東京大学大学院 工学系研究科
東京大学生産技術研究所 人間・社会系部門
2020 年 72 巻 1 号 p. 65-70
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本研究は,スペクトル固有直交分解(SPOD)を用いて,角柱建物モデルの周辺における地表面に近い平面の風速場の乱流構造を解明することを目的としている.SPOD は,固有直交分解(POD)と離散フーリエ変換(DFT)の組み合わせで,最大の運動エネルギーを持っている物理現象を抽出することができる.研究の結果,計算から得られた固有関数は,カルマン渦を含み,色んな渦の時空間構造を示した.また,得られた固有値は,すべての渦の運動エネルギー分布を示し,歩行者空間の快適性が改善できる可能性を示唆した.
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