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調査研究
Global Social Impact Investment Steering Group (GSG)国内諮問委員会(以下、GSG国内諮問委員会)は、社会的インパクト投資の現状をまとめたレポートを本日、公開しました。
レポートはこちらからダウンロード下さい。
本レポートは、日本の社会的インパクト投資市場の市場規模、主要なプレイヤー、世界各国における社会的インパクト投資に関わる政策と状況、注目トピックス等をまとめています。
昨年アルゼンチンで開催されたG20では、共同宣言に初めてインパクト投資の推進が盛り込まれ、世界の主要20カ国がインパクト投資を持続可能かつ包括的な成長の強力な推進力として明確に認識しました。さらに社会的インパクト投資は、SDGs達成に向けたファイナンスギャップを埋めるための重要なリソースとして各国政府からの関心も高まっています。
サマリー
・日本における社会的インパクト投資市場は、2017年度の718億円から、2018年度は約3,440億円に拡大と予測
・2017年度からの拡大の要因は、すでに社会的インパクト投資に取り組んでいた機関が投資残高を増やしたこと、2018年度から新たに社会的インパクト投資に取り組む機関が増加したことが挙げられる。
・2019年は、個人投資家の流入やベンチャー投資、また、関心が高まりつつあるSDGs達成に向けた投資の流れが拡大していくと考えられることに加え、日本でも休眠預金の活用開始が見込まれており、社会的インパクト投資市場のエコシステム形成促進も期待される。