画、気候変動リスク分析、適応戦略などを詳細に報告しなければならず、さらに気候リーダーシップも発揮していると認められる必要がある。これらをそろえている都市にのみ、最終的に最優秀評価であるAランクが与えられる。 なお、ソウル市は2024年4月、「ソウル特別市カーボンニュートラル・グリーン成長基本計画(2024-2033)」を策定しており、2033年までに温室効果ガス排出量を2005年比50%削減、2050年までカーボンニュートラル達成のため建物、交通、エネルギーなど分野別にさまざまな政策を推進中だ。 * 2024年CDP評価でAランクを獲得した都市及び自治体(合計112か所) 2024年CDP評価でAランクを獲得した都市及び自治体(合計112か所) 大陸別(合計112か所) 国別のAランク獲得主要都市及び自治体(都市数) ヨーロッパ(合計48か所) オランダ・ロッテルダム(1)、ノルウェー・オスロ等(2)、デンマーク・コペンハーゲン等(2)、ドイツ・マンハイム等(2)、スウェーデン・ストックホルム等(4)、スペイン・マドリード等(3)、イギリス・ロンドン等(25)、イタリア・ミラノ等(3)、ポルトガル・リスボン等(3)、フランス・パリ等(1)、フィンランド・ヴァンター等(2) 北米(合計37か所) 米国・ニューヨーク等(29)、カナダ・トロント等(8) アジア(合計10か所) 台湾・台中等(2)、ヨルダン・アンマン (1)、イスラエル・テルアビブ(1)、インドネシア・ジャカルタ(1)、日本・東京(1)、トルコ・イスタンブール等(2)、フィリピン・マカティ(1)、韓国・ソウル(1) 中南米(合計9か所) メキシコ・グアダラハラ(1)、ブラジル・サンパウロ等(3)、アルゼンチン・ブエノスアイレス(1)、エクアドル・キト(1)、チリ・ペニャロレン(1)、コスタリカ・モンテベルデ(1)、コロンビア・メデジン(1) オセアニア(合計6か所) ニュージーランド・オークランド等(2)、オーストラリア・メルボルン等(4) アフリカ(合計2か所) 南アフリカ共和国・ケープタウン等(2) 関連ウェブサイト:http://www.cdp.net ソウル市2024年獲得Aランクバッジ

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