【概要】 日中翻訳学院では、2025年5月25日より開講する日文中訳の通信講座「建国塾」第四期の受講生を募集いたします。
講師は、塩野七生、吉川英治、陳舜臣などの作品を多数翻訳し、また村上春樹の翻訳作品研究でも知られる、中国の著名な翻訳家・上海外国語大学の田建国(でん けんこく)教授です。
外交官やTBS(東京放送)北京支局での勤務経験を経て、現在は上海を拠点に翻訳と教育活動に携わる田教授。生きた言葉や現代社会の動向をタイムリーに取り入れた実践的な授業を展開し、翻訳スキルの向上はもちろん、プロの翻訳者としての心構えや実務ノウハウなどを多角的に指導いたします。
講座の進行は、毎週日曜日に講師より課題文を受講生へメール送信し、受講生はそれを2週間以内に翻訳して講師へ提出します。その後、講師は丁寧に添削した訳文・参考訳文および講評を、各受講生にメールで返送します。このサイクルを全10回行い、最終回には対面でのスクーリング(集中講義)を実施予定です。
スクーリングでは、田教授が中国から来日し、直接講義を行うほか、受講生の皆さまと親しく交流を深めつつ、翻訳力のさらなる向上を目指します。
ベテラン講師・田建国先生から「信・達・雅」(忠実に、流暢に、美しく)という日文中訳の極意を学びましょう!
【講師紹介】 田 建国(Tian Jianguo)1959年、中国・江蘇省南京市生まれ。上海外国語大学日本語学科卒業。中国駐日本国大使館二等書記官、TBS北京支局勤務などを経て翻訳家としてデビュー。塩野七生、吉川英治、陳舜臣をはじめとする多くの日本文学作品を翻訳・出版。著書に『翻訳家村上春樹』など。現在は、上海外国語大学賢達経済人文学院にて教鞭をとりつつ、翻訳研究や若手翻訳者の育成にも力を注いでいる。
日本僑報社関連の著書・訳書には以下がある:
•『日中「俳句」往来――作品集『大陸逍遥』を通じて――』(田建国著、岩城浩幸訳)
•『大陸逍遥』(岩城浩幸・岩城敦子著、田建国訳/2006年 五洲伝播出版社刊、日本語版は日本僑報社より刊行)
田先生の新規訳書ご紹介
1、与谢芜村著,田建国译:《四季的俳意——与谢芜村俳句集》(国际文化出版公司,2022)
2、宫泽贤治著,田建国译:《宫泽贤治短篇小说选》(华东理工大学出版社,2023)
3、上野正彦著,田建国译:《尸体在撒谎》(北京联合出版公司,2023)
4、佐野和彦著,田建国等译:《巴学园的父亲:小林宗作传》(上海教育出版社,2023)
5、 陳舜臣著,田建国等译:《马可•波罗》(浙江文艺出版社,2024)
申込要領
別添の申込票に必要事項をご記入の上、メールに添付して下記のアドレスにお送りください。申込票ダウンロードはここhttp://fanyi.duan.jp/t2025.doc
申し込み先: fanyi@duan.jp 日中翻訳学院 事務局
※(注記)入学手続等については、申込メール受付後、追ってご案内いたします。