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2018年12月12日水曜日

[ショップ]Shwe Pu Zun:老舗ベーカリー&カフェの魅力。

クリスマスシーズンなので、ほぼすべての商品にクリスマスシールが。


私の考える、「シュエパズン」の魅力


地元の人たちにこよなく愛されているカフェ&ベーカリー「シュエパズン」。ここはいつ来ても、たくさんのお客さんで賑わっています。

2014年、私が初めてヤンゴンに来た当初、自分好みのパン屋さんやお菓子屋さんはほとんどなかったのですが、この店ではよく買い物をしていた思い出があります。

「シュエパズン」の魅力は、庶民的な価格(ミャンマーの一般収入からしたら、決して安くはないのですが)で、品質のよいお菓子やパンを提供しているところ。お土産やお持たせにちょうどよい個装で箱入りのお菓子が充実しているほか、自社農場で採れたコーヒー豆やマンゴー等もおいしくて人気なんです。

ミャンマー伝統菓子から洋菓子まで、幅広いラインナップもうれしい。包装や買い物袋のデザインも、最近のヤンゴンでよくある「オール英語表記」ではなく、どこか懐かしい感じのするものが残っています。
ミャンマーの昔ながらのローカル感と、現代に求められる品質の高さが、ほどよく入り混じっていて、それが私にはとても心地よいです。


気になった商品。


昨日、久々に「シュエパズン」に行ったら、また新たな商品がいろいろ出ていて、テンションがあがりました。まずお土産によさそうなものから。

輪切りのドライレモン(1,500ks)。パッケージ買いしそうになる。

日本人にも大人気のマンゴー「セインタロン」が、ドライマンゴー(2,000ks)に。自社農場でとれたもの。フレッシュな果物は日本に持って帰れないけど、これならいける!

こちらも自社農場産のコーヒー豆。ミャンマー土産としてはすでに定番で、各スーパーでも買えますね。小さいパック(200g)なら3,500ksであり。

以前このブログでも紹介した、ナンタカインクッキー。現在は30個入りで5,000ksに。→【ミャンマー土産】シュエバズンのナンカタイン・クッキー



そして、お土産にはできないけれど、気になったのがこちら。

「デリケートケーキ」(700ks)。その名のとおり、しっとり柔らかで、繊細な食感のスポンジ。試食したら濃厚なミルクを感じる味わいに衝撃を受け、買って帰りました。おいしい〜

なんと、レタスパックが登場!新たにレタス栽培もはじめたようです。

牛乳(2000ks)が充実してる! 今みたいに明治(タイ)の牛乳が輸入されてなくて、フレッシュな牛乳はとても珍しかった4年前、ここでゲットしてました。消費期限はなんと出荷から2日後!


カフェもおいしい。


ショップと併設するカフェでは、自社農場のホットコーヒーが1杯700ks。インスタントでも激甘でもないのに、この価格。素晴らしいです。

他にもアイスクリームやパン、フルーツジュースのほか、ファルーダやドミノといった、ミャンマーの昔ながらのスイーツも楽しめます。ショップで買い物&カフェでひと休みが、一つの店舗でできるのも楽チンでありがたい。

アイスクリーム。来たら必ず食べてしまう!おいしいー このクオリティで1,000ks〜はありがたい。



ヤンゴンの大型店舗がおすすめ。


ヤンゴンには、ダウンタウン中心部、そしてヤンゴン東部のパズンダウン川を渡った郊外にと2店舗あります。

ダウンタウン店はいつも混雑していて、駐車場&カフェスペースの席を見つけるのが難しい場合も多いですが、郊外のほうはダウンタウンの何倍もの敷地面積で、かなりの開放感あり。駐車場がすごーく広い。座席のつくりもゆったりしていて、本当に居心地がよいです。ここなら、小さい子供とも一緒に来やすいかも。

店内はこんなかんじ。ひろーい。

ちょっとした庭園や軽食を出すレストランまであり、トイレも清潔で利用しやすい。宴会場も完備されてるらしく、結婚式の会場としても利用されてます。

中庭。


昨日のお店探訪では、パッションフルーツにも出会いました!私は大好きなんですが、ヤンゴンではスイカやパパイヤほど、まだ一般的ではないパッションフルーツ。
「シュエパズン」が栽培を始めたなんて朗報! 自然(有機?)肥料を使っているのがウリのようでした。

さて、パッションフルーツをミャンマー語で何という?
3年前、自分のブログ内でその話題を書いたくせに、すっかり忘れてしまった。

【ヤンゴン百景 5】季節限定のフルーツを味わおう!


