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「大統領夫人、当時のハン・ドンフン法相と高位人事を調整していた」重要関係者が主張

登録:2024年07月27日 01:46 修正:2024年07月27日 10:50
国民の力「ハン・ドンフン代表がキム女史と人事問題を話し合った事実はない」
26日、国会で行われた法制司法委員会の尹錫悦大統領弾劾訴追案の即時発議要請に関する請願についての聴聞会で、祖国革新党のパク・ウンジョン議員が質問している/聯合ニュース

高位公職者犯罪捜査処(公捜処)のソン・チャンジン捜査第2部長(次長代行)が、海兵隊C上等兵殉職事件外圧疑惑の捜査について、関係者の「通信令状」を請求したが裁判所に棄却されたと証言した。ソン部長検事は公捜処に合流する前にドイツモーターズ株価操作事件でブラックパールインベストのイ・ジョンホ元代表の弁護を担当していたことが発覚し、C上等兵事件外圧疑惑の捜査指揮・報告の担当から外されている。

ソン部長検事は26日に国会法制司法委員会で行われた「尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領弾劾請願第2回聴聞会」で、「私が次長代行を務めている間に、(海兵隊などの関係者の)令状の決裁が上がってきたが、私は補完すべきだという意見を処長に申し上げた。するとすぐに部長会議が招集され、部長会議を経て保存期限に制限がある通信記録は一部であっても令状を請求する方向で結論が出た」と説明した。そして「裁判所も私と似た考えだったのか、ひとまず棄却した。私が業務から排除された後に発付されたかは分からない。通話内容を故意に確保しないようにしたことはない」と付け加えた。

与党「国民の力」のユ・サンボム議員は、「公捜処がC上等兵捜査外圧事件を捜査する過程で、少しでも権力や与党、龍山(ヨンサン)から外圧を受けたことがあるか」と質問した。これに対してソン部長検事は、「私が(捜査指揮を)担っている間は、まったくそのようなことはなかった」と答えた。野党「共に民主党」のキム・スンウォン議員は、「(パク・チョンフン大佐を弁護している)キム・ギュヒョン弁護士の音声記録を確認すると、捜査官が『外圧のせいでとても大変だ、国会に行って1人デモでもやりたい』と言っている。証人は尹大統領と共に釜山(プサン)貯蓄銀行の捜査チームにいた。尹大統領の大邱(テグ)地検特捜部長時代にも特捜部にいたではないか」と問うた。これに対しソン部長検事が、尹大統領と勤務で縁があったのは事実だと答えると、キム議員は「(ソン部長検事が)辞表を出して辞めるべきだと思う」と主張した。

ドイツモーターズの会計責任者を務めるヨム・シニル理事は、共に民主党のソ・ヨンギョ議員に「キム女史とクォン・オス元会長はどれほど親しいのか」と問われ、「お二人は会ったことのある間柄だと認識している。業務を一緒にしたことはあると認識している」と短く答えた。またヨム理事は、「チェ・ウンスン氏というのは何者なのかは知らなかった」と述べ、キム女史の母親であるチェ氏の口座を管理したことはないと語った。

チェ・ジェヨン牧師は、「キム・ゴンヒ女史は、高位職の人事を最終調整する際には明らかにハン・ドンフン法務部長官と調整していたと認知していた。また、そのような情報を実際に得てもいる」と主張した。共に民主党のチョン・チョンレ議員が、「根拠、証拠のような資料はあるか」と尋ねると、チェ牧師は、報道機関に情報提供しているため今後報道されると思うと語った。キム女史にブランド品のバッグを渡したチェ牧師は、キム女史が金融委員の人事請託に関与するのを目撃したと主張してきた。これについて国民の力は「事実ではない」とし、「ハン・ドンフン代表がキム・ゴンヒ女史と何らかの人事問題を議論したという事実はない」との立場を表明した。

チョン・ヘミン、オ・ヨンソ、ペ・ジヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1150893.html 韓国語原文入力:2024年07月26日 18:20
訳D.K

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