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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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今季一番の寒さ

12月6日(土)快晴 午前9時の気温は2.5°C、今朝の最低気温は-2.9°C、今日の最高気温は13.5°Cでした。今日は、今季で一番の冷え込みとなりましたが、日中はスッキリとした青空が広がる小春日和となりました。寒くなると日差しの温もりが有難く感じられます。

早朝のセンターの様子です。一面が霜に覆われた寒い一日の始まりです。

生態園(田)の土を耕したところにも霜が降りました。凍結・解凍を繰り返すことで、春にはふかふかな土壌となり、根の張りが良くなる効果が期待されます。

ハス田も早朝は日が差さないため、氷が張っていました。

万木堰の様子です。日差しの当たるところは暖かく、日陰のところは寒くなります。正に明暗を分けています。


湿性生態園に向かう道です。スギ林の間から日差しのぬくもりが降り注いでいます。

中庭のハクモクレンのつぼみが青空に映えます。来年の3月頃には、白い花を咲かせることでしょう。


# by isumi-sato | 2025年12月06日 16:00 | おしらせ

トウキョウサンショウウオの水路整備

12月4日、快晴。午前9時の気温は5.2°C、今朝の最低気温は0.0°C、今日の最高気温は10.8°Cでした。
昨日は小雨。そして夜半にも雨が降りました。
朝は冷え込んで急に冬らしくなりました。朝からは青空が広がり快晴です。



九時前のセンター中庭です。芝生や木部に白く霜が降りています。
日陰の部分が狭くなり、日なたの明るい部分が広がっていきます。




今日は毎年行っている湿生生態園の山すそ、トウキョウサンショウウオの産卵が行われる水路部分の整備を行いました。
アライグマの食害を防止するためにネットを設置し、一部波板をかけて水路をカバーしています。




浅い水たまりのような、止水域に近い水路部分に一年の間にたまった泥を上げていきます。
大雨のたびに泥の流入堆積を繰り返して水路が浅くなっていくことを繰り返しています。



産卵しやすいように小枝を挿しています。トウキョウサンショウウオは水路の中の小枝に卵のうをひっかけてよく産卵を行います。




アライグマ防止のネットを戻して完成です。



湿生生態園のデッキにたくさん積もった落葉の掃除、落ち葉掃きも行いました。
(注記)デッキ老朽化のため、残念ながら現在は通行止めです―
また、カエルの産卵する止水域を確保するための水路の整備も行いました。
ここ湿生生態園をフィールドにして早春3月にトウキョウサンショウウオの卵のう、ニホンアカガエルの卵塊の観察会を行います。



さらに田んぼビオトープのまわりのイノシシ進入防止ネットの補修を行いました。




東西を尾根にはさまれた場所に位置する当センターですが、冬の間は午後二時をまわると山から影が伸びてきます。
朝の日なたと日陰の明暗が逆転した景色ですね。


# by isumi-sato | 2025年12月04日 16:59 | センターこぼれ話

冬の始まり。カメ水槽冬囲い


12月3日、曇のち雨のち曇り。午前9時の気温は10.8°C、今朝の最低気温は7.5°C、今日の最高気温は10.8°Cでした。
朝九時ころから落ちてきた雨は、意外としっかり降って昼過ぎまで雨模様となりました。
二、三日最高気温が19°Cくらいという暖かい日が続きました。
予報では今日の夜くらいから寒気が降りてきて、明日明後日が真冬の寒さになるといっています。



センターの景色は、茶褐色の色が多くなり初冬の景色に変わりました。




雑木の林は地面に落ち葉が積もって、木々の枝がよく見えるようになりました。



林道沿いの杉林の下に生えている中木の色も黄色くなりました。







林道を歩いて上を見上げると、落葉した木の枝先に残った丸い実のシルエットが見えます。
食べ物がなくなってくると、やがてヒヨドリたちが群がって大騒ぎをします。その後は実がなくなっています。
センダンの実でした。


堰に人の姿が現れると、マガモたちが遠くにと移動していきます。時には飛び立って逃げていきます。
狩猟期になり、所によっては猟銃でねらわれる体験をしているためでしょうか。
人の目からはのんびりしているように見えますが、猛禽に襲われたりもするし野生の生きものたちにとっては命がけの日々ですね。



水槽のカメさんはほとんどじっとしていることが多くなりました。


水を増やして段ボールで囲いました。寒くなるので冬囲いして、冬眠体制のスタートです。
でも急に眠るわけではなく暖かい日には起きていたりしていて、ぼんやり起きたり眠ったりを繰り返しているようです。
こどもたちがよく覗きに来ましたが、春までしばらくさよならです。



# by isumi-sato | 2025年12月03日 16:59 | センターこぼれ話

ハカマ取り

12月2日(火)、午前9時の気温12.8°C、今朝の最低気温2.8°C。晴れ。今日の最高気温19.3°C。12月になりました。一年があっという間に過ぎると感じる方たくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

今日は、お飾り用のワラのハカマ取りを行いました。明日あたりから冷えこむ予報です。寒いとこの作業は、体の芯から冷えそうですねー。



お飾りづくりの講師も務める職員のハカマ取りの様子を撮影。とても早くきれいに仕上げていきます。まさに「GOD HANDS!」です。


ハカマ取りとはワラの節の少し上の部分をハサミでカットし覆いかぶさっている葉を取り除き、きれいなワラにしてゆく作業です。カットしたところと節の部分の長さがほぼそろうように整えてゆくのですが、修行中?の私には難しい!!まだまだ未熟じゃのー。道のりは長い!!

中庭の擬木ベンチの上に何かのフン?と思ったらハクモクレンの熟した果実でした。葉と一緒に落ちる時期です。

季節の移り変わりとともに様々な自然の変化を楽しめるセンターです。

年末の慌ただしさに疲れたら、センターに遊びに来てくださいね。

お待ちしています。

# by isumi-sato | 2025年12月02日 17:00 | 作業風景

ワラスグリ

11月30日(日)、午前9時の気温10.3°C、今朝の最低気温5.8°C、晴れ。今日の最高気温17.8°C。今日も朝からいい天気。昼間は外にいると汗ばむほどの陽気です。しかし日陰は寒い。うまくいきませんね。





朝一番のセンターの様子。スギナに朝露が下りています。排水作用も見られます。朝日にあたってキラキラしているときれいなんですよねー。



ジョウビタキのオスでしょうか?ヤマガラかな?と思いましたが、ヤマガラより大きく、頭が灰色だったのでジョウビタキと判断しました。電柱にとまっている姿は初めて観察しました。



明日から12月。年末はセンター行事が目白押しです。人気行事の一つのお飾りづくりの準備に職員は追われます。


お飾りづくりに材料になるワラをきれい整えています。この作業を「ワラスグリ」言います。稲ワラの根元にある「はかま」と呼ばれる不要な葉や皮を取り除く作業です。暑い夏に乾燥させたワラで、品種は京都神力といいます。

行事に参加予定の皆様。職員が一生懸命準備しております。

楽しみにしていてくださいね。

お待ちしています。


# by isumi-sato | 2025年11月30日 17:00 | センターこぼれ話
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