一緒にいたYさんが、すぐに機転をきかせて疑問解決。
その様子を見ていて、なんだかすごく感心させられた私でした。






Shwe Pu Zun (大型店舗のほう)
2(F), Min Nandar St., Dawbon T/S, Yangon
Tel: 01 553 062

[MAP] ※「ショップ/お土産/布」カテゴリにあります

2018年9月9日日曜日

[ヤンゴン喫茶店]TOKYO COFFEE:日本人店主さんの、自家焙煎ミャンマーコーヒー

店内はこんなかんじ。

時々ウワサを耳にしていたカフェ「トーキョーコーヒー」。自宅で飲むためのコーヒー豆を買いにやってきました。

ここは、東京・目黒で40年以上喫茶店をやってらした方が開いた店なのですが、店の魅力については、桂川さんという店の超常連さんが熱く語ってらっしゃいますので、ぜひ読んでみてください。私も、これ読んで行きたくなりました。

紹介したいけど、紹介したくない。ヤンゴン・サンチャウンの素敵な珈琲屋「TOKYO COFFEE(東京珈琲)」


コーヒー豆を選ぶ。

行ったのは、平日のお昼どき。1階はほぼ満席でした。
ランチのピークが過ぎた頃、店主さんに声をかけ、豆選び開始。

お店で扱っているのは、すべてミャンマー産の豆だそう。複数のコーヒー産地(地域)で収穫された豆を自家焙煎し、焙煎時間を変えたりブレンドしたりして、違った味わいを生み出しています。

中でも私が気になったのが「Queen Brend」。酸味が強めのブレンドとの説明書きがありました。

もともとコーヒーは酸味強めが好きなのですが、ヤンゴンで買える&店で飲めるコーヒーって、ほとんど感じません。(ミャンマーはエスプレッソが一般的なので、深煎りがほとんど。酸味を感じやすい浅煎りの豆は好まれないから、という話を別のどこかで聞きました)

なので、この「Queen Brend」なら…と思ったのですが、「これは本当に酸味が強いんですよ」と店主さんに念押しされたので、まずはどんなものか1杯お店で注文してみることに。

コーヒーを出され、思わず湯気をひと嗅ぎすると、あの独特の、豊かな香り。プロの仕事ってすごいです。どうすればこんなアロマを引き出せるの…
そして、確かに酸味が強い! びっくりしました。これは買っても夫が飲めないかも。

迷ったあげく、結局、酸味や苦味のバランスが取れた「東京ブレンド」を購入。

(後日談:自宅で淹れてみたところ、お店で飲んだものと同じような香りは出せませんでしたが、酸味と苦味がほどよく感じられ、とても美味しくいただくことができました!)
店頭にならぶコーヒー豆の数々


美味しく淹れられない悩み

私は普段、1回ごとに手動で豆を挽き、ペーパードリップで淹れています。それでもなかなかモコモコっと泡立たないし、美味しいコーヒーができません。

たぶん、お湯の温度を正確に測ってないこと、豆の量がおおざっぱなことが原因かも。あと、豆の鮮度も、もしかしたらよくないのかもしれない。

そんな話を店主さんにすると、
「ヤンゴンで市販されている豆は、ほとんど焙煎日が記載されていないのでわかりませんよね。自宅で淹れるなら、焙煎日よりも豆を挽いた日を気にしてみるとよいですよ。やはり挽きたてが美味しいですから。」とのこと。

私が、「挽きたてを飲みたくて、家ではハンディタイプの小さいミルを使っていますが、粒の大きさを調節しても、なかなか一定の大きさにならないんです。」と告げると、そういったミルは刃が薄いから、どうしてもばらつきは出てしまうんだそうです。

ということで、今回は店で挽いてもらいました。
店主さん曰く「すぐ消費してしまう程度の量なら、挽きたてでなくてもそれほど気にすることはないと思います。冷蔵庫に保管する際は、豆が周りの臭いを吸収してしまわないよう気をつけてください。もし消費しない日が続く場合は、冷凍保存がおすすめです。」
自分のうちで挽かずとも、信頼できる所でマメに挽いてもらうのが良さそうです。

私はこの日、アイスコーヒーも飲んだのですが、これもとっても美味しかった!お店ではアイスコーヒー専用のブレンドをしているそうです(それが一般的なんでしょうか?私ははじめて知りました…!)。
「アイスコーヒーを作る時に重要なのは、急速冷却。自宅でなら、ドリップサーバーを、氷を入れたボウルに当てながらドリップする等してみてください。」
雨期が明けて暑くなったら、ぜひこのやり方でアイスコーヒー作ってみたい!

豆は、密閉パックに入れてくれます


店主さんが東京で喫茶店を開いていた時、アルバイトにミャンマー人の方がいたんだそうです。それがご縁で、10数年も前からミャンマーのコーヒー豆を扱っていたという。

ヤンゴンにも素敵なカフェが続々誕生していますが、この店ほどミャンマーコーヒーを美味しく提供するところは、今のところない気がします。
しかも、こうしてコーヒーのプロが店にいて、気軽にお客さんがいろいろ相談できるってスタイルも、珍しいです。

上の写真のとおり、パッケージは全くミャンマー感ゼロ。それでも、もしコーヒー好きな人にミャンマー土産を渡すなら、これを贈ってみたいです。どこの土地で育った豆で、こういうお店が手がけたコーヒーなんだ、という話を一緒に!


============
Tokyo Coffee Cafe & Bar
Pa/25, Padonmar Street, Shinsawpu
097-9959-1562
============

ランチタイムは日替わりメニューあり。
この日は私の故郷(宮崎県延岡市)のソウルフード、チキン南蛮がありました!4,000チャットでご飯と味噌汁、コーヒー付き。お得!

2016年9月28日水曜日

[ヤンゴン喫茶店]Acacia TeaSalon:極上の紅茶で、アフタヌーンティを。


入口ドアを開けると、ケーキのショーケースが鎮座。店内は澄んだ空気に満たされています。

パン屋兼カフェ&レストランの
「アカシアティーサロン」。

ケーキや料理が美味しいのはもちろん、
高級感とコロニアルな雰囲気に溢れた
ハイセンスな空間演出で、
根強い人気を誇る店です。

とはいえ、
私は紅茶よりもコーヒー派。
それほどこの店に愛着がなく、
自宅から徒歩圏内にありながらも
過去に来たのは数える程度。

そんな私が昨日、
ここのアフタヌーンティを
体験してきました。

ヤンゴンで発行中の日本語フリーペーパー
「ミャンミャン」より、
アフタヌーンティー記事執筆の
依頼を頂きまして、
目下いろんなアフタヌーンティーを
試してまわっているところなのです。
(人生においてアフタヌーンティ
未体験の私が書きます…)

アカシアは記事には掲載しないものの、
比較対象として味わってみたくて
「以前から行ってみたかったの」
という友人と共に出かけました。

(ヤンゴン在住の方でアフタヌーンティに興味のある方は、
ぜひ次号「ミャンミャン」手に取ってみて下さいね〜)


友人は、娘さんが学校から帰って来る前に
帰宅しなければならないため、
通常午後2時から始まるアフタヌーンティは
なかなか行く事ができません。

ですが、
アカシアティーサロンでは、
希望すれば開店8:30から注文可能!
(基本的には午後2時からの提供)
予約も不要です。

実質「アフタヌーン」じゃなくなりますが、
それでも午後に行けない人にとっては
とてもありがたいですよね。

ということで、私たちは11時にお店へ。
昼食代わりのアフタヌーンティです。


店に入ると、洗練された雰囲気に
ため息がもれる友人Yさん。

まずは店の隅々まで見学。
2階席や紅茶販売ブースなど、
ひととおり見て回ってから、
1階の入口脇のテーブルに着席。


インテリアは、女性好みのものばかり。
窓辺になにげなく置かれた
陶器の紅茶入れ(?)に、
2人ともしばし心を奪われました。


「素敵〜…」

「ヤンゴンで買えるのかしら」

「…お高いんでしょうね」

「まったく価格の予想がつかないわ」

「買ってもウチは置く場所がないなあ…」

「そうね…。…でも、欲しいわー」




ハイティーセットは2種類。
サンドイッチにスコーン、ケーキ、果物など
中身は同じですが、量が違うみたい。
セットAはティーポットが一つで
セットBは2つ付きます。

昼食代わりだったのでBを注文すると、
「お二人でBは多いと思います。
もし足りなかったら、単品でケーキ等
注文されてはいかがですか?」
ベテランぽい店員さん。

アドバイスどおりAにしました!
ヤンゴンのレストランで
こんな助言をもらったのはじめて。
(結果、本当にAで充分だった。
店員さんに感謝。)

「それじゃ足りませんよ」
とはよく言われるけどねえ…。


そして運ばれてきたのがこちら。


どうでしょうか。
2人でシェアするにしては、
少ないと思いますか?

炭水化物系のオンパレードなので
見た目よりどっしりと
お腹に貯まりますよー。


焼きたてパンのいい香り。
バーガーやスコーン、キッシュは
作りたて(温めたて?)でした。

見た目はイメージとちょっと違うかな?
私にとっては、
アフタヌーンティー=3段スタンド
なので、そこが残念。
(本場がどうかは知りません…)


ところで私は、
これまでスコーンを食べたことがなく
スコーン=コイケヤのイメージ。

(ちなみにコイケヤスコーンは、「スコーン!」とヒットするように、という願いから名付けたらしいです笑)

「日本の有名どころだと、
スタバに三角スコーンあるよね」
とYさん。
ああ、確かに見たことあるかも!

アカシアのスコーンはレーズン入り。
Yさんいわく、
ちょっとしっとりしたスコーン
だということです。
とても甘くて、クロテッドクリームとか
ジャムは不要な感じです。
(もとからついてないのですが…)

いやそれとも、
イギリスでは甘いスコーンに
さらに甘いクリームやジャムを
塗って食べるのだろうか。

今回のアフタヌーンティ取材の
なかで、それが判明するといいな。

現在2カ所で体験しましたが、
まだスコーン付きには出会えてません。

アカシアのスコーンを食べた印象では
私はやはりコイケヤのほうが好きかな。


どれもしっとりしていて甘さ控えめ。美味しかったです。


さて、肝心のティーのほうですが、
これが素晴らしかった!

私たちは、なんとかナイトという
紅茶を注文。
紅茶の種類がたくさんありすぎて
名前を忘れてしまいました。
でもそれを選ぶのも楽しかった!

いろんなものがミックスされた
ほんのり酸味とフルーティな香りがする
とても美味しい紅茶です。

専門店で紅茶をいれてもらうと、
こんなに美味しいのか!
と感動すら覚えました。

お湯は3回足してもらいましたが
最後までしっかり香りが楽しめました。

さすがティーサロン。

紅茶は種類によって異なりますが
50/4,500Ks くらいから購入可能。
お店オリジナルの缶に入れられるので
これは手みやげにも良さそうです。

時間があれば、
全種類の紅茶の香りを
嗅いでみたかったなあ…。


==========
・アフタヌーンティー
 セットA 15,000Ks
 セットB 25,000Ks
==========

Acacia TeaSalon
52, Sayasan Street, Bahan Township, Yangon
8:30 〜 22:00
01-554-739, 09-73113812
www.facebook.com/acaciateasalon/


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2015年9月29日火曜日

[ヤンゴン喫茶店]ミャンマー女性に人気の喫茶店3選

ヤンゴンで店舗展開が加速しているカフェ「アイスベリー」。内装もどんどんおしゃれに!


昨日のミャンマー喫茶文化の記事で、こう書きました。
ヤンゴンの昔ながらのラペッイェサイン(喫茶店)には、女性がほとんどいないと。
もちろん女性たちだって、ミルクティや甘いものと一緒におしゃべりするのが大好き。一体どんなお店でお茶の時間を楽しんでるのでしょうか? ここでは、地元で人気の店のなかから、私が個人的おすすめを3つ紹介します。

美味しくて雰囲気がよく、かつリーズナブルなところを選びました。メニューに英語表記があり、店員さんも外国人慣れしているところが多いので、ミャンマーのいまどき喫茶文化を味わいに行ってみてくださいね。



老若男女とわず大人気のシュエバズン

シュエバズン ベーカリー&カフェ

老舗のベーカリー&菓子店併設のカフェ。以前このブログでも、お土産の品としてシュエバズンのクッキーを紹介しました。幅広い年代に愛されていて、いつ何時に行ってもたいへん混んでいます。

お店は路地をはさんで2店舗に分かれており、ひとつがパンやクッキー等を取り扱う販売店で、もうひとつがこの写真のカフェです。カフェはフルーツジュースやコーヒー、アイスクリームなどが中心で、素材からこだわった美味しいスイーツの数々が楽しめます。ダウンタウンのチャイナタウンエリアにあるので、散策の休憩にも使えますよ。

客層:家族連れ、カップル、友だち同士
おすすめ:ホットコーヒー(無糖あり)、マンゴージュース(季節限定)、レディフィンガークッキー(しっとりサクサク)、特製ポテトチップス(堅あげ風、安心して食べられるポテチ)、特製せんべい(つまみに最高)

住所 246-248 Anawratha Rd
地図 https://goo.gl/maps/3Q08P
http://www.shwepuzuncake.com


ダウンタウンの「ジャンクションモーティン」店

アイスベリー

ヤンゴン市内で、すごい勢いで店舗を増やしているのがこのお店。
若者の圧倒的支持を得ているだけあって、安い! たとえば、フレッシュフルーツジュースが800〜1000チャット、アイスクリームが1スクープ700チャット(場所によって価格が多少違います)。アメリカンコーヒーなんて500チャット!(さすがに美味しくはなかったですが)、露天の喫茶店とほぼ同価格。

それでも、エアコンがばっちり効いていてゆったりできる環境は魅力的。人気なのも納得です。この店のウリは、シャンカオスエやミーシェッなどのミャンマー料理に、パスタやサンドイッチなどの食事メニューも充実しているところ。たいてい3000チャット以内でお腹いっぱいになれます。すばらしい。

客層:高校生〜大学生を中心に20代若者
おすすめ:シャンカオスエ(くせのない美味しさ、スープ付)、ドーナツ(シンプルなプレーンがおすすめ)、フレッシュフルーツジュース(最高のコスパ)

ミニゴン交差点(Dagon center向かい)
レーダン交差点(Insein Rd沿い)
ジャンクションセンターモーティン内(Anauratha Rd沿い)
他多数



比較的、お客さんの年齢層は高めな気も。

ミャーサベイ

昔からあるような老舗の雰囲気漂う喫茶店。政府関係や文学関係の建物・店が並ぶパンソーダンSt沿いにあるせいか、落ち着いた感じのお客さんが多い気がします(気のせい?)。

ドリンクメニューが豊富で、フレッシュフルーツジュースも多数。でも、いつ行っても大半のお客さんがミルクティや紅茶を飲んでいます。お茶に自信があるらしく、使用している茶葉の宣伝ポスターをでかでかと貼っているのが印象的。Ngar Pyan Teaというメーカーの茶葉で、このお茶がスーパーでお土産用に売られているのを見たことがあります。

昼時には、シャンカオスエやシーッチェなどのミャンマー料理もおすすめ(好き嫌いがわかれますが)。ミニゴンのシティマート裏手のほうにもあり、そっちはもっと食事メニューが充実しているようです(行ったことないので未確認)。

パンソーダンStはコロニアル建築が多く残る場所なので、こちらも街歩きの休憩スポットとして活用できそう。すぐ近くに、とびきりおしゃれで有名なカフェ「ラングーンティーハウス」があるのですが、ヤンゴンの日常の喫茶風景に浸りたいなら、断然こっちがおすすめです。

客層:中高年層が中心
おすすめ:フレッシュフルーツジュース、ミルクティ

No.71, Pansodan St (bottom Block), Kyauktada Tsp
TEL:( 01) 249-875, 256-067






2015年9月28日月曜日

[ヤンゴン百景 15]喫茶店とミルクティーの文化。

ヤンゴン市内の一般的なラペッイエサイン(喫茶店)


ミャンマーの昔ながらの喫茶店、「ラペッイエサイン」。ここは庶民の憩いの場であり、仕事の場(後述)でもあるようです。

ラペッは茶葉。イエは水。サインは店のこと。
私は最初、「ラペッイエ」は単純にお茶のことを指すのだと思っていたら、そうじゃなかった。ラペッイエって、ミルクティーを指す言葉なんだそう。

喫茶店をのぞいてみると、確かにミルクティを飲んでいる人が圧倒的に多いです。普段コーヒー派で、ブラック党の私もためしに飲んでみました。あまりの甘さに脳みそがキーンとなった…。

ミャンマーのミルクティは、茶葉をやかんの中で煮出し、たっぷりの砂糖とコンデンスミルクとともに頂きます。そう、牛乳じゃなくて練乳。これでもかってくらい、甘くするんです。
(2018年9月追記:たまたまネットで、大和総研が平成25年に作成した「タイ・ベトナム・ミャンマーにおける食品市場環境調査報告書」PDFを読んだのですが、そこには「ミャンマーでは牛乳の流通が難しいため、コンデンスミルクに加工している」といった旨の紹介がありました。だから紅茶にも、コンデンスミルクが主流なのかもなあ。)

人気店になると、おっきなやかんが何個もずらり。

一日で空になる練乳缶がこんなに…

よく、暑い土地では疲れをとるために甘いものを摂ると聞きます。以前、本で読んだのですが、東洋医学では食物を陰性(身体を冷やす)と陽性(身体を温める)で分けるそう。
砂糖は、極陰性。ミャンマーの人々も暮らしの知恵として、砂糖をたくさん摂ることで身体を冷やしているのかもしれません。

また、喫茶店の各テーブルには、よくお茶請けの菓子や軽食が置かれています。自分が食べたぶんだけ払うシステムで、菓子パンやインドのサモサ、中国の肉まんに似た饅頭など、その種類は実にさまざま。どれもかなり重量感のある食べ物ばかり。ここだけで相当なカロリーが摂れそうです。


ラペッイエとお茶請けの月餅。
まさかの激甘コンビに、想像するだけでクラクラ…

ちなみに、こういう昔ながらの喫茶店の客はなぜか大半が男性。女性ひとりで店にいる姿はほとんど見かけません。一説では、喫茶店は男性が仕事の話をするときによく利用するそうで。ラペッイエサインは昼夜問わず、いつもにぎわっています。

女性でもひとりで楽しめるラペッイエサインのことは、また次回。

2015年6月9日火曜日

【ヤンゴン喫茶店】THE BAKE HOUSE:欧米人御用達ベーカリーのキャロットケーキ



先日、にんじんを使ったレシピをネットで検索していたら、
「英国人の大好物であるキャロットケーキ」
という文章に目が留まった。

その記事によると、
イギリスのにんじんはとても甘くて、
ケーキにするととっても美味しいんだそう。
スポンジにすりおろしにんじんを混ぜた感じかなあ、
ヘルシーなケーキがウケてるのかな?
と、見たことのないそのケーキへの想像を膨らませた。

ほんの数行の記事だったけれど、
英国人とキャロットケーキなんて組合せは初耳だったので、
とても印象に残っている。


そして今日のひるま、
立ち寄ったベーカリーカフェのショーケースにて、
わたしは「キャロットケーキ」との初対面を果たした。

そのカフェは、サンドイッチをメインで提供しており、
時間帯を問わず欧米人客で賑わっているのだ。

ひと切れ4,000チャット(約400円)で売られていた
そのスクエア型のキャロットケーキは、
わたしが想像していたものとはちょっと違うものだった。

その名も「キャロット・レイヤー・ケーキ」。
すりおろしにんじん入りの茶色いスポンジが薄くスライスされていて、
そのスポンジと白くて重量感のあるクリームを、何層にも重ねている。
ケーキの表面も、そのクリームでしっかり覆われ、
さらにその上からたっぷりとクランチされた胡桃がまぶしてあった。

胡桃って、わたしのなかでは高級食材の類に入る。
こんなに贅沢に胡桃を使ったお菓子は、見たことがない。

わたしはチョコレートケーキを注文するつもりだったのに、
その見た目があまりにも美味しそうで、
思わずキャロット・レイヤー・ケーキを指さした。


食べてみると、白いクリームはホワイトチョコだった。
濃厚な甘さのクリームに、手作り感あふれるどっしりしたスポンジ、
そして胡桃の食感と香ばしさが、絶妙にマッチしている。

キャロットケーキって、
こんなにおいしかったのか!

一緒に注文したアールグレイの紅茶との相性も、抜群によい。
ただ、カロリーは相当ありそう。
一切れでお腹がパンパンになった。
まったくヘルシーじゃないけど、
しばらくしたら、また食べに来たくなる予感…。


これが英国風のキャロットケーキなのかは別として、
「キャロットケーキが好き」
と言いたくなる人の気持ちはわかった気がする。

もしこれから手みやげが必要になったり、
誰かを家に招く場合は、このケーキを用意してみよう。


[キャロットケーキを売っていたお店]

THE BAKE HOUSE
http://www.yangonbakehouse.com




2015年5月18日月曜日

【ヤンゴン喫茶店】THE PRESS OFFICE:洒落たカフェがまた増えた!


カウンターには、おいしそうなお菓子が並ぶ。

ヤンゴンにおけるカフェ激戦区のひとつ、BoYarNyunt 通り。
めまぐるしく店が入れ替わるなか、
「他とは違う」と思わせる素敵な店構えの
お洒落カフェが開店してました。

THE PRESS OFFICE CAFE

しかも、ヤンゴンで1、2を争う
人気カフェ「easy」の真向かいに!

ミャンマーのコーヒー豆の産地、
シャン州のものとのブレンドらしい。
「コーヒーサークルの豆を使っているんです」
と、マネージャーさん。

コーヒーサークルとは、
ヤンゴンでコーヒー関連機器や豆の販売をしている会社が
会社のとなりに経営してるカフェ。
コーヒー好きな人にとても人気の店です。
私がヤンゴンに来たばかりの頃は、
ミャンマーになじめなかったこともあり、
よくこのコーヒーサークルに通ってました。
(10カ月前だけどすでに遠い昔のことのよう…)

たしかに、内装の感じとか
パンやクッキー等のディスプレイが
「コーヒーサークル」に似ています。


ただ、ここには食事メニューがなく、
パンにカップケーキ、タルトなど、
おやつ(軽食)と飲み物のみ。
コーヒー(アメリカン) 2400Ks
オレンジチョコタルト 2400Ks  など。

1階がカウンター席で、2階はテーブル席。
たまの現実逃避に来たい店。


THE PRESS OFFICE CAFE
-----------------------------------------
No.31-4. Plaza 31 BoYar Nyunt Rd.,
YawMinGyi Ward, Dagon Tsp, Yangon
tel.092-6178-0491
営業:月曜定休
火〜金 8am〜8pm、土日 10am〜8pm

2015年5月6日水曜日

【ヤンゴン喫茶店】Black Sky:フルーツジュースが美味しい!

前回ブログ

【ミャンマー】フルーツ天国で出会った、アボカドシェーク。

で紹介した、アボカドのジュース。


ミャンマー人の友人に、
「美味しいアボカドジュースがある店はどこ?」
と聞いたところ、
彼女の職場のすぐ近くにあるという
喫茶店を教えてくれました。




「Black Sky」です。
なぜブルーじゃなく、あえてブラックにしたのか。
店名がとても気になるこのカフェは、
パンやお菓子のほか、ジュースのメニューも豊富。

場所はダウンタウンのマハバンドゥーラ通り。
49 Stとの交差点にあります。

そしてこれが、アボカドジュース 2,500チャット。
砂糖を減らしてとお願いするの忘れてて、
すごく甘かったけれど、おいしかった。
ねっとりした口あたりと、コクのある味。




氷は入っていないので、
注文してすぐ、冷たいうちに飲むのがおすすめ。
テイクアウト用のジュースは、
こうやってフタが密閉されてることが多いので、
街歩きのおともにもいいですね。


ちなみにブラックスカイの店内はこんな感じ。



...なんだか素敵!

ふつーのシンプルな内装なのですが、
すっきりしていて清潔感あふれるところって、
ヤンゴンのローカル店にはあんましないです。

ここはなんだか違います。

広々していてクーラーも効いてるし。
し、か、も。
この店はフリーWi-fiがある!!

すごい。
次はコーヒー飲みに来てみようかな。

【ヤンゴン喫茶店】※閉店※ Snow factory:看板メニューはふっわふわのかき氷。

(2018年追記)
Snow factoryは閉店しました。
===============


バハン地区の複合施設・パールコンドにある、
ミャンマー人で賑わうカフェ。

内装もおしゃれー
Snow factoryというその名の通り、
ふっわふわのかき氷が看板メニュー。
ガリガリした昔ながらのではなく、
台湾にあるあの、きめ細かい氷です。



外壁に貼られたメニューの写真に釣られ
ふらふら〜と店内へ。

写真は、平日の午後3時頃の風景。
オープン間もない様子の店内は、
約9割がミャンマー人のお客さん。

すごい。



・マンゴーかき氷 4500Ks(S)
・アメリカンコーヒー 1500Ks

と、結構高めのお値段設定。

ヤンゴンのカフェは何件か行ったけど
ここは内装にこだわりを感じました。
(なぜか、カウンターチェアとテーブルとの距離感がおかしい。残念)

BGMも落ち着く音でよかった。


こういう暖色系の裸電球を
照明としてオシャレに使っているお店を
ヤンゴンではよくみかけます。



肝心のかき氷は...おいしいっ。

店のオススメのマンゴーかき氷を注文。
ココナッツ風味のきめ細い氷に、
マンゴーアイスとマンゴー果実、
そしてマンゴーソースがたっぷり。

サイズはSとLがあり、
私はSの注文でちょうどよい量でした。

器に添えられているビビッドなお花が、
アイスの単調な色合いの中で際立ち、
最後のひと口まで華やかに頂けました。



コーヒーは、薄め…

そういえば


ハワイに同名のかき氷店があります。
ミャンマーブログを書いていらっしゃる
ローカルさんという方の情報によると、
オーナーは韓国人だそうです。

たしかに、
入口には韓国人の女優さんぽい写真が
デカデカと貼られていました。
ネットで調べた限りでは、確かなことは分からず。


見た限りでは、ロゴや店のコンセプトは、
ハワイのそれとよく似ています…

ローカルさんのブログ。
この店を楽しい文章で紹介しているので
このお店が気になる方はどうぞ!

2014年8月19日付
ミャンマー・アングラLIFEブログより
「ヤンゴン最強のカキ氷が登場!」
http://blog.goo.ne.jp/yangonmrkeicy/e/5ad1ce7e1dc17fb2125ee34a2f441046



パールコンドという建物は、
下層が商業施設で、
上層がオフィスや住居になっています。

A棟、B棟、C棟...とあり、
ロッテリアや韓国料理店、雑貨店、ヘアサロンなど、
韓国系テナントが多くあるようです。

出所はともかく、とても落ち着くお店でした。
客層は、韓国人率かなり高いです。



Snow factory
Block C, Ground Floor
the Pearl Shopping Center,
Kaba Aye Pagoda Road,
Bahan Township


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